アメリカ大陸で最大規模の宗教的行事「グァダルーペ巡礼」の話。(1/5)


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世にある旅行や海外生活について、

メキシコ現地から行き当たりばったりに書いている、

ゆるすぎるメキシコブログ【キオテ通信】です。

 

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落ち着きましたら投稿頻度高めます~

 

メキシコのカトリック教の話。

👆ミチョアカン州モレリアの大聖堂もライトアップでロマンチックに

メキシコのクリスマスにはサンタは来ない

のらりくらりとしている間に、

もう今年も残すところ3週間あまり!

 

何かやり残していることがあるようなないような。

 

2022年に続き、

2023年も年は僕と僕の家族にとっては激動の年であったんですが、

メキシコに住んでいれば、

まだまだそれだけでは終われません。(笑)

 

僕と嫁は宗教気が全くないんですが、(苦笑)

それでもですね、

メキシコという国において大事な行事には、

形は他の人達はちょいと違えど、

それを重んじ、

楽しむようにしています。

 

たとえばクリスマス。

 

メキシコのクリスマスは「本物」です。

ただクリスマスプレゼントをもらって、

ロマンチックディナーをするだけのものではありません。

 

しかもですね、

また後日書こうと思いますが、

基本、

メキシコにサンタは来ない。(苦笑)

 

来ないことはないんですが、

あんまり存在感がない。

 

だから24日のクリスマスイブの夜に、

サンタさんにお手紙を書いて、

靴下に入れて、

枕元に置いておくっていう子供の習慣はない。(驚)

 

そうなんですよ、

メキシコにはサンタは子供にプレゼントをもって来ない。(笑)

 

これを書き出すとたぶん、

サンタの悪口を書いて終わることになるのでこの辺で打ち止めますが、(苦笑)

まあでもですね、

クリスマスのプレゼントの習慣自体はあります。

 

この辺はまた別の稿で書こうと思うのでこの辺で本題へ。

 

クリスマスの前の重大行事

そんなわけでして、

全くカトリック教徒でない僕ら夫婦でも、

クリスマスはクリスマスらしく過ごします。

 

ちゃんと家族でですね、

クリスマスの季節料理を並べて、

高さ2mぐらいのクリスマスツリーだって、

本格的に飾るのですよ。(笑)

 

それでその、

キリスト教の、

カトリックの最重要イベント、

クリスマスの前にですね、

メキシコでは、

いや、

ラテンアメリカではもう一つ、

重要過ぎる行事があるのです。

 

たしかにクリスマスと同様、

キリスト教の行事なんですが、

クリスマスは全キリスト教徒向け、

片やこれから書きますメキシコの行事というのは、

メキシコはもちろん、

ラテンアメリカ諸国のカトリック教徒向け、

と言えるでしょう。

 

どれぐらい重要なのかといいますと・・・

メキシコを中心に、

ラテンアメリカ諸国からも、

約1000万人が訪れます。

 

1000万人・・・(!?)

 

2019年1年間の日本への外国人旅行者数が3000万人強でしたから、

その1/3が、

この1週間足らずの期間にこの「聖地」を訪れるわけです。

 

ちなみに年間ですと、

1700~2000万人ほど。

 

「宗教」の誤解をなくそう

たぶん、

キリスト教徒、カトリック教徒でない方々には、

背景を知らないとその「価値」ってわからないものです。

 

特に日本で「宗教」っていうと、

「なんか怪しい」というような感じさえすることもあります。

 

「怪しい」っていうのはいわゆるカルト集団を連想してしまうからなんですが、

高額な像をすすめられたり、

最近では巨額な献金を“させられたり”、

かなり負の側面が印象として残る場合が多いのでは。

👆メディアの影響もありますよネ。(沈)

 

僕だって「宗教」ってそういうイメージでした。

高校の学友から気が付いたら知らない場所に連れていかれて~会へ勧誘されるし、

像の購入をすすめられるし、

オウム然り、

白装束然り、

ぶっちゃけ良いイメージがありませんでした。

 

「怪しい」

「面倒」

 

その一人だった僕なんですが、

メキシコという国で、

この国の「宗教事情」を少し知った今、

そして習慣を通じて実際に経験した立場では、

たとえ非カトリック教徒という立場でも、

この「クリスマス」という年中行事の重要性というのをビンビンに感じるのです。

 

なかなか他の信仰を理解するって難しいと思います。

僕ら日本の人って実は、

お寺や神社にお参りに行ったり、

結婚式を神社でやったり、

葬式を仏式でやったりと、

何かと「宗教」を使うことが多いんですが、

だからといって「私は仏教徒です」とは言わないんですよね。

 

👆これって何らかの信仰を持っている方々には理解されない。

 

でも、

そんな難しいように見える「他の宗教」「他の信仰」を知るって、

外国や外国人を知るには不可欠なこと。

なぜならは宗教だってその土地やその人々の文化の一部だから。

 

海外旅行するなら日本と宗教、日本と神についても考えるべき

戦後のGHQによる占領で、

巨大なナマズという化け物に例えられ、

その牙を抜かれ、

精神的に「破壊」された我が国日本。

(ということに気付いていない現代の日本人)

 

日本という国家の元首が靖国神社に参拝すると政治的な問題になりますが、

政治と文化は時には切り離して考えられるべきでは?

 

日本人が毎日日本料理を当たり前のように食べるのは古代からご先祖様が築き上げてきた食文化の結晶であって、

毎日日本料理を食べることに他国や他国民にとやかく言われる筋合いはない。

 

それと同様に、

日本の国家元首が国のために戦って命を落とした人々の英霊に敬意を示す行為=参拝についても、

外側からとやかく言われる筋合いなどない。

 

とはいえ、

日本は諸外国にも頼っているので、

その意図はなくても政治的な軋轢の種にするのは具合が悪い。

 

じゃあ、国の象徴である天皇陛下による靖国神社参拝を年中行事にすればよい、と僕は思ってます。

神社、神道というれっきとした「宗教」の大司祭、祭祀王である天皇が、

その社に赴くことはなんら悪いことではない文化的行為。

 

なんかそういうところから日本の宗教や信仰というものを、

もう一度考え直すべきって思ってます。

 

日本は「神の国」と言われますが、

歴史がそうなっているのでそうなんですよね。

だから僕ら日本人の生活ってどう考えても「神道」とは切っても切れない関係にあるし、

そんな日本の文化の大きな部分を占める「神道」の祭祀である「天皇」が、

政治とは切り離されても、

僕らの精神の中心に存在する実在する現人神、

排他的な唯一絶対神とは大きく異なる、

自然と国民の間で両者の繋がりの象徴とされてきたわけです、よね?

 

なんかそいうところの、

「信じる」という感覚、

その感覚とその土地の文化との関係性をみていくと、

その土地のことがより分かる気がします。

 

少なくても「メキシコ」という国においては、

一神教ではあるものの、

その定着が良くも悪くもこの国の歴史や文化を作りました。

それを理解することによって、

メキシコという国がより良くわかると、

約20年住んでみてやっとこ分かって来たきがします。(汗笑)

 

ちょいとグアダルーペさんから脱線しましたが(苦笑)続きは次回👇に~

無宗教という宗教。「グァダルーペ」がわかる話。(2/5)

 

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