メキシコ旅行は「半無計画」がちょうどいい。

メキシコ在住15年目、

「メキシコの素顔を世界に!

をモットーに、メキシコ公認ツアーガイド兼ドライバーの岩﨑コウです。

 

メキシコ旅行は「半無計画」がちょうどいい。

 

4年前のこの時期、

僕と妻は毎年恒例の約3週間の休暇を6月に取ろうと、

ちょうどこの時期ぐらいから計画を始めていた事を思い出します。

 

計画と言っても、

ユカタン半島(カンクンやチチェンイッツァがある大きな半島)を一周して、

チアパス州の密林に潜むマヤ文化跡などを数ヶ所をまわり、

チアパスの山村にある知り合いの家をサプライズ訪問し、

壮大なスミデロ渓谷(Cañon del sumidero)を見に行こうという、

大雑把で大体6,000キロぐらいの行程でした。

 

そこで僕はプロポーズの計画をしていたのです。(笑)

 

僕らは自然が好きで、

特に静かな海や山で望遠鏡で星空を眺めるも好きです。

だからプロポーズもそういう場所がいいなぁ~、と。(デヘヘ)

 

でも計画した旅程でそういう条件が一致するところって、

ユカタン半島のカリブ海側しかない。

 

でもカンクンみたいな賑やかで、

メキシコっぽくない所は絶対イヤだ、と。(苦笑)

 

いえいえ、

べつにカンクンに罪はないのですが、

リゾートなら世界どこにでもあるじゃないですか。(笑)

べつにカンクンに来なくても。

 

住めば都じゃないですが、

何もない浜辺で静かにキャンプするのだって、

僕にはちゃんと贅沢なリゾートになります。(笑)

(☝とはいってもメキシコはイロイロあるので、

土地勘なくキャンプはしない方がいいですよ)

 

ということで静かそうで、

自然豊かな3ヶ所を候補を挙げたのです。

 

いざ出発。

 

でもカンクン(Cancun)に近づくと雲行が怪しくなります。

 

数日後、

プラン1のコスメル(Cozumel)では日は差したものの、

ちょうど妻が体調を少し崩してしまって、

夜のロマンチックな雰囲気を作れず、

早々に就寝。(沈)

 

翌日、

気を取り直して、

コスメル島を一周(正確には半周しか道がない)し、

プラジャ・デル・カルメン(Playa del Carmen)行のフェリー乗り場に着いたものの、

大混雑で予定していた船に乗れず、

結果その日予定していたプラン2の場所に到着できず終い。(苛)

 

その場所と言うのが、

トゥルム(Tulum)の下の方にある小さな村で、

僕の想像では、灯台があって、静かで、キレイな海が広がる光景、

と期待していました。

 

翌日、

数十キロに渡る未舗装の悪道のドライブの末にその村に着いたのですが、

そもそも観光地ではない為、あまり整っていない。

何と言っても、

波に打ち上げられたゴミが多い。

更に2キロぐらい蚊に追われながら歩いて到着した灯台は寂れていて、

とてもプロポーズできる雰囲気ではない。(諦)

 

物事そんなにうまくは行きませんねぇ~、、、(笑)

 

即興で思いついたオプションは

その村の砂浜で夜空を見ながら、

というものでしたが、

これも蚊の大群に襲われ早々にボツ。(呆)

 

そんな事で焦りが募ってきて、

ちょっとしょげ始めていました。(汗笑)

暑さもあって。

 

翌日、

折角だからということで、

村の人が案内してくれるというちょっとしたマリンツアーに行くことに。

 

これが大当たり。(喜!)

 

☟野生のイルカ君やウミガメ君に出会えました。

(環境保護の観点で具体的な地名の表記は控えています)

 

その後無事に無人の綺麗な浜で、

大切な気持ちを伝えることができたのでした。(笑)

 

ということで、

前置きが長引きました。(苦笑)

 

ここで言いたいのは、

僕のプロポーズの一部始終ではなくて、

最初からガチガチに決めてしまうとダメ

ってことです。

 

それだと折角の旅行が、

型にはまったありきたりのものになってしまいますし、

無駄なストレスになります。

とくにメキシコは。

 

「ちょっとここ寄ってみよう、あっちもついでに~」

 

とウロウロできるのが旅の醍醐味だと思うんですが?

スケジュールをガチガチに決めてしまうとそれができない、

ということ。

 

「あ~飛行機の時間がぁ・・・」

「バスがぁ・・・」

とか。

 

もちろん、

リゾートでどっぷりボォーっとするのも旅行の形の一つです。

人それぞれ旅の形はあります。

 

僕らだけの一生の思い出ができたのは、

偏に車の旅行で時間に縛られず、自由奔放な旅ができたから

 

計画も“ある程度”必要ですが、

世の中一寸先は闇。

 

計画通りに行くこと、想定通りに行くことって、

ほぼほぼ無いじゃないですか。

 

特にメキシコでは不便な事やサプライズもありますからね~。(苦笑)

 

そういう所でガチガチにプランを作ってしまうと

逆に自分の首を絞めてしまうんです

 

「ヤバい、間に合わない、、、」、

「ここ行けなかったらどうしよう、、、」

 

みたいな無駄なストレスになります。

 

繰り返しますが、

そういうのを好むバックパッカーは別として、

旅行においてそのようなストレスは百害あって一利なし

 

ある程度のたたき台という程度に留めて、

「こんな感じで行こうか~」

というぐらいがちょうどいいです。

 

行く先々で、集中して、

その土地にあるものを存分に楽しむ。

 

実際に「おっ」と思ったら躊躇せずにやってみる、試してみる。

「あーバス・飛行機の時間が・・・」

「ツアー時間が・・・」

なんて心配しちゃもったいないです。

 

その貴重な時間が。

 

僕が思う

旅を楽しむポイント

こんな感じです。

 

  • 行く前に下手にやたらめったら想像し過ぎない。(現地でガッカリする原因に)
  • メキシコを普通以上に楽しむためには少しでも背景を知って行った方がいい。(馬の耳に念仏状態にならないように)
  • そしてなによりも、おおらかに。(楽しむも楽しまないも結局のところその人次第)

 

とくに“傾向として”日本の方は、

テレビや溢れる情報などによって、

ガチガチにイメージを膨らませて、

メキシコ旅行たるもの「こうあるべき!」

というお考えの方が少なからずいらっしゃいます。

 

☝はい、もうこの時点で自分で自分の首を絞めています。

 

最近では「デジタルデトックス」なんて言葉が注目されている?のでしょうか。

旅行版デトックスをおススメします。(笑)

 

英語のDetoxficication(ディタクシフィケイション)の前5文字をとったもの、

解毒って意味です。

 

凝り固まった固定観念や根拠のない情報を一度全部抜いて、

ニュートラルな状態で旅に出られると、

思ってもみない発見に繋がり、

それが旅行の本質的な価値に繋がるものです。

 

それに向いている観光地というのが、

僕が住んでいるメキシコという国です(笑)

 

おためしあれ~

 

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Ko Iwasaki