ガチだけどおもろいメキシコのクリスマス。(2/2)


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育児期間中につき、

投稿が断続的になっております~。

落ち着きましたらほぼ毎日投稿に戻します。

 

メキシコのクリスマスは“おもろい”(笑)

👆サカテカス市の中心部

メキシコのクリスマスの習慣

前回の続きです👇

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ポサダっていうのは、

キリストさんがお生まれになる9日前から始まります。

つまり12月16日から。

 

キリストさんを身ごもったマリアさんが、

ユダヤのヘロデ王の虐殺から逃れるために、

夜を過ごすために民家を泊まり歩いた期間です。

 

それを再現したものを、

12月16日から地域や家庭で催すポサダで行います。

ピニャタも、

今では人形の形をしたものもありますが、

元々は素焼きで作った球体に7つの円錐(キリスト教の7つの大罪)をつけ、

それを壊すと褒美が貰えるようにしたもの。

アグィナルドは今でもボーナスという意味で使われていますが、

もともとはキリストさんの誕生の様子を劇にしたパストレラスというものがあります。

来場者には贈り物「アグィナルド」が送られました、

これが現代の金銭的ボーナスの「アグィナルド」として受け継がれています。

 

2022年のメキシコ各地のクリスマス

コロナで2020年、2021年はポサダも満足にできなかったようですが、

今年はやるとこ増えたと思います。

僕らは旅が予定より長引いていけませんでしたが・・・

 

クリスマス直前に、

メキシコ北部各地に行っていましたが、

人出はいたって「普通」でした。

普通と言うのは、

コロナ前と変わりない状態。

 

それぞれの町、

特に中心部では出店が出たり、

綺麗な光の装飾が施されたり、

いかにもこの時期らしい雰囲気を醸し出していました。

今回大きなところですと、

1週間ぐらいの間に

チワワ市、トレオン市、サカテカス市、サンルイスポトシ市、ケレタロ市、

そしてモレリア市に行ってきましたが、

個人的にはサカテカス市とモレリア市が良かったかな、

という感じでしょうか。

何をもって良いとするのかは人それぞれでしょうが、

多くの人にとっては町の雰囲気が一番大事ですよね。

景観とか綺麗な装飾とか。

 

そして何よりも、

人々にとって一番楽しみなのがクリスマスイブの夜。

基本的にメキシコでは家族で過ごします。

 

僕の家族は・・・

こっちの家族と深刻な問題が発生していため、(苦笑)

友達の家族に混ぜさせていただきました。(笑)

付き合いも長いので、

家族同然の付き合いです。

 

メキシコのクリスマスパーティーでは何をする?

家族といっても、

親戚一同集まるので賑やかです。

クリスマス用の料理というのがあって、

みんなで持ち寄るとか、

会場になる一家が用意したり、

またはどこかのレストランに一式頼んだり。

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だいたい夕食時の19時頃にぞろぞろと集まり、

世間話をし、

ご飯を食べて過ごします。

そしてその後はついにプレゼントタイム。(笑)

 

メキシコのクリスマスのプレゼント

基本的にプレゼント交換です。

やり方はくじ引きなどいろいろありますが、

僕が好きなのは予めあげる人を内密に割り当てておく方法。

そうすればその人のことを考えてプレゼントを買えますしね。

 

そのプレゼント交換がまたオモロイ。(笑)

ただプレゼントをあげるだけではなく、

ジョークを混ぜて悪戯用のプレゼントを先にあげてガッカリさせるとか。(笑笑)

ココでは書けないような類の“プレゼント”を悪戯用に用意するのが盛り上がります。

 

はい、

今年僕らがお邪魔させてもらった一家でも、

ちゃんと悪戯用のプレゼントを仕込みました。(笑笑)

そして・・・

大晦日にも同じようなパーティーにお邪魔するんですが、

そこでも悪戯用プレゼントを仕込んでます。(笑笑笑)

 

メキシカンジョーク。

 

これがですね、

解るとオモロイし使えるので、

もしそういう機会があったらドンドン覚えて使った方がいいと思います。(笑)

 

クリスマス当日はどう過ごす?

25日はパーティーの疲れもあってか、

基本的にダラダラ過ごします。

 

レカレンタド(recalentado)といって、

前日に残った料理を「再加熱」するっていう意味のレカレンタド。

Calentarは加熱、

Reをつけて再加熱。

 

全員でないにしろ、

行ける人はまたお昼過ぎぐらいにゾロゾロと前日の開場に赴き、

前日の料理を“再加熱”して二次会とします。

 

そこでもやはりダラダラと過ごし、

クリスマスは終了・・・

 

いや、終了じゃない!(苦笑)

 

ポサダから始まるメキシコのクリスマスの習慣は、

実は25日がクライマックスではありません。

クリスマスが終わった後もダラダラと続き、

全部終わるのが2月初め。

 

それまでいくつか行事があるんですが、

もちろん全てキリストさんの生誕に関わるもの。

 

だからメキシコのクリスマスは「ガチ」なんです。

 

ちなみに、、、

メキシコでは、

というかスペイン語では「クリスマス」とはいいません。

「ナヴィダ」といいます。

Navidadと書きます。

 

これってラテン語のNativitasからきていて、

意味は「誕生」です。

 

もちろん「メリークリスマス」とも言わず、

「フェリス・ナヴィダ」です。

フェリスはFeliz=幸せな

 

はい、てなわけでして、

Feliz Navidad 2022!

 

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