体験して初めてわかるその土地のこと。日本旅行で感じたあれこれ。
メキシコの旅行事情、生活事情を赤裸々につづっているメキシコブログ「キオテ通信」です~。
難しい遺跡の話から、一般的な生活の話、僕のボヤキなど、
その日に思いついた話題をかいて1000本以上、
たぶんメキシコに関するブログでは最大です。(誇!)
前回はこちら~👇
目の前のそれが何であれ、それも日本、それもメキシコ。
ぶっちゃけ「異常」です(苦笑)
さてさてつづきです。
東京の電車で気になった光景。
うちの奥さんはこれで東京が嫌いになったとのこと。(苦笑)
某駅の車内で出発待ちをしていた時のこと。
向かいのホームに逆方向の電車が入ってきました。
時間調整なのか、
5分ぐらい扉を開けたまま止まっていたので、
向かいの車内の様子が見えたんです。
すると、
どういうわけか立っていた乗客の一人がバタッと床に倒れたんです。
僕ら:「!!?」
その人が酔っぱらっていたのか、気絶したのかは知りません。
とにかく「人がバタッと倒れた」という状況。
しかし、
その電車内の誰もが知らんぷり?
当然気付いているはずですが、
見て見ぬふり?
車内の「全員」が、
前回も書いたけれど、
イヤホンをして携帯を直視しする自分の世界に浸りっぱなしで、
助けるどころか声すらかけようとしませんでした。
誰一人として。
たまたま通り掛かった駅員さんが抱え上げて社外に搬送していましたが、
なんか悪いものを目撃してしまった感が今でも残っています。
僕らはそのとき「この町おわってるな」と感じたのでした。(沈)
以上、東京の電車で感じたことでした。(苦笑)
「おもてなし」はいずこへ?
次に「3度追い出されて」感じたこと。(笑)
追い出されたというのはレストラン2ヵ所、もう一件はカフェでした。
「もう時間終わったから、早くカネ払ってお帰り~」という風に。
酷いところは“終了時刻”の20分も前から伝票持って来て、
15分前には「お会計お願いします~」ときます。
3軒目のとき、
堪忍袋の緒が切れて店員さんにちょっとキレ気味に言っちゃいました。(怒笑)
「まだ20分もあるからお会計は終わってからね?」と。
すると「いや、今頂かないと」・・・
もう、おもてなしする気などサラサラないよ感全開。
ここまでされるともうスッキリです。(笑)
もう二度と行きません。(笑笑)
個室はだいたいどこも2時間という枠が付いているようで?
ダラダラのんびりご飯を食べるというのが当たり前のメキシコから行くと、
この「2時間」とか「時間キッチリ」というのはどうも慣れないんですよね・・(沈)
てか、なんで「2時間」なのかがわからん。(苦笑)
「2時間」てちょうど盛り上がるころじゃね?って思うんですが、
ちょうど話が弾んだところで「はい、お会計~」ってどうなのよ?って思います。(苦笑)
これじゃ若い人たちは、
できる恋もできまへんて。
そりゃ少子化にもなるわけだ。
と勝手に少子化の原因をレストランの接客に擦り付けているわけでございやす。
もちろん正しいですよ、
「2時間は2時間、時間は時間」て。
約束は約束、契約は契約、
でも、
いいじゃん少しぐらい。だめ?(苦笑)
説明会を渋谷でやったんですが、
お客様とのお話が弾み話し込んでしまったんです。
するとやっぱり「はい、もう時間なのでお会計~、はい、もう出てください~、先にお会計、お会計~」と。
後ろから羊飼いに追われる羊君たちのように追い出されました。(苦笑)
これでも30分余分に予約を取っていたんです。念のため。こういうこともあるだろうと。
それでも話が弾むと足りなくなっちゃいました。
結論。
てこともあり、
日本での人との会食はなるべく家でやりたいなと思ったのでした。
自分から行くか来てもらうか。
とはいっても、
なんか最近はよそさんちに行くのが「迷惑」というような風潮?があるとか。
あれ、昔からそうでしたっけ?
僕らは行くのも大好きなんですが、
来てもらえるともっと嬉しいんですよね。(笑)
自分ちに来てもらってみんなでナベとか、最高じゃないですか。
でも今の時代はそういうのは少数派?
贔屓にして頂いたお客様からもご自宅にお誘いいただくこともあるのですが、
僕は「はい、喜んで!」と「迷惑」を考えずに行ってしまうんです。
やっぱり遠慮した方がいいのかしら?(困惑)
30年ぶりの再会、言葉がありません。
そんなことでして、
もちろん予定も結構多かったのはあるけれど、
なんかこう、
いつも慌ただしく、
時間に文字通り“追われる”ような滞在だった気がしますね。
だからさっき妻とは「もうしばらくは日本に行きたくない」って話しました。(苦笑)
ここまでは愚痴めいたことですが、
中にはいいことも。
今回の日本での滞在は過去にないほど「人」に会いました。
こういう自営業で細々とやっていると、
どうしても人との接点が限られてきます。
サラリーマン時代は嫌でも毎日同僚や顧客と会っていて、
週末になるともう会わなくていいからウキウキしたものです。(苦笑)
それが今では「だれでもいいから会って話をしたい!」という欲求に苛まれていて、
たぶんそれが今回の「人に会いっぱなしの日本滞在」に繋がったのかなと。
中でも印象的だったのは、
説明会にお集まりいただいた方々との出会い、
そして長野の中学で、
1学年5人の中学校や共同生活所で寝食を共にした旧友達と約30年ぶりの再会、
同じく中学時代の恩師ともそれ以来30年ぶりの再会を果たしたことでした。
30年ぶりですよ!(笑)
当時僕は13歳、
中には当時小4だった子、というかもう立派な女性であり優秀な記者なんですが、(笑)
いきなり40代で妻子持ち、再会の場が長野で2番目に人口が少ない村から、
東京新宿のど真ん中の酒場、
僕は当時考えもしなかったメキシコ在住で自営業者という、
どう考えてもデカすぎるギャップに
会った瞬間脳がフリーズするんですよね。(笑)
でも皆さん当時の面影は残しつつ、
ご立派になられていらっしゃいました。
彼らは中1の時に、
数学の問題が分からなくて悔しくて鼻水を垂らしてシクシク泣いていた僕を知る、
数少ない証人なんです。(笑笑)
当時の担任の先生は幾度か会っているんですが、
当時27歳だった別の恩師は今はもう56歳。
「先生、根暗で無口だった僕のことをどう思ってたん?」
となぜか馴れ馴れしくため口で聞く僕。(笑)
話しているうちに、
この30年という時間が信じられないほど、
かなり鮮明に当時の状況が頭に思い浮かぶのでした。
恩師以外は皆SNSで見つけたんです。
良い時代になりました。(笑)
当時はラインもメールも、そしてスマホはおろか携帯も、
インターネットなんて身近にありませんでしたから。
今の若い人たちからしたら信じられないと思いますが、
僕らが中学まではそれらの一切は使っていませんでした。
だから持っていた電話番号を失くしたらおわり。
当然当時の電話番号なんて持っていなかった僕は、
SNSで彼らを探し、数人に行き付き、そこから旧友の「発見」に繋がったのでした。
その他にも、
コロナ前に僕を使っていただいたお客様との2度目の再会や、
サラリーマン時代に10年強、
一緒に汗水たらし苦楽を共にした元同僚との2年半ぶりの再会など、
今回はそういった「再会」というのが大きなテーマになった気がします。
そんな彼らに会いに行くついでに古き良き日本も観光できたりと、
東京の電車以外の思い出はとても楽しいものでした。(苦笑)
くわえて、
日本の田舎の良さを存分に楽しめたのでした。
もう都会にはウンザリ気味の僕らは、
もっぱら日本の人でもあんまり行かないような田舎を観光したんです。
そんなところに良き日本がある、
それって本当です。
実はメキシコも同じ。
日本の素顔ってどんなもの?
メキシコの素顔は?
もちろんメジャーな観光地を回るのもいんですが、
まだあか抜けない田舎では、
その国、地域の本質をみられ、感じられる気がするんです。
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