カカオの里でカカオを知ればチョコが余計に美味しくなるよ、の巻(2/3)

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  世にある旅行や海外生活について、 ほぼ毎日行き当たりばったりに、 メキシコ現地から好き勝手に書いている、 ゆるすぎるメキシコブログ【キオテ通信】です。   成田から直行便でたったの12時間、 アメリカ・カナダの各都市から5時間以内、 2022年の年末年始の海外旅行、2023年の春休み旅行、ゴールデンウィーク、そして夏休み、 メキシコ観光は弊社におまかせを。

メキシコ在住17年目のメキシコガイド兼ドライバーが、

複雑で広大なメキシコを、 【お得】で【楽】で【濃厚】完全プライベート日本語ツアーで、 数々の遺跡からグルメ、各地の見所、そして雄大なメキシコの山まで、 尽きる事のないメキシコの魅力をお得にご案内しております!   育児期間中につき、 投稿が断続的になっております~。 落ち着きましたらほぼ毎日投稿に戻します。  

ルーツに触れるとおもろいことあります。(笑)

  前回の続きです~👇 [su_button url="https://mexicoct.com/blog/cacahoatl-1/" size="5" center="yes"]1/3[/su_button] カカオ100%ってとても苦いという話をしてました。  

チョコと言えば・・・

チョコレートって、 アルファベットでChocolateと書きます。 スペイン語では「チョコラテ」といいます。   これまでにこのChocolateの語源て、 メキシコ固有の言語ナワトル語の Xocoatl(ショコアトゥル)だよ~と何度か書いてきました。   Xocoは苦い、 Atlは水。 苦い水。   注: 研究はされてきているものの、 Xocoatlが絶対的な確証を持てる語源かどうかは証明されていません。 記録が残っていないので、 いくら研究されても「推測」にしかなりません。   で、日本でチョコレートと言えば、 板チョコのような、 「食べるチョコ」だと思いますが、 メキシコでChocolateというと、 「飲むチョコレート」なんです。   いや、 ありますよ、ちゃんと普通に、 食べるチョコ。 スパーでも売ってます。   でも、 あまねく一般に「チョコラテ」と聞けば、 「飲むチョコ」👇を想像します。 ホットチョコ!?(笑) 👇メキシコではこんな感じで「Chocolate」は売られています。 この塊をですね、 お湯やミルクで溶かして飲みます。 モリニジョ(Molinillo)👇という道具で、 できたチョコラテを泡立たせるのが習慣。 👇こんな風に他の木製台所用品と一緒に売ってるところも  

メキシコでチョコレートといえば・・・

今日、 チョコレート、チョコラテと言えばオアハカ、 オアハカと言えばチョコラというほど、 オアハカの名産品になっています。   これにはあるオアハカのチョコラテ屋が貢献していて、 その店をマジョルドモ(Mayordomo)といいます。 この👇店 オアハカ市中心部、 市場の近くの角にもありますね。   1957年創業のチョコラテ屋、 メキシコにとどまらずヨーロッパにも、 オアハカのチョコラテが広まる原動力になりました。   しか~し、 僕は以前不思議に思っていたのでした。 「オアハカといえばチョコラテ、 でもカカオ農園て・・・聞いたことない?」 と。   オアハカ出身の人に聞いても、 あまりパッとした返事が返ってこなかったんです。   そのオアハカにカカオ農園はないことはないですが、 タバスコ州やチアパス州に比べる、 微々たるもの、 ということが後になった解りました。   元祖チョコラテ、 ようはカカオ飲料と呼んだ方がいいのか、 元々は砂糖で甘くされていなかったんです。   今でこそ飲むチョコレートはカカオにシナモン、砂糖をふんだんにいれて、 あまぁくしてありますが、 昔の人(スペイン人が入ってくる前の時代)は、 今のようなあまぁいチョコレートを飲んでいたわけじゃないんです。   👆これを一部の説ではXocoatl(ショコアトゥル)=苦い水といいます。   しかも今のように、 子供の糖尿病の原因にもなりかねない、 あまぁい砂糖入りのチョコレート、 その時代はだれでも飲めたものではありませんでした。 貴族階級や戦士に限られた貴重な飲み物。 そもそもメソアメリカに砂糖はありませんでしたから。 砂糖の代わりに バニラ(メキシコが原産)、 アチオテという植物の実をいれるケースもあったとか。 アチオテはタコスやコチニタにも使われます。  

もちろん「カカオ」の語源はメキシコです。(笑)

その砂糖なしのチョコレート、 メキシコではチョコラテですが、 原料のカカオ、 アルファベットではCacaoと書きますが、 この名称だってメキシコ固有の言語、 ナワトル語からきています。(驚!)  
  • Cacahoaquahuitl(カカオァクァウィトゥル)
  • Cacahoacentli(カカオァセントゥリ)
  • Cacahoatl(カカオァトゥル)
  最初がカカオの木、 次がカカオの実、 最後がカカオの種 を意味します。   それら全てに「カカオ」がつきますネ。(笑)   でそのカカオ、 言うまでもなくメキシコから世界を席巻するわけですが、 その生まれ故郷についてはハッキリしていないものの、 南米のアマゾン一帯という説が濃厚です。   それが何らかの哺乳類や野鳥によって、 現在メキシコがあるメソアメリカ圏まで運ばれ、 人々の生活に定着したという説です。   無論、 南米アマゾンから一気にメソアメリカまで飛来したわけではなく、 中米を通っています。 その証拠に、 こんな風👇に中米でも、 カカオの生産地が分布してます。   続きは最終回👇でどうぞ~   [su_button url="https://mexicoct.com/category/blog/" style="flat" background="#ce608d" size="5" radius="round" icon="icon: chevron-right" text_shadow="0px 0px 0px #000000" desc="バックナンバーはこちら!"]メキシコ発【キオテ通信】[/su_button] 一番下に関連記事が表示されるようになりました~ 画面を一番下👇👇👇までスクロール~ 【お一人のお客様同士のライドシェア】 [su_button url="https://mexicoct.com/rideshare/" style="flat" background="#ce608d" size="5" radius="round" icon="icon: chevron-right" text_shadow="0px 0px 0px #000000" desc=""]お得なキオテのライドシェア詳細はこちら[/su_button]

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