マヤのヤシュチラン遺跡。知られざるマヤを感じる旅・前編

メキシコ在住20年、政府認定観光ガイドの岩﨑功が発信する、一番真面目なメキシコブログです~。

出典Arqueologia mexicana
マヤと言ってもいろいろある
ヤシュチラン遺跡、
パレンケやテオティワカンと比べると読みにくい名称ですね。(苦笑)
ガイドブックにはちょこっと出ていますが、
日本の方々にはほとんど知られていない、
無名と言ってもいいマヤの遺跡です。
これまでにもマヤについては5000万回ぐらいブログには書いてきていますが、
たぶん、まだあんまりよく分からないという人も多いのでは?
マヤいえば、
マヤ暦!
マヤ文字!
マヤ数字!
ピラミッド!
などなど、
マヤのイメージを形成するものっていろいろ出ています。
でも、
そんなマヤのイメージを抱きつつ、
いざ有名なマヤ遺跡に行っても、
それらってあんまり目にしない?
てか気づかないから通りすぎちゃったり。(苦笑)
しかも、
イメージしてたのと違って、
ちょっとガッカリもしたり?(沈)
数字や文字を見ても、
正直何もわからないから、
ふーん・・・で終わっちゃったり。
壁画に「UI」とあってガイドから、
「アトレだよ~」って説明されてもそのアトレが何なのかとか、
実のところ初めての旅行者には、
「マヤ」がなんなのか、
「マヤ」の素顔を知るのはなかなかハードルが高いんですね。
承認欲求のためではもったいなすぎる
でもその「なんなのか」っていうのが分かってこないと、
その場にいる意味とか価値ってあんまりない・・・
99%の人が前にそこにいた人と同じ写真を自分でも撮って、
SNSに上げて自己承認欲求を5秒くらい満たすという、
偽善ならぬ偽幸ループでグルグルしているのだと思います。
「ヤシュチラン」っていう、
ジャングルの中のマヤ遺跡にわざわざ駆け足で行ったけれど、
何が他のマヤ遺跡と違うのか、
というのが分からないと、
パレンケだろうがカラクムルだろうが、
チチェンイッツァ、ウクスマル(ウシュマル)だろうが
全~部おんなじ。
これだとワザワザ時間とお金をふんだんに使っていくのって、
正直もったいない。
そう僕は思うんですよね。
てなわけで、
そのちょっとのところを、
ちょっとだけでもお手伝いできるよう、
このメキシコ通信の場で
たまに遺跡関連の説明もさせて頂いております。
ヤシュチランの本名
今でこそ
ヤシュチラン(Yaxchilan)と呼ばれるのが普通ですが、
これまでに様々な呼び名があり、
実際のところ、
当時の名称はあんまりよくわかっていないらしい。
Mench、
Bol Mench、
Menhe tinamit、
などなど、
様々な名称で呼ばれましたが、
最終的に、
近くにあったYaxchilanという小川の名前が付けられました。
ただ、最新の研究ではどうもPa’Chan(パチャン/パシャン)というのがその本名ではないか、という説が出てきている模様。
ヤシュチランの意味
で、現在のYaxchilan、その意味は・・・
「蛇の偉大な家」
蛇というのは僕は大の苦手な動物で、
見るのも耐えられないぐらいなんですが、(苦笑)
メソアメリカの蛇への信仰というは、
遠くはオルメカから始まっていたのです。
オルメカというのは、
紀元前1800年ぐらいにベラクルスのサン・ロレンソで興った、
メソアメリカ最初の「文化」です。

それがやがてトゥラでケッツァルコアトルになり、
同じヤシュチランと同じマヤの都市チチェンイッツァで、
ククルカンと呼ばれ敬われるようになるのです。
だから、
この「蛇」という存在は、
メソアメリカ史では、
気持ち悪いからといって切り捨てることができない、
象徴的な動物なんですね。
ヘビ信仰は古い
その証拠がこれ👇メソアメリカの各都市で敬われていた「蛇」のレリーフ。年代順に。






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