昔のメキシコの偉人の末裔。

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メキシコ在住16年目、

「メキシコの素顔を世界に!をモットーに、

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いつかまた戻ってきたくなるメキシコ旅行を提供しています、

公認日本語ツアーガイド兼ドライバーの岩﨑コウです。

 

昔のメキシコの偉人の末裔。

☝モクテスマの子孫フェデリコ・アコスタさん右と、コルテスの子孫アスカニオ・ピグナテリさん

 

偉人の末裔と聞いて思い浮かぶのは、、、

 

日本の戦国武将で有名な人ですと

まず織田信長さん。

 

彼の子孫としても知られるのは

フィギュアスケートのオリンピック選手の

織田信成さん。

 

あまりぱっと思いつかないのですが、(苦笑)

他には

歴史研究家の明智憲三郎さんは明智光秀さんの子孫にあたるようです。

 

僕も自分の家系図を見たことがあります。

 

父方の祖母しか会ったことがないのですが、

自分の先祖がどういう人でどういう暮らしをしていたのか、

もしタイムマシーンがあれば真っ先に会いに行きたい人達です。

 

たどっていけば、

江戸、

戦国時代はもとより、

弥生時代、

縄文時代、

旧石器時代

と果てしなく続いていくんでしょうね・・・

 

自分のDNAはどこから来ているのか。

いや、正しくはどこを辿って静岡県に辿り着いたのか。

 

遡ればキリがないですが、

興味は尽きません。

 

そんな大昔から続いている岩﨑家のDNAですが、

今ちょっとした、

というかかなりの異分子がメキシコあるわけです。(苦笑)

 

これを書いている人なんですが。(笑)

 

会ったことがある僕の親戚一同を見渡しても、

海外に住み着くような人は一人もいません。

 

たまに帰って会いに行っても、

宇宙人みたいな目で見られているような気がして、

なんかソワソワするんですよね。(笑)

 

「え、オレなんか変?」

 

みたいに。

 

サラサラ外国なんかに興味がない家系に現れた異分子。

 

その異分子があるメキシコには、

「戦国時代」ではないと思いますが、

強いて言えば「藩」のようなものがありました。

 

メキシコの考古学ではCultura(文化)と呼ぶのですが、

僕がよくメシカ文化、プレペチャ文化、トトナカ文化、マヤ文化、トゥラ文化、

などと呼んでいるものです。

 

スペイン人が来る1519年以前の約200年間は、

皆さんもよくご存じの“アステカ”と広く呼ばれている帝国がありました。

 

正しくは「メシカ」というのですが、

そのメシカ帝国を「幕府」と例えると、

現在のメキシコの各地には、

メシカ“幕府”に年貢を納める「藩」のようなものが各地にあったわけです。

 

中にはメシカの執拗で乱暴な統治を恨み、

怒りを募らせる「藩」がいくつかあったわけです。

 

それがベラクルスのセンポアラだったり、

メキシコシィティの東のトラスカラだったりして、

打倒メシカを目論みスペイン人の支援者となるのです。

 

だから1857年の新憲法の公布まで、

「裏切者」として地図から抹消されていたんですね。(苦笑)

 

で、

時代からしても近いので、

そのメシカ(アステカ)帝国の首長さんを、

メキシコの信長さんとしましょう。

現にメソアメリカを広域にわたって支配していましたから。

 

メシカ(アステカ)の首長さんは、

創設者のテノシュ

後の世界史の下になる

あの世紀の大事件が起こります。

 

アメリカ大陸のヨーロッパ化の始まりです。

 

エルナン・コルテス率いるスペイン人が、

敵対していたベラクルスとトラスカラの「藩」の兵を引き連れて、

1325年にテノシュさんが創設したメシカの首都(現メキシコシティ中心部)のテノチティトラン

に入るのです。

 

今から501.5年前の

1519年11月8日、

ヨーロッパは大航海時代、

日本はまだ信長さんの時代の50年ぐらい前です。

モクテスマ・ショコジョツィンは、

スペイン人を現メキシコシティのこの👇場所で出迎えます。

 

だ・か・ら、

モクテスマは歴史に名を残しているんです。

 

当時は一夫多妻制のようなもので、

モクテスマにも正妻と何人もの側室がいたようです。

正確な人数は分からないのですが、

子は150人以上にも上るとか。

 

もちろん記録なんてないので、

誰の子孫がどこにどれだけいるのかなんて正確には分からないのですが、

当時の貴族階級については一部情報があるようです。

 

そこから辿って推測するところ、

今日メキシコには600~700人、

スペインに350人程の末裔がいると考えられています。

 

中にはモクテスマが姓の方もいらっしゃいます。

 

2019年11月8日は、

スペイン人がテノチティトランに来てからちょうど500年でした。

その際にメシカのモクテスマとスペイン人のエルナン・コルテスの子孫が、

2人の先祖が500年前に実際に出会った歴史的な場所で握手を交わすという、

歴史的なイベントがありました。

信長さんと光秀さんの子孫が、

現場の本能寺の跡地で実際に出会って握手を交わすのようなものです。

 

そんなわけで、

メキシコの偉人の末裔の話でした~。

 

メソアメリカにご興味がある方、

最古のオルメカから行くのも興味深いですが、

この場所から遡って各地のメソアメリカの都市を行くのもオモシロイかもしれません。

 

アメリカ大陸のヨーロッパ化の起点になった現場、

ピラミッドはないですが、(苦笑)

当時を想像して頂けるとメキシコへのご興味が格段に高まる事でしょう。

 

ではまた明日~

 

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