9月はカカオの月。カカオの意外な素顔の話。(1/2)


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世にある旅行や海外生活について、

ほぼ毎日行き当たりばったりに、

メキシコ現地から好き勝手に書いている、

ゆるすぎるメキシコブログ【キオテ通信】です。

 

成田から直行便でたったの12時間、

2022年の年末年始の海外旅行、メキシコ観光は弊社におまかせを。

メキシコ在住17年目のメキシコガイド兼ドライバーが、

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育児期間中につき、

投稿が断続的になっております~。

落ち着きましたらほぼ毎日投稿に戻します。

遺跡を知ったらカカオも知るべき理由。

👆カカオの種

 

暦の上では1カ月前にとっくに立秋を迎え、

うだるような暑(熱)さも喉元過ぎれば熱(暑)さを忘れるように?(苦笑)

もうボチボチ落ち着いてきてもいいんじゃね?

と思いたいところですが、

なんかまた熱波が来るとか?

 

メキシコシティの夏は涼しいと書きましたが、

涼しいを通り越して、

朝晩は冷え込みます。

それでも海岸線は常夏なので、

アカプルコなどのリゾートは、

一年中海水浴が楽しめる温暖な気候。

 

日本からみたら、

地球の反対側のメキシコ。

時差も真逆で、

日本の朝はメキシコの夜です。

飛行機でたったの12時間ちょっとついてしまう、

そんな地球の反対側のメキシコの9月といえば・・・

独立記念日ですね。

来週の金曜日、

9月16日は祝日になっています。

 

ちょっとそのお祭りの前にご紹介したのが、

「カカオ」です。(笑)

9月2日はメキシコの「カカオとチョコレートの日」。

ちなみに、

9月13日は「国際カカオデー」だとか。

 

なんで9月がカカオの月なのかというと、

花が咲いて実がなり始めるという大事な時期だから。

これからドンドン大きくなり、

11月ぐらいから2月にかけてが収穫になります。

 

で、なんでカカオなのかというと・・・

これはメキシコが故郷だから。

つまり、

メキシコから世界に広まった作物ということです。

 

これまでにも何度か書いてきたと思いますが、

「カカオ」という名称がそれを裏付けていて、

これってメキシコの言語、

ナワトル語が語源なんです。

 

注:

メキシコの公用語はスペイン語です。

そのほかに、

メキシコ固有の言語が、

今でも50程日常会話で使われています。

その内の一つがナワトル語。

 

ネットで検索するとイロイロ出てくるんですが、(苦笑)

こういう時は、

「公式情報」に戻るが正解。

 

ちょっと話がズレますが、

たまに両極にあるものを、

あたかも同一のように勘違いされている人がいらっしゃいますが、

この世の中、

情報元は無限にありますので、(苦笑)

絞って頂いた方がいいと思うんです。

僕の場合は、

 

・政府機関の専門誌

・大学の先生の講義

・一部の新聞

・補足的に一部の雑誌

 

を使っています。

 

ウィキなんとかというのは使いません。(苦笑)

その他の日本語の情報サイトも使いません。(苦笑)

(他国の文化・歴史については一部の専門サイトを使うことはあります)

 

たとえ、

これらの公式情報源を使っても、

その中で食い違いが生じてきますが、

そこは自分で検証し、

自分の仮説を立てることが必要になってきます。

 

「こういう二つのデータがあるけど、

こういう理由で自分はこっちだと思う」と。

 

「絶対」の正解は、

一ガイドが得ることはできませんので、

そういった2次情報をさらに咀嚼し、

お客様へのご案内に使っています。

 

すみません、

ちょいと話がそれましたが、

「カカオ」の語源の話。

アルファベットでは「Cacao」と書きます。

これはナワトル語のcacaocuáhuitlが語源。

カカオクァウィトゥルと読みます。

 

ナワトル語というのは、

基本的に今日のメキシコシティがあるメキシコ中央部で、

最も多くの話者がいる言語なんですが、

地方に行けばまた別の言語が多数あるんですね。

マヤ語、サポテカ語、オトミ語然り・・・

 

マヤ語だとHaaとか、

オアハカのサポテカ語だとbiziáa

なんていう風に、

Cacaoという発音に似ても似つかない名称で呼ばれることもしばしば。

 

一個づつ見て行くとキリがないのでしませんが、

とにかく「カカオ」は、

ナワトル語のカカオクァウィトゥル(cacaocuáhuitl)

から来ているということ。

 

ちなみに・・・

実全体となると

カカウカウィトゥル(Cacahucahuitl)

というように、

若干名称が変わります。

 

続きは次回に~👇

カカオの日・後編

 

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