マヤのヤシュチラン遺跡。知られざるマヤを感じる旅・前編
メキシコ在住16年目、
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知られていない遺跡にこそロマンあり。(笑)
👆観光客が目指すヤシュチランの南アクロポリスの空撮(出典:Arqueologia mexicana)
マヤと言ってもいろいろある
ヤシュチラン遺跡、
パレンケやテオティワカンと比べると読みにくい名称ですね。(苦笑)
ガイドブックにはちょこっと出ていますが、
日本の方々にはほとんど知られていない、
無名と言ってもいいマヤの遺跡です。
これまでにもマヤについては、
5000万回ぐらいブログには書いてきていますが、
たぶん、
まだあんまりよく分からないという人も多いのでは?
マヤいえば、
マヤ暦!
マヤ文字!
マヤ数字!
ピラミッド!
などなど、
マヤのイメージを形成するものっていろいろ出ています。
でも、
そんなマヤのイメージを抱きつつ、
いざ有名なマヤ遺跡に行っても、
それらってあんまり目にしない?
てか気づかないから通りすぎちゃったり。(苦笑)
しかも、
イメージしてたのと違って、
ちょっとガッカリもしたり?(沈)
数字や文字を見ても、
正直何もわからないから、
ふーん・・・で終わっちゃったり。
壁画に「UI」とあってガイドから、
「アトレだよ~」って説明されてもそのアトレが何なのかとか、
実のところ初めての旅行者には、
「マヤ」がなんなのか、
「マヤ」の素顔を知るのはなかなかハードルが高いんですね。
でもその「なんなのか」
っていうのが分かってこないと、
その場にいる意味とか価値ってあんまりない。
99%の人が、
前にそこにいた人と同じ写真を自分でも撮って、
SNSに上げて自己承認欲求を5秒くらい満たすという、
偽善ならぬ偽幸ループでグルグルしているのだと思います。
「ヤシュチラン」っていう、
ジャングルの中のマヤ遺跡にわざわざ駆け足で行ったけれど、
何が他のマヤ遺跡と違うのか、
というのが分からないと、
パレンケだろうがカラクムルだろうが、
チチェンイッツァ、ウクスマル(ウシュマル)だろうが
全部おんなじ。
これだとワザワザ時間とお金をふんだんに使っていくのって、
正直もったいない。
そう僕は思うんですよね。
てなわけで、
そのちょっとのところを、
ちょっとだけでもお手伝いできるよう、
このメキシコ通信の場で
たまに遺跡関連の説明もさせて頂いております。
ヤシュチランとはなんぞや
今でこそ
ヤシュチラン(Yaxchilan)と呼ばれるのが普通ですが、
これまでに様々な呼び名があり、
実際のところ、
当時の名称はわかっていません。
Mench、
Bol Mench、
Menhe tinamit、
などなど、
様々な名称で呼ばれましたが、
最終的に、
近くにあったYaxchilanという小川の名前が付けられました。
その意味は・・・
「蛇の偉大な家」
蛇というのは僕は大の苦手な動物で、
見るのも耐えられないぐらいなんですが、(苦笑)
メソアメリカの蛇への信仰というは、
遠くはオルメカから始まっていたのです。
オルメカというのは、
紀元前1800年ぐらいにベラクルスのサン・ロレンソで興った、
メソアメリカ最初の「文化」です。
それがやがてトゥラでケッツァルコアトルになり、
同じヤシュチランと同じマヤの都市チチェンイッツァで、
ククルカンと呼ばれ敬われるようになるのです。
だから、
この「蛇」という存在は、
メソアメリカ史では、
気持ち悪いからといって切り捨てることができない、
象徴的な動物なんですね。
その証拠がこれ👇メソアメリカの各都市で敬われていた「蛇」のレリーフ。年代順に。
オルメカ(La venta)出典:MNA
テオティワカン(アルティプラノ)
ヒコチマルコ(トトナカ)
ソチカルコ(アルティプラノ)
チチェン(マヤ)
テノチティトラン/メシカ(アルティプラノ)
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