メキシコツアー、それを知っていたらホントに買う?(2/2)


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前回👇の続きです~

メキシコの気球ツアーの話(1/2)

この世の中、

そんなに得する話ばかりじゃありません。

 

この世の中、

そんなに良いとこ取りで行けるほど簡単じゃありません。

 

「安い」価格には理由があるんです。

 

でもその分、

個人手配が楽になったからこそ、

その辺の「品質」や「安全」についても、

「自分で知る」必要性が大きくなりました。

 

「自分で知る」というのは、

自分のことは自分で責任を持つということ。

全部人のせいにするんじゃなく。(法的に相手に責任はあっても)

 

でもそのことに注意する人は少ない。

それが無謀な値下げや面倒な安全管理の頽落に拍車を掛けているわけです。

 

旅行者が知らないとこで・・・

 

誰が案内してくれる?

誰が連れて行ってくれる?

運転する人の健康状態は?

その車、整備されてる?

どこを通る?

ツアーの正味時間は?

不要なお土産に連れて行かれて買わされない?

 

じゃあ、

どうしたら「安全」な旅行サービスを見つけられるのでしょう。

 

もしそれを知ってたら買う?買わない?が基準

行き過ぎた値下げ競争の結末

ご想像つくと思いますが、

十分に機材のメンテナンスができません。

 

当然、

お客様の命を守る人の教育もできません。

 

気球の「パイロット」、

ツアーの車両の「ドライバー」だって、

安月給なので他人の命なんて二の次。

 

今回のように起こってしまった「事故」は、

権力者によってもみ消され、

具体的な対策も立てられず、

また「いつも通り」の日常へと戻っていきます。

 

僕のガイド仲間が使っている車に乗ったんですが、

ブレーキがキーキー泣くんですね。

明らかにブレーキパッドを交換しなきゃいけない合図なんですが、

彼曰く、

お金がないという理由でそのままにしているとのこと。

 

お客さんのための「安売り」が、

実はまわりまわってお客さん自身の命に危機をもたらす行為に繋がるということです。

 

嫌でも自己防衛しかない、でも・・・

プエブラからメキシコシティに戻る高速に料金所があります。

その料金所の手前が20キロに及ぶ下り坂の真下にあるんですよね。

これまでにその下りでブレーキを焼き切ったトラックが、

何度料金所に突っ込んだことか。

 

でも未だに料金所はその場で集金活動を続けています。

僕は安全対策として、

最も端のレーンを使うようにし、

連休などの混雑時には、

そのルートを使わないようにしています。

 

そんなこと言ってもですね、

どこが安全で、

だれがちゃんとメンテナンスしていて、

だれがブレーキパットを交換していて、

どの会社が適正な給料をドライバーやパイロットに与え、

安全研修を充実させているかなんて、

分かんないですよね・・・

 

日本の旅行会社が販売するパックツアーなんか買った時には、

現地の業者の詳細情報を得ることはほとんど不可能。

 

一応大手さんは、

ツアー会社を選別しているんでしょうけれど、

結局現地の業者に丸投げで、

自分たちでいちいち細かくチェックなどしないでしょう。

 

そんな時は質問攻めにしてみることですね。

返答そのものも大事なんですが。

もっと大事なのは、

自分の質問にたいして、

真摯に対応してくれるかどうか。

 

日本にいる担当者なら分からないこともあるでしょう。

それは仕方ないとしても、

その後ちゃんと調べて返答をしてくるか、です。

 

そもそも自分が日本の大手旅行会社だったら・・・

残念だけどメキシコの気球ツアーは扱わない。(沈)

 

いや、

メキシコに限らず気球は扱わない。

 

だって、

気球って車よりも飛行機よりも「危険な乗り物」だから。

 

だって、

そもそも逃げ場がないから。

 

だって、

緊急とわかった時点でもう重大事故だし、

飛行機や車のように緊急操作ができないから。

 

そんな「危険」な乗り物に僕は乗りたいと思えないし、

自分が安全と思えないアクティビティは、

自分のお客様にはおススメする気にはなれません。

 

もちろん、

僕のサービスは「個人旅行をお手伝いする」なので、

個人で乗りたい方はどうぞどうぞご自由にで、

通常ご依頼を拒否することはないんですが・・・

僕はおススメはしていません・・・(謝)

 

同僚のフリオ君には悪いけど・・・(苦)

 

日本よりウルサイ国はないと思った方が良い

飛行機のパイロットや整備士なんかでしたら、

国際的なルールが有ったりするんでしょうけれど?

ローカルのサービス、

例えば気球の操縦士やバスの運転手というのは

その国の、

その会社の、

最後はその個人の“意識”に丸投げです。

 

ぶっちゃけ「適当」です

僕はメキシコという国にいるんですが、

よく言えば「おおらか」な国なんですが、(苦笑)

悪く言えば「てきとー」なんですよね。(沈)

 

ちゃんとしてない。

 

僕はちゃんとメキシコ政府が認定するガイド養成学校や、

営業ドライバースクールにも行ったんですが、

これって制度としてはあっても、

「ちゃんと」やる人や場所ってほんの一握りなんです。

 

だからそのライセンス自体には、実は何の「価値」もなくてですね、

それを持っている=やっとスタート地点に立つ許可が下りた、

という程度。

 

あとはその人次第ということ。

 

ちなみにその許可を得てない人はもう論外で、

スタート地点にも立っていないんですが、(沈)

大事なのはスタートしてから。

 

お客様の命を預かるドライバーは、

日々の健康的な生活をしなことには、

安全なドライブなんか端からムリです。

 

メキシコ社会をリスペクトしないような人間が、

メキシコのガイドなんて無理なんです。

 

でもそんな「無理」な状況が蔓延しているのが、

残念なことにメキシコの観光業界。

 

「格安」「人気」「有名」には要注意

そんなことでして、

今回はテオティワカン遺跡の気球ツアーでの大惨事でしたが、

くどいようですが、

「安物」や「過当競争」が発生している場所のサービスには「要注意」。

 

「安い」とか「人気」とか「有名」というキーワードだけで、

観光ツアーサービスを「探さない、買わない、使わない」、

これが旅行者自身が今からできる安全対策です。

 

日本でも長距離バス事故が多発していますよね。

それだって、

テオティワカン遺跡気球ツアーだって同じことです。

 

そこをケチっちゃダメよ

言葉が分からない、

時間が無いのであれば、

僕の「メキシコ旅行アドバイザー」サービスをご利用ください。

メキシコ現地から直接プロ目線で、

メキシコ旅行情報をご提供いたします。

 

無論、

弊社のツアーをご利用の方には、

無制限でご質問にはお答えいたします。(得!)

 

弊社の安全対策につきましてはこちら👇をご覧くださいませ。

安全への取り組み>

私ができることは、

考え着く限り全部行っております。

 

はい、

そんなわけでして、

たった数千円、数万円で、

取り返しのつかない、

「起こるべくして起こるような事故を買わない・買わされない」

ように、

少しでも「自分で危機管理意識を持つこと」をお勧めします。

 

ではまた~

 

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