せっかくだから、メキシコの鳥も見てみましょ~(2/2)
メキシコ在住16年目、
「メキシコの素顔を世界に!」をモットーに、
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いつかまた戻ってきたくなるメキシコ旅行を提供しています、
公認日本語ツアーガイド兼ドライバーの岩﨑コウです。
今日も呑気にメキシコから書いています~
せっかくだから、メキシコの鳥も見てみましょ~(笑)・2/2
前回の続きです~。
1/2キオテ通信
グァカマジャには大きく分けて2種類あります。
緑(Ara militaris)と、
あとは赤(Ara macao)です。
何かに似ていません?
はい、オウムです。(笑)
じゃあ、グァカマジャはというと・・・
インコ科です。
オウムはオウム科。
でも目は両者ともオウム目で同じなんですね。
簡単な見分け方は大きさですが、
基本インコの方が小さいですが、
グァカマジャになるとデカいんです。(苦笑)
じゃあ他の見分け方はというと、
冠羽の有無。
ある方がオウム、
無いのがインコ。
はい、
当然グァカマジャも冠羽ありません。
実は僕間違って理解していて、
てっきり緑はメキシコ固有の鳥類なのかと思っていましたが、
南米の各地にも生息しているようです。
でも日本にはいませんよ。(苦笑)
動物園はしりませんが。
メキシコ国内ですと、
北西部のソノラ、チワワ州から、
ゲレロ、オアハカ、チアパス州の太平洋側。
北東部のタマウリパスや
プエブラ、オアハカの山側に生息が確認されています。
が、です。
この鳥の個体数は世界(と言ってもメキシコと南米)で10,000以下で、
絶滅危惧種に指定されています。
その理由は、
生息環境の変化や現象、
そして不法取引です。
2017年~20年の間に、
200羽近くが保護されています。
もう一つは、
自然環境の食物連鎖の中で、
極めて脆弱性が高い位置にいるためです。
つまり、
卵をエサとするイグアナ、
雛鳥を食べるカラス、
後は蜂だったり。
食べられずに大人になるのはたったの10羽ほど。
天敵が多いのも、
繁殖スピードが遅い原因の一つです。
どこで見られるのかというと、
オアハカ州。
オアハカ市ってメキシコシティから400キロぐらい離れていて、
車でも5時間以上かかるんですが、
ここはオアハカでもプエブラ州寄り。
ちょっと高速道路から外れてしまうのですが、
オアハカ方面に行かれるのであれば寄り道するのが良いですね。
基本通年で見られますが、
よく見られる時期というのがあって、
各地域によって異なって来るのですが、
僕がお連れするエリアというのは6月~8月頃が、
最もよく見られる時期と言われています。
というわけで、
グァカマジャの里へ行ってきます。(笑)
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