あれもこれもメキシコ伝統料理・チラキレスの話。

メキシコ在住15年目、

「メキシコの素顔を世界に!

をモットーに、

メキシコ公認ツアーガイド兼ドライバーの岩﨑コウです。

 

チラキレス。

☝☝☝地方に出る際には、早めに出て途中の食堂で腹ごしらえします。

 

メキシコ料理と聞いてまず思い浮かぶのがタコス!?(笑)

 

そんなあなたへ。

 

分かります、分かります。

ガイジンさんに日本食は?と聞けば、

まず、「スシ!」と答えるでしょう。

その次は

「ヤキメシ!」

だったり、

ひと昔前でしたら

「テッパンヤキ!」

でしたでしょう。

今は

「ラーメン!」

も市民権を得てきていますよね。

 

ガイジンさんでも、

「スシ!」

しか知らない人や、

それさえも知らない人もまだまだ多いと思います。

 

日本の方からすれば、

メキシコなんて、

「イケていない中米の一国」

程度に思われている方も多いと思います。

アメリカの直ぐ南にある国なので、

もうちょっと注目されても良いと思うんですが、

勘違いも多く、

スルーされることが多いようですね。

 

旅行に行くにしても

アメリカに来たし、

「ついで」に行ってみるか、

だったり。(苦笑)

 

メキシコはですね、

お隣のアメリカな・ん・かより、

ずっと奥が深い文化が詰まった国なんですよぉ!(笑)

 

話をメキシコ料理の話に戻しますと、

メキシコ料理はタコスだけじゃないんですっ!

ってことです。

 

実際のところ、

タコスは“最近”生まれたレバノン系の料理ですから、

根っこからメキシコ料理、

というわけじゃないんですねぇ・・・

 

これまでにもいくつかメキシコ料理を紹介して来ましたが、

その多くは、

根っこをメソアメリカに持つものです。

 

前置きが長くなりましたが、

今日の

「チラキレス」

も堂々たる、

「メキシコ伝統料理」

の一つなんですよぉ。

 

「メキシコ伝統料理」

と呼ぶには主に2つの要素が必要なんです。

一つは古さ、

二つ目は、その土地固有の材料との関係性

です。

 

そういう点では、

タコスはトルティジャを使うので、

まだ「伝統料理」と言えます。

 

ではブリトはというと、、、

基本的に小麦粉のトルティジャで巻きますよね。

具材にアチオテのような、

メソアメリカの香辛料を使っていれば

1%ぐらいメキシコ料理なんでしょうが、

基本的に使わないです。

てことは、

「メキシコ伝統料理」ではない。

そもそも、

メキシコで生まれたかも怪しいブリト。

これはテックスメックスというジャンルで、

メキシコ料理ではないんですねぇ。

 

一方で、

「チラキレス」は

メキシコの人が最もよく食べるメキシコ料理の一つです。(笑)

 

なぜかというと、

「安くて、簡単で、種類が多い」

から(笑)

 

日本でいう丼もののような感覚でしょうか。

下のご飯は一緒。

上の具材を変えれば無限大にその種類は広がるどんぶり。

 

チラキレスもです。

 

上にかけるソースを変えたり、

のっける肉をかえたり、

卵をのっけたりのっけなかったり、

変幻自在です。

 

しかも、

揚げたトルティジャにのっけるだけ。

 

原材料も、

トルティジャ(トルティーヤと言っても通じません~)、

トマト、

唐辛子、

玉ねぎ、

ニンニク

が最低限あれば出来ちゃいます。

その起源についてはいくつがバージョンがあり、

定かではないのですが、

アステカで知られるメシカ時代、

植民地時代、

植民地時代の修道院で生まれた、

などという説があります。

あとは、

余ったトルティジャを揚げてそれにサルサ(ソース)をかけた、

のが始まりという話もあります。

現にトルティジャは時間が経つと使えなくなります。

☝赤サルサのチラキレス

 

チラキレスは、

Chilaquiles

と書くのですが、

もともとは

Chilaquili

というナワトル語が語源です。

ChilはChilli=チリ、

Aquiliは中にある・いる

という意味。

他にも訳の候補はありますが、

ややこしくなるのでこの辺にしときます。

 

特に朝ごはんに食べる事が多いんです。

あとは結婚式などのパーティーの遅い時間に

軽食のような感じで出されることが多いです。

 

チラキレス、

ぜひぜひお試しあれ~

 

#MexicoCentralTours

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