「リメンバーミー」から始まるメキシコ旅行。一度観たら現地へ行こう。(笑)


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世にある旅行や海外生活について、

ほぼ毎日行き当たりばったりに、

メキシコ現地から好き勝手に書いている、

ゆるすぎるメキシコブログ【キオテ通信】です。

 

成田から直行便でたったの12時間、

2022年の年末年始の海外旅行、2023年の春休み旅行、

メキシコ観光は弊社におまかせを。

メキシコ在住17年目のメキシコガイド兼ドライバーが、

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育児期間中につき、

投稿が断続的になっております~。

落ち着きましたらほぼ毎日投稿に戻します。

 

死者の日から現実の死を考えてみた。

 

映画「リメンバーミー」の話です。

前回のつづきです~

まだの方は前編、中編もご覧ください👇

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映画をよりおもしろくするには背景も知った方がいい。

この映画で描かれているものが、

昔からずっと続くメキシコの死者の日の姿かと言えばNOで、

あくまでヨーロッパ化が始まった以降、

より正確に言えば、

1930年代に当時のラサロ・カルデナス大統領政権下で一般的になった形が描かれています。

でもその根底には、

メソアメリカ時代の、

トウモロコシの収穫=死から、

来季の作物の成長と豊作=生を生むための儀式があり、

それとヨーロッパの要素が「融合」し、

ユネスコが認める世界無形文化遺産となっているということを、

みなさんの頭の片隅に入れておいて頂きたいです~。

 

ミチョアカン旅行のすゝめ~

宣伝も兼ねて、(笑笑)

オアハカも有名ですが、

僕としてはミチョアカンもおススメです。

何といっても、

現代風の死者の日の形は、

ミチョアカンから始まりましたから。

雰囲気的にも、

ミチョアカンの方が、

変なガイコツのメイクをしてハロウィンと勘違いしているガイジンが少なく、(苦笑)

ローカル感を多く残しているので、

じっくりメキシコの「死者の日」の習慣を体感されたい方にはおススメです。

👇地元の人のご自宅にお邪魔しました。

そしてもちろん、

この「リメンバーミー」のモデルになった場所にもご案内いたします~(笑)

 

残念ながらココさんは亡くなられてしまいましたが、

もし今後も開放されるのなら彼女のご自宅とかですね、

墓地、教会、靴屋さん、ピラミッドなど、

リメンバーミー由縁の場所にお連れします。

 

リメンバーミーをサラっと解説~

リメンバーミーみたけれどイマイチ、

家族構成がとかよく分からないという方のために、

リヴェラ家の家系図を付けときます。(笑)

まだ見てない人は、

以下は読まない方がいいでしょう。

 

主な登場人物は赤い線で囲ってあります。

映画のメッセージは、

 

「ちゃんと家族を大事に想って生きましょう」(笑)

 

じゃないと、

自分が死んだあと誰も自分のことを思い出してくれず、

「死者の日」に最愛の人達に会いに人間界に戻ることが出来なくなってしまうよ~と。(苦笑)

 

結局勘違いから、

ココさんのお父さんエクトルさんは、

音楽のためにココさんを含む家族を見捨てたと思われ、

後代の家族にも嫌われてしまいます。

結局偽スーパースター、

エルネスト・デ・ラ・クルスが、

エクトルさんの曲をパクっていたことが判明。

これによりエクトルさんの汚名が晴らされるも、

ココさんは亡くなってしまい、

翌年の死者の日に、

「死者」として父娘一緒に人間界に戻ることが出来ました、

チャンチャン、

というもの。(笑)

 

自分の死生観、実は死期はそこまで来ている

これまでにも幾度か書いてきていますが、

僕は母の死から「死」というものを現実的に考えるようになりました。

 

今動いている鼓動が止まるとき。

今の呼吸が止まるとき。

今の意識がなくなり戻らなくなるとき。

そして自分の最愛の人達との最後の別れ。

 

それって実は、

そうは遠くない未来に来るんだなぁと、

神妙に考えるようになりました。

 

だって、

何百、何千、何万回って話じゃなくて、

もう数十回「明けましておめでとう」と言えば、

それで自分も「死者」となるわけです。

 

👆これ、すごくないです?

 

今僕はこうして元気に楽しく生きていますが、

そんな日常って、

あと数十回、

場合によったらあと数回?(苦笑)

「明けましておめでとう」といったら終わるのです。

 

でにですね、

死ぬのが怖いっていう人がいますが、

なんかこう、仏教もそうですが、

メソアメリカの宇宙観というか、

二重性と言うのか、

この世もあの世も、

性質が違うだけで同一の世界という考え方をすると、

「死」=「怖い・不幸」とは必ずしも言えない気がしてきます。

 

実は、(笑)

今僕ら夫婦は遺言書というものを作ってます。

メモ帳に書いたものじゃなく、

ちゃんと公正証書にしたもので法的に効力を持たせます。

こっちの家族が結構ややこしいことが分ったので、(苦笑)

特に子供関係ですね、

遺言書一枚を見せて、

自分の家族への被害を回避させることが目的。

 

僕ら親が事故かなんかで一度に死んだ場合、

親権をどうするかってこと、

あとは僕らの葬儀の方法ですかね。(笑笑)

 

僕らは二人とも潔く自然に返りたいというのがあるので、

墓を造っていつまでも後代に拝んでもらいたくないし、

いっそのこと早く土(自然)に返って、

仲が良かった人たちの記憶の片隅にだけ留めて貰えたらなと思ってます。(笑)

 

こっちは宗教が絡んできたり、、

「メキシコの家族の絆」が良からぬ方向に行きそうなため、(苦笑)

公正文書としてちゃんと残しておこうというもの。

 

てなわけでして、

「リメンバーミー」とメキシコの死者の日、

そして僕の死生観のようなものを、

くどくどと書きました~。

 

皆さんもそれぞれ死生観お持ちだと思います。

これって議論するものではないと思いますが、

他人のそれを聞くって、

なかなか興味深いものを感じると思います。

共有頂ける方、

お気軽にメッセージ下さい~(笑)

 

ではまた。

 

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