メキシコの山で見た悲しい現実。

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2国間登山ができるタカナ山で目にしたもの

僕は山、というか自然が好きで、

都会的な環境で人工物に囲まれていると、

たまに100%自然に囲まれて過ごしたくなるんですね。

登山やキャンプに行くのが好きというのはそういうわけです。

 

山やキャンプ、ハイキングっていうのは、

僕のなかではデトックスの一部でして、

それまでに蓄積された、

というか逆で「失われた」動物としての感覚を、

少しでも取り戻すのに有効なんです。

 

そんなメキシコの大自然の中での体験を、

日本の皆さんにも紹介したいという理由で、

時間を見つけてはメキシコ各地の高山を登っている昨今。

 

そんな中、

先日行ったタカナ山での経験。

これは2国間登山で今までにない経験だったんですがぁ、、、

同時に不快指数が1000を超える登山となってしまったのです。

 

なぜかというと・・・

 

汚い!

 

タカナ山の登山ツアーを正式に【観光ルート例】に入れて、

皆さんに紹介をさせて頂いてなんですが・・・(沈)

 

確かに「2国間登山」という体験は素晴らしい。

上からの景色も素晴らしい。

体力的にもキツイ登山の後のすがすがしさも素晴らしい。

 

でもぶっちゃけ、

ゴミのポイ捨てには正直ウンザリしました。

少しでも拾って持って帰ろうとも考えたんですが、

僕の体力と精神力が持たなかった。

だって、ポケットからポロっと落ちてしまったような、

一個や二個じゃないんですよね。

 

他の山でもゴミ問題というのは拭いきれないんですが、

取り分けてこのタカナ山はゴミ捨て問題というのが深刻です。

 

なんでこんなにポイポイ捨てられ、

しかもそれを放置できるのか、

と考えてしまうほどポイ捨てが多すぎる問題というのがあります。

 

ポイ捨ての根本的な理由

この山、

一応麓の村に「ガイド」って呼ばれている人たちがいるんですが、

もちろん正式なガイドではありません。

 

ガイドというより、

「道案内」ですね。

だから客が迷わないように、

道だけ指し示していれば、

それだけで彼らの仕事は終わり。

 

登山道にゴミが落ちまくっていようが、

客がケガして動けなくなろうが、

気分が悪くなろうが、

そんな「道案内」役の彼らは知ったこっちゃない。(困)

 

自然環境に対するリスペクトや、

景観の維持や向上、

そして客の安全なんて他人事。

 

でもこれって、

「ガイド」だけのことじゃなくて、

根本的には、

山を登る人の問題です。

山に限らず森歩きでもですが、

ゴミってせっかくの極上の自然景観が台無しになるのはもちろん、

それらを野生動物が誤って体内に取り入れてしまったり、

マイクロプラスチックとなって、

やっぱり同じように野生の動植物の体内に蓄積され、

彼らの正常(自然な)な状態を害してしまいます。

そしてそういうのはまわりまわって、

いずれ人間にも影響がでることは、

近年の調査でも解明されていますね。

 

「じゃあ、微生物分解するエコ素材ならいいのか」

っていう屁理屈には付き合いたくないですが、(苦笑)

そういうエコ素材とかって最後の手段です。

結局、

その場所の自然界に存在しないものっていうのは、

その場にあるべきでは無い。

だから「ゴミは有機・無機に関わらず原則全部持ち帰る」です。

 

有機だから捨ててもいいっていうのも聞きますが、

その場所の土にとっての外来物は、

極力混ざるべきではありません。

ミカンの皮ぐらい持ち帰って、

自分ちのコンポストに捨てればいいだけの話。

酸素が薄い高山では微生物の活動が弱まります。

「これぐらい」と思って捨てたミカンの皮、

リンゴの芯は長くその場にとどまり続けるのです。

 

その時間と経験を贅沢にするために

せっかく日々の都会的な、

人工物に囲まれた環境から出て自然の中に行くわけです。

幸か不幸か、

その時間て現代人にとってはとっても「貴重」な時間。

そんな貴重な時間で、

最高の「贅沢」をするために、

「これぐらい」なんて思わずに、

持ち込んだものは素直に持ち帰るというのを徹底して、

「自然は自然のままの自然」でいてもらいたいですね。

 

ゆくゆくは、

ガイド仲間に呼びかけて「清掃登山」を企画してみたい、

なんて簡単に考えるんですが、(苦笑)

グアテマラ側のルートが長いので、

その辺、

いろいろありそうです。

グアテマラ側が「勝手に入るな!」って思ったり。

 

やっぱり今の時代、

SNSなども駆使して、

時間をかけて啓蒙していく必要があるのか。

またはガイドや道案内人が率先して、

ゴミ問題の改善を提唱していく必要があるのか。

一度染み付いてしまった悪習慣はなかなか拭いきれませんからね・・・

地元の住民や場合によっては、

当局の手も借りながらやる必要があるのでしょう。

 

登山道には地元住民の民家が点在します。

子供たちにお金をせびられたんですが、

代わりにキャンディーをあげました。

するとその1秒後にはその袋が地面に落ちています。

登山客と地元住民の生活をゴッチャにはできません。

でも、

ゴミをポイ捨てしない習慣て、

やっぱり小さなことの積み重ね。

その辺の教育の問題があるので一概にどうとか言えませんが、

まずは、

ゴミをポイ捨てしない方が良いと思う人たちが率先してですね、

できる範囲でゴミ拾いを始めていくことが大事なのかと。

たぶん、それでもイタチごっこになるかもしれません。

でも徐々にポイ捨てしない派が多数派になってくれば、

ポイ捨て人口も次第に減ってくるのでは、

なんて軽く考えています。

 

そんな、

メキシコの、グアテマラの美しい山の悲しい現実のお話でした。

 

皆さんはゴミのポイ捨て軽減について、

どうお感じになられるでしょう。

 

何か良い事例があれば教えて下さい~

 

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