メキシコにこんな変わったマラソン大会があるんです。名付けて「モクテスマの魚リレー」。(笑)ロシア製ワクチン・スプートニクの経過。
あなたの1日、ココから始まります。(笑)
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メキシコ在住16年目、
「メキシコの素顔を世界に!」をモットーに、
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メキシコ観光省認定日本語ツアーガイド兼ドライバーの岩﨑コウです。
メキシコの数々の遺跡からグルメ、地方の見所、そしてメキシコの雄大な山まで、
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今日も呑気にメキシコから書いています~(笑)
モクテスマの魚リレー(笑)
(出典:Pescado de Moctezuma)
昨日ロシア製ワクチン、スプートニク(Sputnik)を打りました。
今日は朝起きてから打った右腕の二の腕が筋肉痛気味で、
ピンとまっすぐ伸びていない状態。(苦笑)
一昨日に懸垂したせいなのか。
ダルさっていうのは無いと思います。
よく眠れましたし。
明日まで安静にしておきます。
さてさて本題です。
今年はちょっと難しいけれど
来年こそはメキシコに行きたい・・・という方。
もう、ただ遺跡に行って、
ヨーロッパ”風”の街並みを歩くのも飽きた!
という方。(苦笑)
こんなメキシコの歴史を感じながら走れるマラソン大会があるんです!(笑)
名付けて「Pescado de Moctezuma」。
「モクテスマの魚」という名前のリレー式のマラソン大会です。
サイトはこちら。
https://pescadodemoctezuma.com/
これ、普通のマラソン大会と何がどう違うのかといいますと・・・
リレー方式のマラソンです。
メキシコ湾からテオティワカンまでの全長約300キロを、
6人ないしは12人でリレーしながらゴールを目指すというもの。
そもそも何で「魚」なのか。
「モクテスマ」ってなんなのか。
なんでわざわざ「リレー方式」なのか。
ここがただ自分で走るだけのマラソン大会とは違う点なんですね~。
時は遡る事500年以上前。
日本は・・・信長さんの時代のちょっと前。
海の向こうのメキシコはアステカで知られるメシカ帝国の全盛期。
僕はいつも「アステカで知られる」って書いているのですが、
これにはワケがあってですね、
いきなり「メシカ」って書いても、
皆さんには分かりづらいと思い、
そのように書いているんです。
理由はまた別の機会に書きます~。
で、そのアステカで知られる(笑)メシカ帝国には、
全11代の首長がいたんですね。
メシカの場合は首長に固有名詞があって、
大統領でも首相でもなく先生でもなく国王でもなく、
「トラトアニ」と呼ばれています。
徳川の将軍のように代々続いていくのです。
その9代目(1502-1520)の首長にモクテスマ・ショコジョツィンさんという人がいました。
通称モクテスマ2世と呼ばれている人です。
ちなみにその4代前(1440-1462)のトラトアニに、
モクテスマ1世という人もいます。
別人なのでご注意を。
正確にいつから始まったのかという記録はないんですが、
このモクテスマさんが大のシーフード好きだったようなんです。
彼は新鮮な魚介を、
メキシコ湾側のトトナカ族に年貢として納めさせるように指示します。
だから「魚」なんですね。
でも当時のメシカの首都テノチティトラン、
今日メキシコシティの中心部がある場所から、
メキシコ湾の一番近い場所まで軽く300キロはあります。
当時は車も自転車もリアカーもありません。
どうやって運んだのかっていうと、
この「リレー」方式です。(驚)
区間は現代のように一人何10キロも走るというものではなく、
1区間5キロぐらいだったそうです。
1区間30分で走れば、
60人にリレーして30時間。
新鮮なお魚君たちは、
約1日で鮮度を保ったまま、
皇帝モクテスマさんの下に届けられていたことになります。
最初これを聞いた時「ムリでしょー」って思ったんですが、
なるほど、そうやれば無理でもなのねって感心したのです。
だからこのマラソン大会。
そういうメキシコの歴史を基に行われている、
世界で一つしかないマラソン大会なんですねー(笑)
1チーム6人か12人で参加可能。
僕は6人制に参加したいんです。
そういう僕もまだ参加したことないんです~・・・(沈)
なかなか走れる6人を集めるのって難しい・・・
2022年「モクテスマの魚」マラソン大会、
どなたか一緒に走りません?(笑)
お一人様あたり約4万円ちょっと。
普通のマラソン大会に比べたらちょいと高いと思われるかもしれませんが、
これも同じ、
「メキシコだから走れるマラソン大会」、
「メキシコだからやる意味がある経験」という価値におカネをお払うということ。
タイムは関係ありません~(笑)
今「4万でも5万でもいいから走るわ!」と思われた方。
必ずメキシコを楽しめる方でしょう。(笑)
そんな積極果敢なメキシコ旅行を僕は応援します。
まだ来年の話ですが、(苦笑)
もし参加されるという方のためにお知らせします。
エントリーや宿泊所の手配、移動は私が全て行うので、
皆さんは体調万全でメキシコに来るだけ。(笑)
僕のツアー代は2日分頂くのですが、
ここで「キオテのライドシェア」の登場です。(笑)
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ツアー代は参加者様で割って頂けますのでお得になります。
僕の車に最大7人乗車可能なんですが、
3列目が狭いんですね・・・
身長が150㎝ぐらいの小柄な方ならそれほど窮屈ではないです。
または、
もう一つ大きいバンをレンタカーし、
その場合はレンタカー代も参加者様の人数で割り勘しますので安くなります。
チーム一丸となって走る、
アステカで知られるメシカ時代の「モクテスマの魚」リレー。
走りながら当時の様子を思って頂き、
そんな余裕は無くても・・・(笑)
皆で一丸となってゴールを目指し、
皆さんの心の思い出帳に一生残る、
メキシコでの「記憶」をおつくり下さい~(笑)
ではまた来年~!
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