コロナ:4月20日/メキシコ銀行利下げ

コロナウイルスの現状:4月20日現在

上の曲線が感染者数

下の棒グラフが死者数

感染者:8,772(前日比+511)

感染疑い:9,653(前日比-486)

死者:712(前日比+26)

実際の感染者数はこの約8.2倍とみられています。

よって実際は50,000人以上が感染している可能性が高いとのことです。

 

今日から3段階の一番上、

フェーズ3に引き上げられました。

理由は病床数の不足によります。

ソーシャルディスタンス及び不要不急の外出自粛要請、

レストランなどの店内飲食の禁止などの措置はそのまま継続され、

経済活動再開は感染率の自治体は5月18日、

首都メキシコシティを含む自治体は6月1日の見込みです。

学校の再開も同日となります。

フェーズの引き上げによる武力行使はないそうです。

 

国民10万人あたりの感染率は6.86人、

一方で首都メキシコシティは25.76人、

ロスカボスがるバハカリフォルニア・スルが25.48人、

カンクンがあるキンタナローで21.12人。

 

メキシコ中央銀行(Banca de Mexico)は、

3月に続き、

今月も50ベーシスポイントの政策金利の利下げを行い、

利率が6.0%になります。

今後段階的に下げて行き、

最終的には4.5%に落ち着ける見込みです。

 

日本の基準割引率および基準貸付利率はー0.1%、

米国は0.0~0.25、

EUが0.0、

今回の利下げでメキシコが6.5から6.0%へ(段階的に4.5%へ)

主要国では日本とスイスがマイナス金利政策をとっています。

 

ラテンアメリカ経済委員会(CEPATL)は、

メキシコはベネズエラ(-18%)に続き、

ラテンアメリカで2番目の不況となる見通しを更新しました。

やはり、

隣の世界第一位の経済大国米国への依存体質による影響が大きく、

それにより輸出、家族送金、観光による収入の落ち込みが深刻になるためです。

 

出典:

https://www.eluniversal.com.mx/

https://www.eleconomista.com.mx/economia/Mexico-tendra-una-de-las-2-recesiones-mas-agudas-de-America-Latina-alerta-la-Cepal-20200421-0053.html

https://www.eluniversal.com.mx/cartera/banxico-decide-disminuir-tasa-de-interes-en-50-puntos-6

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