差別と悪口と冗談。


メキシコ,観光,旅行,ガイド

メキシコ在住16年目、

「メキシコの素顔を世界に!をモットーに、

複雑で広大なメキシコを【お得】で【楽】で【濃厚】完全プライベート日本語ツアーで、

いつかまた戻ってきたくなるメキシコ旅行を提供しています、

公認日本語ツアーガイド兼ドライバーの岩﨑コウです。

 

今日も呑気にメキシコから書いています~

 

差別と悪口と冗談。

メキシコの観光ガイド岩﨑功が石碑の前で腕組みをしている

 

最近サッカーのバルサの選手が、

日本人を差別したってことが話題になっていますね。

 

同じラテン系の言語でも、

僕はフランス語は全く分かりません。(苦笑)

 

大学では第2外国語でフランス語を取っていたんですが、

テストはいつもギリギリの「可」でした。(沈)

 

だから彼らが発言した言葉というのが、

どれほどのインパクトがあるのか正確には僕にはわかりません。

 

一つ気になったのが「Putain」という単語。

 

これってスペイン語だと「Puta」となり、

英語の「Bitch」ですね。

 

直訳すれば、

「娼婦」などという攻撃的な意味なんですが、

直訳して使われないケースも多々あるんです。

 

例えば何か失敗をやらかして、

「Puta・・・」、

思い通り事が運ばず

「Puta・・・」と独り言を言って嘆く。

 

あとは強調するために、

「Que puto coraje me dió」

マジむかついたわ

とか、

「Que puta costumbre tiene de tirar la basura」

ゴミを投げ捨てるなんてマジ最低だな

とか。

 

あとは、

動詞にして、

「Me emputa!」

(マジむかつくわ)

という具合に。

ただこれはPutaとの関連性は不明。(苦笑)

 

そんな風に、

日常会話で「多様」されます。

 

👆誤解がないように。

僕みたいなはしたない人たちは使いますが、

ちゃんと教育されている人達は使わない人もたくさんします。(苦笑)

 

何が言いたいのかというと、

差別したり、

誰かを攻撃(口撃)する時にだけ使われるワードではないということ。

 

他にも、

英語のFワードに相当またはそれ以上の攻撃的なワードはありますが、

声のトーンによっても「冗談」になったりもするんですね。

 

だからある一つのワードだけを切り取ると

とっても不快な言葉になりますが、

前後の文脈や会話中のトーン次第では、

いとも簡単に冗談にもなるという、

不思議なワードなのです。

 

でもスペイン語でPutaと誰かに言えば、

はさすがに・・・冗談ではない。

 

フランス語ではどうなんでしょうね~。

 

とは言ってもです。

 

メキシコで僕も、

「変な顔」とかそれ相応のことは陰で言われているでしょう。(笑)

 

どこに行っても顔だけはアジア人なので、

周りがみんなメキシコの人達の中に行けば、

「異物」に見えるのはあたりまえ。

 

そこで陰口をたたかれるのも「普通」。

 

ガイジンだからと相手にされないこともある。

(最近は減ったか)

 

僕は昔日系企業の忙しい営業マンで、

それ故?運転が荒かったので、(笑)

割り込むと「Puta madre!」

と罵られたり。

 

今じゃ何とも思いませんが、

気にしだすとキリがありません。

 

レストランやお店などで、

「日本人」であることを理由に、

サービスを受けられない場合は「差別」になりますが、

「お前は日本人だから」なんてわざわざ言わないじゃないですか。(苦笑)

 

だからたとえサービスの提供を拒否られても、

それが「国籍」が理由なのかは分からないですね。

 

メキシコは基本サービスがクソなレストランが多いので、

オーダーを取りに来るのが超絶遅い時や、

下手すれば来ない事もザラ。

 

👆そういう時は客である自分が立ち上がってオーダーしに行ったり。(笑)

 

でもそれが僕が「日本人」だからという事ではない、

と勝手に思っています。(笑)

 

いえいえ、

ちゃんと根拠もあって、

メキシコの人達と行っても同じことだからですね~。

 

僕はマンハッタンのヒルトンホテルのラウンジで、

黒人のウェイターにあからさまに“差別”され、

無視された経験はありますが、

まぁだからと言って僕のその後の人生に何の影響も出ていませんし。(笑)

 

悪口とか揶揄いは「しょっちゅう」ある。

それは日本人同士の場合でも日常茶飯事ですねぇ?

 

それがいきなりガイジンになったところで、

無くなるわけない。

 

当然差別はあるべきではありませんが、

「その程度の」言葉レベルでの耐久性は、

国際社会に出るのであれば、あって損なことではないのかと。

 

もし僕がその被撮影者側だったら、

たぶん逆にボロクソ言って彼らの反応を見て楽しんでいるのかと。(苦笑)

 

これ☝、たまにやるんですよ。

僕がスペイン語分からないと思って、

横で僕の事をガヤガヤ話すんですね。

 

一通り聞いた後に、

「なんで君たちはそんなにアホなんだい」

と一言言って首を横に振って立ち去るのです。

 

👆はい、大人げないですね。(苦笑)

 

だから、

差別や悪口は「ない」ことに越したことは無いものの、

「ありき」で考えた方が良いのかと。

 

ま、

楽天の会長はそんな事は知っていて抗議したのでしょうけれど。

敢えて大火事にすれば話題作りにもなりますしねぇ。

 

ガイジンによる「悪口」よりも、

日本国内に蔓延している「イジメ」の方が、

よっぽど消えるべきものだと思いますが。(苦笑)

 

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