メキシコシティを「知っている人」どれぐらいいます?ソチミルコのすゝめ。(笑)
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育児期間中につき、
投稿が断続的になっております~。
落ち着きましたらほぼ毎日投稿に戻します。
ソチミルコのトラヒネラが生む旅行会社の勘違い。(苦笑)
👆4月チナンパに行かれた小田様と農地のオーナー、ペドロさん。背後のトウモロコシは2mぐらいになっていました。
ちょっと最近投稿がグダグダ気味ですみません。
お客様のご案内や子育て、コーチングと忙しくしており、
気付いたら一週間が終わっていました。(汗笑)
こういうのってとっても心地よい忙しさでして、
「なんか、生きてる~」と感じさせられるのです。
サラリーマン時代も忙しかったんですが、
無駄に忙しかったんですよね・・・(苦笑)
今だから確証を持てるんですが、
いかに無駄が多い働き方をしていたか。
組織で働くってそういうことだと思うんですが、
それにしても、
小学生でもできるような「作業」に、
一体どれだけの自分の人生の時間を費やしたことか。(苦笑)
と考えると、
ちょっとゾッとしちゃいます。
そんななか、
今回ご案内させて頂いたお客様。
メキシコシティ一日だけだったんですが、
親子でご利用頂き、
12時間みっちりと、
メキシコの首都メキシコシティの素顔をお楽しみ頂きました~
メキシコシティにいらしたことがある方は少なくないと思います。
でも大体は、
有名なザ・観光地的な場所を表面的に見て写真を撮って終わり、
だと思うんですよね。
今回は、
メキシコという国ができるか過程において、
無視することができない「食」、
そしてメキシコの庶民の生活に、
短時間ではありましたが触れて頂きました。
もう1日あればより完全に近いところまでご案内できたのですが、
ちょっと時間のご都合がつかず、
今回は1日のみのご案内。
なかでもソチミルコ。
どうも噂によると、
ソチミルコってあんまりイメージが良くない?
というかソチミルコがなんなのかってことが知られていないらしい。(沈)
噂で聞いたんですが、
なんでも、
日本の旅行会社はあまりソチミルコにお客さんを連れて行きたがらないとか。
ほぉー。
これ、
実は僕も分からないことはないと思ってます。
ソチミルコと言えばトラヒネラという、
運河をえっちらおっちら木の棒で湖底を突き刺しながら進む遊覧船、
そうあのカラフルな遊覧船(笑)で知られていて、
「ソチミルコに行く」=「カラフルな遊覧船に乗る」
というがソチミルコ観光の固定観念にあるんです。
👇まさにコレ
だから、
「べつに遊覧船ならソチミルコじゃなくていいよね」となり、
「ソチミルコ=つまらない」という言い張る旅行会社すらあってですね、
というか大半の旅行会社がそうらしいです。
👆だから、
元旅行会社添乗員らしき人曰く、
「ソチミルコはおススメされないし、行ったことがあるガイドも少ない」
とのこと。
この点👆、
メキシコを愛して止まない僕にとっては、(笑)
かなり残念なこと。
なぜならば、
ソチミルコには「メキシコの素顔」が詰まっている、
宝箱だから。
みなさん、
宝箱をみすみす逃してたまりますか?
僕はたまりません。(苦笑)
もちろんいくら僕がそういったって、
お客様が「行きたくない!」と言われればそれまでなんですが、(苦笑)
まぁ、観光地のオプションとして、
テーブルに並べさせて頂くことは、
ガイドとして重要なのかなと。
そこで選ぶのはお客様。
で、そもそもソチミルコのトラヒネラ(カラフルなボート)とは何ぞや、
ということなんですが、
この場所を知る意味というか価値というのは、
チナンパ農業地帯です。
👇カラフルなボート
👇チナンパ地帯の昔の水路
いまでこそ、
特に週末はトラヒネラには多くの人が遊覧を楽しみに行く場所になっていますが、
べつに外国や遠方からくる旅行客にとって、
わざわざソチミルコの船上でお祭りしなくてもいいわけです、よね。(苦笑)
(やりたい人はやればいいですが・苦笑)
だから地元の人達と旅行者では、
トラヒネラに行く目的というのは違って当然。
そこをごっちゃにしちゃうと、
「ソチミルコってつまらない」
「ソチミルコなんて行っちゃダメ」
という旅行会社になるようです。
特にメキシコを知らない人達、
ソチミルコを知らない人達にとってトラヒネラに行くべき理由の一つ、
それが「チナンパ農業を見る」です。
👇これはミルパ(Milpa)といって、
チナンパと並びメキシコの伝統農法の一つ。
いくつかの作物を同じ場所に植え、
作物は切磋琢磨して共に成長します。
ココにはトウモロコシと唐辛子、インゲン豆、キントニルなどが一緒に植えられています。
ミルパはソチミルコだけではなく、
ベラクルス北部のウァステカ地方やメキシコ各地で行われている農法です。
チナンパというのはメキシコの伝統&唯一の農法で、
古くは紀元前1500年のオルメカ時代に遡る農法。
メキシコシティがあるメキシコ盆地では、
アステカで知られるメシカ時代の1500年以上前、
テオティワカンが起こる前のクィクィルコ時代から行われていたと考えられています。
それが今日の今日まで使われ続けているという点に、
計り知れない歴史的価値があるんです。
その歴史的インパクトを感じる・感じないは、
人それぞれだと思いますが、(苦笑)
「メキシコの素顔」のご興味がある方には、
か・な・り、
重要なポイントになります。
僕のソチミルコのトラヒネラツアーの主な目的は、
「チナンパに行って・見て・触って・匂って・味わって」
プラス!
ご希望があればチナンパのおじさんと、
チナンパで農作業体験をして頂けます。(楽!)
👆これについては、
僕が皆さんが帰られた後に訪問して、
皆さんが植えた作物の成長と収穫をレポートさせて頂きます。(笑)
チナンパに行くまでに「適度に」トラヒネラに乗って行くので、
「あのカラフルなボートは逃せない!」
という方もご心配なく。(笑)
次回は、
トラヒネラ(ボート)以外のソチミルコについて書いてみます~
ではまた~
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私岩﨑はICF(インターナショナル・コーチング・フェデレーション)認定ライフコーチング業も営んでいます。
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