エリザベス女王とメキシコの思ひ出。
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2022年の夏休み、年末年始の海外旅行、メキシコ観光は弊社におまかせを。
メキシコ在住17年目のメキシコガイド兼ドライバーが、
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育児期間中につき、
投稿が断続的になっております~。
落ち着きましたらほぼ毎日投稿に戻します。
メキシコとエリザベス女王
👆モンテアルバン遺跡の北の神殿を上られるエリザベス女王
どんなに大金持ちでも、
どんなに聡明でも、
どんなに筋肉モリモリでも、
どんなにスポーツで活躍して有名でも、
どんなに格式高い家紋の家に育っても、
人って皆、いつかは「死」というものに直面します。
しかも、
寿命って事故や稀な大病などを除き、
100歳まで生きれば「長寿」と言われ、
多くの人達は100歳を待たずにこの世を去ります。
僕は今、
たまたま出会ったメキシコで観光ガイドという仕事をしていて、
仕事柄考古学や歴史の勉強をするんですが、
扱う年数がウン百年、ウン千年、
場所によってはウン万年なんですよね。(苦笑)
だから現代の長寿を100歳としても、
「たった100年」と、
頭が自動的に「短!」と判断するようです。
幸か不幸か、
この仕事を初めて、
そういう途方もない年数を扱うようになって、
より一層ですね、
「人生は儚い」という感覚が強まった気がします。
実際に、
僕が初めてメキシコに来た2005年から、
もうすぐ20年です。
「もう」人生の半分を日本の外、
外国で過ごしていることになります。
そう考えると「早!」と感じ、
ココを折り返し地点としてまた同じ年数を生きると
もう日本の平均寿命です。
健康寿命に至ってはもっと早い!
だから思うんです。
僕らは何をそんなに守って生きているんでしょう?
せっかく神様から与えられたこの命。
泣いても笑ってもこれだけなんですよ。
死んでからどう思われようとか、
きっと何かのカルトに騙されているんじゃないでしょうかね。
「メキシコに行きたい・・・」
とお考えのあなた、
一寸先は闇の人間の生で、
「先延ばし」は「後悔」の入口でしかありません。
メキシコ行って「やべ、楽しすぎてカネ使い過ぎた」と感じぐらいが良いんじゃないでしょうか。(笑)
僕はこれまで一度として、
予算内で旅行を終えたことがありません。(沈笑)
で、本題に入りますと、
エリザベス女王はこれまでに2度メキシコを訪れています。
初回は1975年、
2度目は1983年です。
いずれも2月でした。
初回のメキシコ訪問では、
コスメル、
メキシコシティ、
グアナファト市、
オアハカ市、
メリダ市を訪れています。
2度目はアカプルコ、
ラサロ・カルデナス、
そしてプエルト・ヴァジャルタです。
特にオアハカへの滞在は今でもメディアによく取り上げられていて、
僕も「へ~、あの場所にいらしたのね~」と、
いつも行っている場所が、
なんか特別な場所のようにも感じてしまいます。
たとえば・・・
これら👇の写真。
誠に勝手ながら、
各地のどの場所で撮影されたかをご説明させて頂きます。(苦笑)
全部オアハカなんですが、
モンテアルバ遺跡👇
①北の神殿
②建造物K
③球技の儀式場の脇
オアハカ市中心部のサント・ドミンゴ教会👇
祭壇前左
表左のダブルアーチ前
ラグで知られるTapeteの製作所
オアハカでは、
現地の陶器を「全部」買うのに20万ペソ、
今のレートで140万円ぐらい、
当時の価値なら倍以上か!?
を即金で支払ったとか。
あとこちらはグアナファト市内のものですね。
みんなが行く展望台
エリザベス女王が立っていらっしゃった辺りで写真を撮る僕
これはフアレス市場の2階部分。
こちらはグアナファト大学の大階段前ですね。
ちなみに・・・
この時に女王をアテンドしたのは当時のメキシコ大統領ルイス・エチェべリア氏。
👇中央
偶然にも、
彼も今年の7月8日に100歳で逝去しています。
なんか「運命?」とも考えちゃいますよね。
47年前のこの日に対面していた両氏が、
奇しくも同じ年、
たった2ヵ月違いでこの世を去るとは。
一方でこのエチェバリア大統領、
ある事件の疑惑が晴れないままこの世を去っている残念な人。
時はメキシコ五輪があった1968年、
五輪の10日前の10月2日に、
トラテロルコという場所、
日本のガイドブックには「3文化広場」と出ていると思いますが、
そこで発生した丸腰の学生やその家族に対する無差別虐殺を主導した黒幕とされています。
👇今日のトラテロルコ。手前がメシカ(アステカ)時代の遺跡、その後ろに教会、その更に後ろに現代の集合住宅
👇虐殺現場の広場とチワワ棟
👇学生に対する不当な暴力と不当な逮捕
正確な死者数が把握できていないという、
前代未聞の政府主導の大虐殺事件として、
現代にも語り継がれています。
彼は当時まだ大統領でなく、
日本だと官房長官?というポストに就いており、
学生運動の鎮静化を指揮していました。
トラテロルコの大虐殺事件の被害者や遺族からすると、
こういう👇写真ってとっても複雑なものだと思いますね。
僕が当事者だったらそう感じるでしょう。
だって、
自分の子供が命を落とした大事件の“犯人”が、
エリザベス女王と一緒に笑顔で並んでいるんですから。
そんな「思ひ出」が、
エリザベス女王とメキシコの間にはあるんです~
というお話でした。
ではまた。
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