メキシコというか宇宙って広いのに「~しかない」という選択しかできないのってどういうこと。


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世界というか宇宙って広いのに「~しかない」という選択しかできないのってどういうこと。

👆メキシコって、地球ってこんなに広いのに、「~しかない」ってどういうこと?

 

この年末にまたもや、

有名人の自死という暗いニュースが出ました。

 

有名・無名に関わらず、

「~しかない」という選択しかできないってどういうことって思うんです。

 

僕はそういう気持ちになったことがないので、

そういう人の気持ちは「わからない」としか言えない立場です。

そうなった事がある人、

そうなっている人にしか分からない気持ちってあるのだと思います。

 

かく言う僕だって、

将来について思い悩んだ時期ってあります。

今もそうなのかもしれませんが、

今は「今」を生きているので、

思い悩む対象が刻一刻と過ぎ去っているので、

そう感じていないだけなのかもしれません。

 

前澤さんの宇宙旅行が話題になっていますが、

このデッカイという一言では表せない、

「でっかい宇宙」で、

「~しかない」という選択しかできない状態って、

どういう状態?って思うんです。

 

やっぱり人って、

得手不得手って誰にでもあると思うんですけど、

たまたま最初から「得手」と感じられる環境に置かれる人は良いですが、

「不得手」の環境に置かれる人だっているわけです。

 

僕もその一人ですが。(苦笑)

 

人って紀元前7万年ぐらいに認知革命というのが起こって、

想像上の枠を作れるようになったんです。

その枠というのが国だったり学校だったり家庭だったりっていうもので、

物理的な国境がなくたって、

こっちからこっちはオレの物私の物って認知する(できる)ようになりました。

その仮装上の枠組みの中で、

「税金払え」とか、

「払わねぇと裁判だ」とか、

「裁判で有罪だから刑務所だ」なんていう、

個人の限界(150人程度)を超える人数の民衆を動かすことが可能になったのです。

 

でも、

動物の世界にはそれがありません。

あっちへフラフラ、

こっちへフラフラ。

環境が悪くなるとそこから移住したり、

それを季節ごとに繰り返す渡り鳥や、

メキシコではモナルカ蝶(オオカバマダラ)もそう、

自分に適した環境に移り住むというのをやるんですね。

モナルカ蝶。今ちょうど時期なんです。(写真:岩﨑)

でも人間になるとそれが出来ないらしい。

やれ家族だ、

やれ社会だ、

やれ会社、仕事だ、人生設計だ、やれ世間体だ、

と今が息(生き)苦しいのにも関わらず、

そういう見えない得体のしれない枠組みに抑制され、

去勢して去勢され、

そのままその居づらい環境に住み続けなければならないようです。

 

今年の5月にティファナという、

サンディエゴとメキシコの国境の街にいきました。

そこはメキシコ-アメリカ国境の最西端で、

鉄柵という物理的な国境が、

海の中で途切れている場所なんです。

メキシコの観光ガイド岩﨑功がティファナの国境でガイドをしている

中南米の人達には、

ものの50m先に見えるアメリカという国。

でもその鉄柵って果てしなく高く頑丈なものなんです。

でもそこをたかだか数秒の内に渡り切ってしまうカモメ君たち。

 

海中の魚や微生物だって、

1日に何十、何百往復しているんです。

人間だけ行き来出来ない途轍もなくデカイ壁。

それを目の当たりにしたのでした。

 

メキシコではどこそこの有名人が自殺した、

というようなニュースはこれまでに見たことがありません。

いえ、

ないわけじゃないですよ。

たった一つだけ今も語り継がれている有名人の自死。

時は1931年2月11日に遡ります。(苦笑)

場所はパリのノートルダム教会。

そこでメキシコ人アーティスト、

アントニエタ・リバス・メルカド(Antonieta Rivas Mercado)さんが、

拳銃で胸を打ち抜きました。

享年31歳。

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彼女の父はあの独立記念塔の天使を作ったアントニオ・リバス・メルカド氏。

そんな偉大な父を持ったアントニエタの人生は、

幸運に満ちたものではなかったようです。

夫のホセ・バスコンセロの大統領選をサポートして敗北、

まだ女性が権利を主張できない時代、

次第に夫婦仲も悪くなり、

死の前夜、

夫から「愛」を拒絶されたそうです。

 

昨今の放火による大量殺人だってそう。

メキシコでは耳を疑うような、

日本で起こる異常な事件。

 

今回も、

「あ、またか」

「ひどいね~」

で見過ごしていませんか?

 

そうなっている背景には、

認めない、

看過できない、

許さない、

という社会的抑制が無意識に働いているのでは?

 

表面だけ繕ったようなアイドルグループの歌詞に、

表面だけ癒されていませんか?(苦笑)

 

有名人・無名人に関わらず、

少しだけ渡り鳥になれるような社会、

現実にはそうなっている場所はあるんです。

だから不可能ではない。

 

ぼくの場合は半ば強制的に自分を渡り鳥にしましたが、(苦笑)

そうできない人だっているでしょう。

でも、

「~しかない」っていう、

地球崩壊直前みたいな考え、

もうやめませんか?

 

お互い様。

 

ちっちゃな事に目くじら立てて「論破」なんかせず、

せっかくこの世に生まれて来たんですから、

ルールという線の前後で譲って譲られて、

認めて認められる社会、

目指していこうじゃないですか。

 

ちょっと最近バタバタでブログの更新が止まっていますが、

僕はライフコーチ業も二刀流でやっていて好評頂いております。(笑)

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では良い週初めを~

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IwasakiKo