あまり語られないメキシコの8月の話(1/3)
世にある旅行や海外生活について、
ほぼ毎日行き当たりばったりに、
メキシコ現地から好き勝手に書いている、
ゆるすぎるメキシコブログ【キオテ通信】です。
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熱(暑)い8月、メキシコも歴史的に大事な月です。

👆500年前のメキシコシティ中心部の様子。写真右下あたりが現在メトロポリタン大聖堂(カテドラル)がある場所です。
【前置き】メキシコの気候
2022年のお盆が過ぎ、季節は秋へ・・・(暑) てかもう、暦の上では「秋」でして、 8月7日ぐらいから1カ月ぐらいですかね、 初秋という季節です。 毎年思うんですが、 日本ていつからこんなに暑いんでしょうね。 ずっとこんな息(生)苦しい暑さが、 毎年夏になると襲ってきたんでしょうかね? 僕の悪すぎる記憶力を辿って30年ぐらい前の小学校時代を思い返してみると・・・ そこまで息(生)苦しくはなかった気がするような。 当時はまだ「日射病」と言っていて、 せいぜい「帽子を被りましょー」と言われたぐらいで、 「熱中症」とか「死者」というワードがテレビで聞かれるような状態じゃなかったような? すみません、 僕の記憶の話なので、 間違っていたらご容赦を。 こちらメキシコ、 この時期は雨季でして、 昨今も短時間に集中豪雨が降ることもあれば、 気付かない内に降り始め、 数時間に渡ってシトシトと降り続くこともしばしば。 気温は日中日が差すとグンッと上がりますが、 「水を飲まないとヤバい」ものではありません。 ですから、 僕のベースがあるメキシコの首都メキシコシティには、 熱帯圏にありながら殆どクーラーというものがありません。 緯度的には沖縄や台湾よりも下にありながら、 標高2240mという高原地帯にあるので湿度が少なく、 年中カラッした気候で過ごしやすいです。 冬もそこまで気温が落ちることもなく、 これまで18年間でたしか一回? 首都メキシコシティで「氷点下になった!」と騒いでいました。(苦笑) そんな新暦で8月という時期。 メキシコで祝日やバケーションシーズンと言えば、 イースターがある3月や4月、 独立記念日(もうすぐ)の9月半ば、 そして年末と、 この3つがとりわけ大切な時期になります。 イースターとクリスマスは、 カトリック国であるメキシコにとっては当然大事な時期。 占領者から離れ、 今日の「メキシコ」になるきっかけになった「独立」ももちろん大事。8月もメキシコ史上大事な月
じゃあ「8月は?」となるんですが、 実は“8月も” 大事な月なんです。(笑) 日本もそうですよね。 8月と言えばいろんな想いが沸き起こる月。 暑さ以外に。 はい、戦争ですね。 「祝日」ではありませんが、 戦争の記憶が最も蘇る、 日本の重要な月。 実はメキシコもですね、 ある歴史上の超重要な「大事件」が、 しかも二つも起こった時期、 というのが新暦の「8月」です。 それらの「大事件」というのは、 祝日になっているわけではないので、 うっかりしているとサッと過ぎ去ってしまいます。 ということは、 メキシコの人達でも「知らない」、 あるいは重要性はわかるけれど「思い出せない」 という人も多い。 「大政奉還、何月何日だっけ?」 みたいなもの。(苦笑) 年号は知っていたも、 その日付は知らなかったり思い出せないものが多い。 で、 メキシコの「8月」に何が起こったのかというと・・・昔のメキシコの8月に起こった大事件
- メシカ(アステカ)帝国の首都テノチティトランが侵された
- スペインからの独立
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