メキシコ旅行は点と点で終わるべからず
前回の続き👇です～。まだの方はこちらからどうぞ。
前回は旅行がどんどん局所的になり、
「行程の飛ばし」に原因が一理あり、
人間の感覚も鈍ってきて、
「人間はバカになっている」
が現実に近づいている、
というようなことを書きました。
旅行は点と点で終わるべからず
👆テオティワカン遺跡を「点」みると良く分からない
「バカな人間」にならないためにするべきこと
だからどうすりゃいいんだいってところで、
もうかなり上の方で書きました、
行程の話です。
つまり「徒歩」「陸上移動」の部分。
そこを飛行機でぶっとんじゃうと、
必然的に局所的な旅行になっちゃいます。
だからそこを敢えて「徒歩で」（汗笑）
難しくても,
せめて、
できるだけ陸で行って見ることが良い。
「背景」を知らないとどうなるか・・・
もっと言うならば、
旅行の前の段階から、
目的地を決める段階から、
積極的にガイドさん（僕）に絡んでみること。（笑）
そうすると、
これが驚くほど、
メキシコ現地旅行が楽しいものに変貌します。
どうしても、
背景を知らないとですね、
享楽的な、
文明的消費しかしない、
浅はかな旅行になってしまいがち。
「～の高級リゾートホテルで・・・以上！」
みたいな。（苦笑）
使わない部分は退化するのが自然
たまにはそういう旅行もいいでしょうし、
僕だってたまには異世界体験として行ってみたくなります。
「さてさて、世界のオモテナシはどんなものか」と偵察も兼ねて。（笑）
ただ、
安全・快適・便利で、
自宅と同じような環境を、
高級リゾートに求めただけでは、
残念ながら、
使わない人間の感覚は頽落するのみ。
それって、
美しものを美しいと感じなくなったり、
美味しいと感じくなったり、
最悪なのは、
幸せを幸せと感じなくなったり。
だから人間としての感覚は、
目には見えないけれど、
感じる以上に気を付けた方がいいと思うんですよね。
凸凹を認めて旅程に含めると・・・
「感覚の頽落」は人間の生活に大きな影響を与えることになります。
たとえば、
ＡＩなどのハイテックの登場と進歩によって、
「これからなくなる職業リスト」
なるものも出てきています。
凸凹なく、
プログラムされた仕事にとどまらず、
人間の知能のように、
自分で周囲の状況を精査して、
やるべきことも考えてくれるでしょう。
こうなるといよいよ、
凸凹過ぎる人間の居場所がなくなっていきます。
完全体なんかにはなれないのに・・・
あとは、
「キャリアプラン」とかいって、
自らを半永久的にスペックアップし続け、
限りなく完全体に近づけようとする、
ざわつくビジネス界隈があります。
超非生産的な「英語の公用語」を推し進め、
英語ができない超優秀な人材を排除する企業があります。
僕はそういう環境には一歩引いているので、
あまり詳しいことは知りません。
でもですね、
たまにおもんです。
「キャリア武装する人達はどこに行くのだろう」と。
完全武装なんてできやしないのに・・・
自分の凹を認めること
僕には特別な知識や技能がありません。
外国の人に、
メキシコのことを知ってもらうための、
メキシコに関する少しばかりの知識はありますが、
メキシコの複雑すぎる背景を知り尽くすには、
生きている間にはムリでしょう。
例えば英語の公用語化。
実際に外国に20年近く住んで、
日常のほとんどをスペイン語という外国語で過ごすという生活をずっとしているんですが、
僕にはもうこれ以上の外国語の上達は難しいと感じています。（痛笑）
未だに討論難組などで、
日本語をペラペラ活舌よく喋る若者を見ると、
「すごいな～」と感心しちゃうほど。（苦笑）
だから専業の「通訳」なんてやろうとも思いません。
自分の凸を売る
でもですね、
僕には別の能力があるので、
べつに言語能力が低くても補完できます。
全部ひっくるめて「岩﨑功」なので、
「いつまで経っても外国語が上手くできない」から、
岩﨑功はイケてない、
とは思いません。（笑）
粘土をグニャグニャすると、
形は跡形もない形に変形しますが、
その質量は変わりません。
人間、
もっと「粘土」であるべきですよね。（苦笑）
凹んで盛り上がって、
でも時にはみんな一緒に綺麗な球体になったりして。
サッカーに見るチーム最高の凸凹
でもなんか今は、
完全武装するかのように、
オールラウンドプレーヤーになりたがる人、
オールラウンドプレーヤ－を求めたがる都合よすぎる企業がやけに多いような。
サッカー選手だとその辺もっと明白で、
スーパースターが代表に選ばれるとは限りません。
チームとして凸と凹を組み合わせ、
総力を最高水準にもっていくのが監督の人事。
ちょっと話は会社の人事にそれましたが、（苦笑）
旅行だって、
凸と凹があって当たり前で、
それを通るのが普通であって、
そこから旅の本質ができ上るというのを
もう少しだけ見直してたほうが良いと思うんです。
そんな旅を楽しめるようになると、
人間にも「感覚」が戻り、
幸せを幸せを感じられるようになるのかな、
なんて一人思ったのでした～。
皆さんはどうお考えでしょう。
今日でこのテーマの連載は終わり。
また次ネタができたら書き始めます。
でまた。
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