ナワ文化とトトナカ文化が交わる独特な雰囲気

どんな町?

クエッツァラン村。メキシコシティから5時間程の所にある、山間の小さな村です。日本人旅行者のゴールデンルートからは大きく外れるため、ご存知の方は少ないでしょう。

所在地はプエブラ州となっていますが、ベラクルス州に小さな半島の様に突き出たエリア、プエブラ州の北端のエリアにあります。

文化的にはナワ族とトトナカ族が入り混じるエリアで、村から30分程の所にトトナカ文化最初の都市ジョワリチャン遺跡があり、村では今でもナワトル語を第一言語としている人達が住んでいます。

 

街歩きが楽しい

 

コーヒーがおいしい

こぢんまりとしていながらも、綺麗な街並みの街歩きが楽しく、モレなどの郷土料理が美味しい場所です。

スーパーに行くと所狭しと並んでいるコーヒーの棚。ブランドによって生産地も違えばお値段も違いますね。もちろんそのお味も違うハズ!?

我々の日常生活にもはや欠かすことが出来なくなったコーヒー、日本では沖縄や小笠原諸島でも栽培に挑戦されている方々もいらっしゃるそうですね。

メキシココーヒーはベラクルス州、プエブラ州、オアハカ州やチアパス州などで盛んに栽培されており、アメリカ大陸ではブラジル、コロンビアに次いで3番目に生産量が多いメキシコ。でも日本には殆ど入っていないようでして、お隣のグアテマラのコーヒーが日本への輸入量ベースで5番目に多いようです。

 

メキシココーヒーの農園を見学

 

コーヒーに対する価値観が変わります

今となってはオシャレなカフェも沢山あり、コーヒーと共に過ごす時間はいつしか【お金を払ってでも得たい】特別なものとなりました。皆さんにとって焙煎やら等級やら品種やらコーヒーの技術的な詳しい話はココでは抜きにして、皆さんにとってオイシイコーヒーって何でしょうか?

私の場合は、勿論産地や等級、品種によって酸味や甘みやコクといった味覚要素が嗜好に与える度合いはゼロではありませんが、コーヒー農家での朝一番のモーニングコーヒーだったり、その農家で栽培した人達と一緒に飲むコーヒーが最高にオイシイと感じます。

車や音楽など、雑音一つない自然の中で、小鳥の囀りで目を覚まし、朝日に照らされてテラスで淹れたてのコーヒーを飲む。これは映画の中の気取ったシーンではなく、誰でも身近に自然にできる事なのです。ココ、メキシコでは。

折角いらしたメキシコで、名も無き美味いコーヒーを味わってみてはいかがでしょう。コーヒーに対する根本的な感情みたいなものが変わることでしょう。

 

コーヒー農園で極上のひと時を

 

ご飯もおいしい!

 

トトナカ文化の遺跡にもご案内

メキシコ中東部、メキシコ湾側に栄えたトトナカ文化の初期の都市、ジョワリチャン遺跡をご案内します。200年頃からトトナカの首都として建設が始まり、600年頃に首都機能はエル・タヒンに引き継がれます。この文化は1519年にスペイン人がベラクルスに上陸し、当時最大の勢力を誇っていたアステカで知られるメシカ帝国を乗っ取る際、スペイン人側を手助けし、トラスカラ族と共に植民地化の初期の段階で重要な役割を果たした部族です。

 

こんな方々におススメです!

  • 「メキシコの素顔」を感じたい方
  • 「移動」の時間を「発見」の時間に変えたい方
  • 女子旅
  • まったりしたい方
  • 文化・自然が好きな方
  • ご高齢の方や御身体に不自由がある方でメキシコを存分に楽しみたい方
  • 悶悶と過ごしている老若男女
  • 少人数での記念旅行(卒業旅行、お誕生日、結婚記念、還暦祝い、親孝行など)

もちろん、上記の方々以外の方でも大歓迎です!