だから山はやめられない。
超快晴の登山日和。
山を登っている時、ほぼずっと、
「何でまた来ちゃったんだろう」
て思うんです。
「こんな思い荷物背負って、急な坂道を息をぜぇーぜぇーさせながら、何でまた同じことをしているのだろう」
と。
でもなぜか、また来てしまうのです。
こればかりは人の嗜好によるのでしょうけれど、
例えばマラソンが好きな人も同じような感覚だと思います。
走っている時はスゴク苦しくて、
「ゴールはまだかぁ!」なんて思いながら走る人も多いと思います。
ゴールに疲労困憊で死にそうになりながついても、
気が付いたらまたエントリーしようとしている。
やっぱり、苦しみの後に見る事ができる雄大な景色だったり、
達成感であったり、そういうものが途中の苦しみを超越しているからですね。
これって、分からない人には全く分からない感覚ですよねぇ。
山や自然に興味がない、
例えばゲームオタクの人だったり(苦笑)、
そもそも自然と接点がない人にいくらこの壮大さを説明しても理解されないのです。
「へぇー」
で終わってしまう。
というか、そもそも説明できるものではない!
大好きな人のことを言葉で説明できないのと一緒。
で、そんなことで先週末も山に行ったのですが、これでした。
絶景。
これ以外何が欲しい!
と思わせる高度4200mからの360度壮大な景色です。
この山(マリンチェ、またはマリンツィ)には何度も登っていますが、
これだけスカッと晴れたのは今回が初めて。
自分が立っている山も含め、メキシコ6峰が全て見えるこの景色。
やばいです。
雲一つない空。
これをみると、
日ごろの細々した問題やら人間関係やら、
ぶっちゃけ“どうでもいい”ってなりますね。(苦笑)
そんな事で、コロナウイルスで大変な状況?になっているようですが、
こんな時こそ過ごし方を変えて、
わざわざ人が多いところには行かず、
雄大な自然の中で楽しんでみてはいかがでしょうか?
ちょっと話がとんでしまいますが、
僕は経済活動自粛(特に旅行とか)には大反対です。
「ウイルスだから外出するな」はちょっと的外れですね。
「外出控えろ」の言わんとしている事は、ようは感染リスクを減らす事ですよね。
だったら人が少ない屋外で思いっきり楽しめばいいじゃないですか。
森林をハイキングするもよし、バードウォッチングするもよし、植物観察しに行くのもよし。
こんな時こそ、自然を見つめなおすには良い機会だと思いますね。