「旅」は人を青春真っただ中にいさせます。
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育児期間中につき、
投稿が断続的になっております~。
落ち着きましたらほぼ毎日投稿に戻します。
「完全燃焼」、してます?
👆メキシコ最高峰5636mへの登頂で文字通り「完全燃焼」して動けませんでした。(苦笑)
ちょうど今、
サッカーしてるんですかね?
日本対ブラジル。
いやー、
久しぶりに驚きと共に感動しました。
堀江謙一さんが83歳で、
太平洋無寄港横断を成し遂げたというニュース。
僕は静岡県掛川市というド田舎の、
海から2キロぐらいの場所生まれ育たんですが、
海関係は無知。
未だに船に乗ると、
初めて船に乗る子供のようにハシャグほど、
海というのが身近にありながら遠い存在なんです。
そんな僕でも、
今回の堀江さんの偉業には、
心底「すげぇー!」と感じずにはいられませんでした。
それと同時に、
自分も83歳の時に「青春真っただ中!」と感じたい、
そんな風に思ったのでした。
いやいやいや、
83歳ですよ。
昨年ユカタン半島のマヤ遺跡巡りに一人で出かけたんですが、
とある名の知れぬ遺跡に行こうと、
カラクムルのジャングルにですね、
僕の市街地用の前輪駆動車で入ったんです。
もちろん入口は解放されていて、
閉まっているという情報もなかった。
ところがガタガタの道を進むにつれて異変に気付きます。
「これ、無理だ」と。(苦笑)
しかも道幅は車一台が通れるほど、
下は当然未舗装でガタガタ、
辺り一帯はジャングルなので、
皆さんのご想像通りです。
引き返すに引き返せず、
ヤバいヤバいと思いながらも進まなければ引き返せません。(汗)
30分ぐらいですかね、
結構中まで入ったところで更に悲劇が。
嵐か落雷で倒れたと思われる木がですね、
その車一台が通れるほどの道を完全に塞いでるんです。
僕は「あ、これマジで終わったわ」と感じたのでした。(苦笑)
広大なカラクムルの原生林でただ一人、
日も沈みかけ薄暗くなる中、
倒れた木に道を塞がれ大ピンチ。
でも不幸中の幸いで、
その木というのが巨木ではなく、
歯を食いしばれば何とか動かせそうなものだったんです。
1時間ぐらい格闘し、
何とかその倒れた木の脇をすり抜けられるであろうスペースを確保したのでした。
更に、
雑草が生い茂ってはいたものの、
100回ぐらい切り返しを繰り返せば、
何とか逆方向に向けられるだろうというスペースを見つけ、
更に30分ほど切り返しをし、
車体を来た方向に向けることが出来たのでした。
いやー、さすがに心細くなりましたね。(苦笑)
日が沈みかけていて、
カラクムルのジャングル、
引き返せない、
立往生、
おまけに携帯繋がらない。(沈)
大自然の中の一人旅。
いくら慣れているとはいえ、
ありえないような不測の事態というのはドンドン襲い掛かってくるものです。
僕のジャングルの経験なんかちょろいもの。
堀江さんはあの太平洋を、
3ヵ月以上も一人で、
風の力だけで進まれたわけです。
83歳で!
小心者の僕にはムリです。(苦笑)
でもですね、
フィールドは違えど、
冒険という「旅」というものを愛する心は同じかな、
と感じたんです。
堀江さんの冒険と僕の冒険は異質で異次元のものですが、
なんかこう、
進んだ先に何かあるかも、という探求心や、
一般的には理解されにくいリスクを冒したあとの達成感を求めたり、
もし僕が、
ヨットに出会い、
海にのめり込んでいたら、
もしかしたら「やっていただろう」と思うんです。
何歳だろうが、
一人で海、
一人で山、
一人で砂漠、
なんてことをしていたら、
「歳だから」なんて言っていられませんからね。
そういう冒険では「自分で生きる」しかないんです。
そんなリスクを冒して挑戦する精神、
これが何歳になっても「青春真っただ中」にさせるのでしょう。
「青春」て二十歳前後でいわれることが多い気がしますが、
そういう無根拠の年齢制限を止めてですね、
生涯現役、
「一生青春!」のような気概で生きれば、
日本はもっと元気になる気がしました。(苦笑)
べつにアイドルが悪いわけじゃないですが、
若い人も、
恋愛禁止ルールで恋愛できないのに恋愛の歌を歌って、
聴く方もその気になって聴いている場合じゃありませんよ。(苦笑)
だったらリスクを冒して、
熱い恋愛を自分ですればいいじゃないですか。
恋愛無くして元気はでません。(笑)
リスクを冒す(冒険)⇒恋愛、
という流れになってしまいましたが、
本来「旅」ってそういう側面があると思うんです。
敢えて自宅というコンフォートゾーンから出て、
おカネと時間を使って遠くまで行くって、
かなりのリスクを負っていると思うんです。
今でこそ高級ホテルやリゾートで、
あたかも別のコンフォートが「約束」されているようですが、(苦笑)
本来「冒険」には「約束」なんてありませんから。
自己責任なんです。
もし行った先でリスクと対峙したならば、
100回でも1000回でも車を切り返して、
来た道を戻ればいつかは帰れるのです。
目的地も大事なんですが、
もっと大事なのはその「過程」だと思うんです。
過程をすっ飛ばして、
目的地だけが「旅」になってしまったら、
ただ快適空間を移しただけで、
時間とおカネを掛けた割には、
実は何も変わっていなかったり?
それだと「青春」も生まれません。
「肉体と精神の完全燃焼」
いい言葉ですよ。
ヨットで太平洋横断したって、
たぶん誰の役にも立ちません。
スポンサー以外は。
でも、
その「完全燃焼」というところ、
これは何事においても大事な要素なんじゃないかな?
と僕の場合は堀江さんに教えてられた気がしています。
先日も「僕には老後が無い!」と書いたばかりですが、(苦笑)
そういうことでございます。
皆さんも、
「もう歳だからメキシコ旅行なんて・・・」
とお思いの60代、70代の方々、
何をおっしゃいますか!!(笑)
83歳で一人でヨットで太平洋横断しいる80代の人もいらっしゃるんです。
皆さんの青春はまだまだこれから!
太平洋をヨットで横断は無理でも、
メキシコを車で縦断ならできますよ?(笑笑)
こんな👇旅もおススメです。
太陽の国メキシコを陸路で縦断
そんなわけでして、
皆さんの「青春真っただ中」、
ぜひぜひメキシコ旅行で再燃焼してください。
ではまた。
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