「征服者」の墓を修復するよう、スペインの極右政党がメキシコに要求しています。(1/2)


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世にある旅行について、

毎日行き当たりばったりにメキシコから好き勝手に書いている、

ゆるすぎるメキシコブログ【キオテ通信】の時間です。

 

メキシコ在住16年目、

「メキシコの素顔を世界に!をモットーに、

複雑で広大なメキシコを【お得】で【楽】で【濃厚】完全プライベート日本語ツアーで、

いつかまた戻ってきたくなるメキシコ旅行を提供している、

メキシコ観光省認定日本語ツアーガイド兼ドライバーの岩﨑コウで御座います。

 

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「征服者」の墓を修復するよう、スペインの極右政党がメキシコに要求しています。(1/2)

👆忘れ去られたエルナン・コルテスの墓がある教会

 

言葉の魔力

人の「言葉」ほど軽いものは無いと思って、

それって例えば戦前から戦後を生きた方なら痛感されていると思います。

鬼畜米英、一億玉砕とか言っていて、

終戦を迎えればマッカーサー万歳となったのがいい例でしょう。

 

現代だって、

「個性が大事」、「個性を伸ばせ」とか言っているけれど、

逆にその対極にあるAIで人間の「個」が排斥される流れにあったりします。

 

そもそも「個性が伸びる」っていう言葉自体がおかしいと思っていて、

何かの拍子にビヨーンて伸びるんですかね。(苦笑)

個性って元々自分の中に既にあって、

「個性を認める」とか、

「個性を出す」の方が適当だと思うんです。

同調圧力とかなんとかで、

上から押しつけてしまっているから個性が出て来ないわけで、

そんなものを取り除いてしまえばいいのでしょう。

なんて「言葉」で言うのは簡単だけれど・・・

 

「個性を伸ばそう」という言葉を使っている人自体、

その意味を分からずに伸ばそう伸ばそうと連呼している状態、

だから所詮「言葉」なんてそんな程度にしか使われていないということだと思っています。

 

アメリカの日本への原爆投下により命を奪われた、

日本の無実の一般市民に対する「謝罪」の言葉はおろか、

そんな態度を見せていないアメリカですが、

僕は「ごめんなさい」っていう「言葉」自体にはあまり関心がなくて、

「ごめんなさい」に裏付けされる「行動」が大事だと思っています。

 

「ごめんなさい」ってただの言葉であって、

その言葉があろうがなかろうが、

「現実」って実は何も変わらない。

「行動」がないと何も変わりませんね。

 

僕の個人的な話になりますが、(苦笑)

高校の体育の授業で軟式テニスがあったんですね。

そこで先生が、

「軟式テニスにはシングルスがないよな?」

ってテニス部の僕に聞かれたから、

「いえ、ありますが?」

って言ったらそのセンコーが逆上を始めたのでした。(苦笑)

「お前は俺を皆の前で恥をかかせた!」と。(苦笑)

僕は面倒だったので一応形だけ「ごめんなさい」って言ったんですが、

心では笑っていたのでした。(苦笑)

 

だからここでも「言葉」なんてそんなもんで、

その「こめんなさい」という言葉で怒りが静まる程度であるならば、

それってその起こった事に対してじゃなくて、

ただ相手を「屈服」させたかっただけという、

その人の感情でありエゴなんです。

だから「謝罪」とは無関係になります。

 

だから僕の場合、

言葉による「謝罪」って、

結構どうでもいいと思ってしまって、

言われても「はいはい」と片付けてしまいます。

👆自分が心ではゲラゲラ笑っていたという経験から。(笑)

 

ちなみにそのセンコーというのは、

昔110mハードルで日本記録を作った人で、

たしか今陸上のジュニアオリンピック選手団だかの監督かなんかしてると思います。

 

それと同じような状況にあるのが、

メキシコとスペインです。

 

スペイン人が虐殺したメキシコのご先祖様の数

一概に比較できるものではありませんが、

「犠牲者数」で言えば、

日本の原爆の犠牲者数が約50万人としますと、

昔のメキシコ、

メソアメリカ時代にスペイン人の布教という名の侵略では、

正確な数字は分からないものの、

100万人近い「先住民」と呼ばれる人たちが亡くなった、

とされています。

 

僕はそれ以上、

下手すると倍ぐらいだとも思っていて、

この数字というのは、

数字が残る1550年~70年の20年間に生存していたとされる、

約200万人の「先住民」の人達が、

1605年の”調査”では107万5千人にまで減っているのです。

これには1550年以前の数字は入っていませんので、

1519年のスペイン人の上陸時から数えれば、

更に犠牲者数があってもおかしくありません。

 

現に1520年5月20日に行われてたテスカリポカ神の祭、

T ó xcatl(トシュカトゥル)で

通称テンプロマヨール(テンプロマジョール)、

ウェイ・テオカリに集まっていたメシカの群衆400人を、

スペイン人のペドロ・デ・アルバラドの命令で虐殺しています。

☟こいつ。(MNV・撮影岩﨑)

 

とりわけドミニコ会が1526年に到着して以降、

彼らによる暴力的行為は増したとされています。

 

歴史は見る側によって正反対になる

僕らが使う歴史の教科書では、

「コロンブスがアメリカ大陸発見!」

などと英雄的に書かれていることがまだ?多いのですが、

こうしたスペイン人による殺戮の事実というのは、

一言も語られないのです。

 

スペイン人からすれば、

日本的に言えば「開国」を手助けしてやったじゃないか、

というのが理由の一つにあるようです。

あのまま神殿の上で、

心臓を取り出し斬首して神に捧げる生贄なんか続けていたら、

今のメキシコはなかったのですよ?と。

 

それは余計なお世話というもので、

後付けの理由にしかすぎないのは明白。

というのはスペイン人のアメリカ大陸の植民地化の目的は、

「ゴールドと布教」でしたから。

しかも布教なんてカネ儲けのための大義名分であって、

上記の「殺戮」行為をみれば言行不一致もいいところ。

障害者や社会的弱者を救っていたキリスト様の精神はいったいどこに?

 

ここでも「言葉」って、

空き樽は音が高いのと同じで、

そんなに熱心に「信仰」したって、

中身がなかったら何にもならない、

虚しいものにしかすぎませんね・・・

 

別にカトリックや特定の宗教を批判しているのではなくて、

僕らの日常生活にも大いに言えることだと思っています。

声が大きい喋りさんが有利な場合が多いですが、

大事なのは「聞く側」でもあって、

声の大きさと言葉数に騙されずに、

本質を見たいですね。

 

スペインからの“要求”

それで、

その「征服者の墓」というのがここ☟にあるんですが、

これをちゃんと綺麗にしろとの要求がスペインの極右政党VOXから入ったという話。

☟左の赤い四角

 

これに感じることの根本て、

意外な所にあったりして?

 

続きは次回に~

 

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