知られざるベラクルスのすゝめ。

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メキシコ在住15年目、

「メキシコの素顔を世界に!

をモットーに、メキシコ公認ツアーガイド兼ドライバーの岩﨑コウです。

 

ベラクルス旅行、いいですよ~(笑)

 

ベラクルスについての論文を書きました

昨日バニラの話でベラクルスという地名が出てきましたので、

そのベラクルスに少し書きます~

 

昨年の今頃は確か、

ベラクルスについての小論文150ページぐらいを必死に書いていました。(汗笑)

 

ちなみに僕は大学を3年で中退しているので、

論文なんてものを書くのが初めて。

初論文がスペイン語なのでまたややこしいのですが、

やってみると発見が多かったです。

 

なによりも、

書こうとすると自分で調べないといけないじゃないですか。

このキオテ通信もそうですが、

書いていってある事柄を説明できない箇所に行き当たると、

そこでまた調べて、

という作業の繰り返しで仕上げます、当然ですが。

 

そこでつくづく実感したのですが、

ある特定の場所だけを書こうとするとムリってこと。

 

その場所が必ず別の土地、

別の文化と関連するのがメソアメリカの特徴でして、

それらの文化との関連性を含めて、

その土地が何なのか、

ってことを明らかにしていくのです。

 

いきなり皆さんには関係ない僕の論文執筆体験記になってしまっていますが、(苦笑)

そんなことを昨日の事のように思い出せるのも、

時間が弾丸速度で過ぎ去ったように感じるためであります。

 

ベラクルスの観光資源

その小論文というのは

メキシコ中東部、

メキシコ湾側のベラクルス州の観光資源についての調査でした。

このエリアって日本のガイドブックに載っていないことはないのですが、

他の有名観光地に比べたらその関心の無さは歴然。(苦笑)

 

バスでも行けないことはないですが、

ちょっと大変ですね~。

 

☝ちなみにコレ、

多くの人が勘違いされていますが、

「自分でいけるわい!」

と果敢に自力で行かれて、

旅費を節約されたご気分になられてようですが、

その代わり、

「時間」

というお金がものすごく高くついている事に気付かれていないのが勿体ない。

 

せっかくメキシコまでいらして。

 

とくにメキシコみたいなお国は不便でイロイロありますからね~・・・(沈)

 

そこだけに半日、一日かけるなら、

こっちもあっちも行けますよ~、

というのが僕のサービスです。(笑)

 

ベラクルスの知られざる重要性

このベラクルスという土地って実は、

メキシコを語る上でとっても重要な土地です。

 

まずアメリカ大陸で最初に、

スペイン人の街が築かれた土地であり、

ココからスペインによるメシカ(アステカ)帝国と、

さらにはメソアメリカの乗っ取りプロセスが始まるのです。

 

よく、

「スペインはメキシコを滅ぼした」

とか、

「メキシコを征服した」、

という人や勘違いがありますが、

メキシコ自体は侵略されたことはあっても、

征服されたことは未だかつて一度もありません!(怒)

 

なぜならば、

その当時はメキシコという国は存在すらしていなかったからです。

正しくは、

スペイン人は“メソアメリカ”に侵略した

です。

 

ベラクルス州には、

メソアメリカの3大長命文化の一つであり、

マヤ文化の故郷であり、

姉妹文化でもあるウアステカ(Huasteca)文化圏が北部にあります。

 

エル・タヒン(El Tajin)で有名な、

200年頃から巨大な都市を建設し始めたトトナカ文化圏が中部に、

南にはメソアメリカで最初に興った文化、

ラ・ヴェンタ(La Venta)で有名な、

オルメカ文化圏あります。

 

加えて、

先ほど書きました、

アメリカ大陸でヨーロッパ人との

最も初期の段階の接触があった土地の一つであり、

メソアメリカのヨーロッパ化が進む起点になった土地なのです。

 

これだけ多様な文化が約3000年に渡り混在した土地に、

“異国人”が突如として入り

300年という極めて短時間でヨーロッパ化してしまうのです。

 

急旋回もいいところで、

もちろんこれには言い表せないような“犠牲”が支払われている事は、

ヨーロッパの視点で書かれた世界史の教科書ではあまり語られない部分です。

 

勝者=スペイン人によって書かれた歴史は聞こえが良い様に書かれていますが、

実際は血生臭い歴史なのです、、、

高台から海が眺められる場所

☝☝☝スペイン人がアメリカ大陸で初めて作った街
ヴィジャ・リカ・デ・ベラ・クルス(Villa Rica de Vera Cruz)を望む
この沖合にスペイン船を停泊させました。

 

ご希望の日数に合わせてご案内します

そんな歴史的に複雑な土地ベラクルス州。

 

メソアメリカ時代の都市跡(遺跡)、

各地の郷土料理、

民芸品や昨日のバニラなどの農産物、

村や町そのものの雰囲気だったり、

メキシコの知られざる一面を感じられる場所です。

 

日帰り、1泊2日、2泊3日、

ご希望の日数でお連れしますよ~(笑)

 

僕のおススメは2泊3日です。

☝この場合、最終日にオルメカの遺跡にも足を伸ばせ、

ご希望でしたら近くの空港にドロップも可能です。

 

是非是非一度行ってみて下さい~

 

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