元々僕らの旅は陸の旅、ならばそうするのが最も自然な旅のカタチ。


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前回の続き👇です~。まだの方はこちらからどうぞ。

旅行なんて安くてなんぼ?良いとこ取りしようとする観光の末路・・・

前回は現代の旅行は全く歩かなくなり、

それゆえ「行程」が全部飛んでしまい、

「観光地巡り」だけが旅行になっている、

ってことを半分嘆きながら書きました。(苦笑)

 

「観光地巡り」も現代の旅行のカタチで良いけれど、

できることなら、

もっといろんなものを見たい、

でも時間もお金もないからできない、

だから、

たぶん多くの人は妥協していると思うんです。

無意識に。

 

僕らのDNAには陸での移動が刻まれている

前回は「陸路の旅にはいろいろあって面白い」

てことを書いて締めました。

 

乗り物に乗ればほぼ24時間以内に地球の裏側までヒョイっと行けてしまう現代。

 

世界に散らばる観光地情報も、

スマホという掌に乗っかるパソコンで世界中の人と繋がり、

リアルタイムにヒョイヒョイと目の前に現れます。

 

じゃあ、

本当に「歩く旅」「陸の旅」は必要なくなったのか。

ただの「無駄な時間」「疲れるだけの時間」なのか。

 

いろいろあった方が「旅」の濃度が上がる

僕は地上で行ける範囲には、

ほぼ必ず陸路で行くようにしています。

今では車と徒歩なんですが、

昔はバスでしたね。

 

地に足をつけずに「飛ぶ」よりも

陸路で行くと途中思いがけないコトが起こる可能性が高まります。

当たり前ですが。

 

それってべつにネガティブなことばかりではなくて、

壮観な景色だったり、

美味しい郷土料理だったり、

なぜか明るいアミーゴ達だったり、(苦笑)

もちろん上述の僕が実体験した「アクシデント」だってそうです。

 

そういうもの全部がですね、

その「旅」を作り、

そしてそれをより豊かにしてくれます。

 

はい、もちろん、

  • 時間がない
  • 車に酔う
  • 死亡事故が飛行機事故よりも確率が高い

云々という理由で、

「車に乗れない」

「車に乗りたくない」

というのは仕方ないことです。

その場合は飛べばいい。

 

でも、

その「途中」も一緒に飛んでしまうこともまた仕方がない。

 

自分の感覚を多様な環境に晒した方が体にいい

僕も現代人の部類にはいるので、(苦笑)

お金を稼がないと生きていけなく、

そのために忙しいというのがって、

「そのまま昔のように」とはいきませんが、

可能な限り、

自分の感覚をなるべく多くの環境に晒すようにしています。

 

なぜならば、

僕は人間という動物だからで、

僕のDNAは、

つい最近(車や飛行機、スマホやパソコンができたころ)まで、

全て自分の手足と頭、感覚を使って生きていた時代から続いているものだから。

 

そこでいきなり、

工程が「飛ぶ」が入ると、

僕の神経細胞はパニックを起こすようです。(苦笑)

 

「あら、さっきメキシコシティに居たのに、

歩かずにもうオアハカってどういうこと?」

 

と脳の処理が追いつかない。(沈)

 

でも辿り着いた先は「有名観光地」っていう情報だけは、

光速より早く既に手に入っていて、

出発より前にその「容姿」だけは分かっているから、(苦笑)

その場でとりえぜず旅した気になってみる。

 

それが良い・悪いというのは別にして、

そういう消化不良な旅行が当たり前になって、

それが「普通」となっています。

 

でも、

人間やっぱり原因不明の消化不良で下痢ばかりしてたんじゃ、

せっかくの人生たのしめません、よね?(苦笑)

 

せっかくなら、

消化は不良じゃなくて優良にもっていきたい。

 

忙しい中どうしたら感覚を自然に晒せるか

日本は高度成長期に忙しくなって、

今はまた女性も働くようになったから余計に忙しい。

 

じゃあどうしたら、

今風に言えば「効率的」に、

自分の感覚を環境にさらすことができるのか。

 

僕はべつに特別な何かをする必要はないと思っていて、

日常にあるものを工夫するだけいいと思っています。

 

その工夫は各々違うんでしょうけれど、

違って結構。

 

僕の場合はこうです。(笑)

 

その場でしかできないことを最優先

僕は山が好きで山のガイドもしているんですが、

やはりキャンプも好きなんですよね。

ただ、

同じ野外生活でも、

オートキャンプや、

最近話題のグランピングはぶっちゃけ「嫌い」です。(苦笑)

 

「安全、便利、快適なのになんで?」

と思う人もいると思いますが、

僕は「だったら都会のホテルでいいじゃん?」

と思ってしまいます。(苦笑)

 

だって、

都会の生活を、

場所を木がちょっと多めに生えている場所に移すだけなら、

べつにそこまで時間と移動費用を掛けてまでやる意味ないよね、

って思っちゃいます。(沈)

 

映画用の映写機まで持っていくなら、

家に居た方がもっと快適に映画をみられたり?(苦笑)

 

「癒し」という錯覚

あと、

最近ブーム?になっている「ソロ」。

「ソロキャンプ」とか「ソロ登山」。

 

べつにそれら自体は、

今に始まった行為ではなくて、

昔から行われていたことです。

僕だって散々やっていました。

 

それが登頂を達成するための工程の一つならいいんです。

だってそうするしかないから。

僕が尊敬する冒険家の植村直己さんだって、

さんざん「ソロ冒険」してました。

最後はそれが禍して遭難してしまうわけですが、

「己との戦い」として「ソロ」という選択をするのは逆にすごいこと。

 

がぁ、

なんというか、

日常から離れたいとか、

癒されたいとか、

という目的だとどうなのよ?って思うわけで御座います。

 

だって、

どうせ同じブラックな世界に戻っていくわけですから、

じつは「癒し」というのが解決なっていない。(沈)

 

どうせなら問題は解決したい

そういうのってキャンプとか山に限らず、

結局明日か明後日の月曜日には、

ブラック企業の日常に戻るわけで、

何一つ問題が解決しない行為なんですよね。(苦笑)

 

(👆昔の僕)

 

あ、もちろん「癒しの旅」もね。(痛笑)

 

なんかこう、

キャンプや登山などの自然の中での行為と、

ブラック企業の奴隷という名の日常が乖離してしまっている状態?

 

まあ、

それはそれで、

人々の定住から始まった「祭り」に置き換えられるのかもしれませんが。

そもそも定住社会ではいろんなストレスが生まれ、

それと同居しなければならなくなりましたから。

だから「お祭り」、

だから「ソロキャンプ」、

だから「グランピング」、

でも全く違うわけじゃない。

 

いや、

それでも都会をそのまま持ち込むようなキャンプは、

僕はちょっと違う気がしますよね~。(苦笑)

 

👆はい、それって僕の感想ですよね。(苦笑)

 

つづきは👇

 

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