メキシコで出産するとどうなる？の巻。
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育児期間中につき、
投稿が断続的になっております～。
落ち着きましたらほぼ毎日投稿に戻します。
メキシコでの出産、快適です。
👆僕らがお世話になった病院
前世？中世？後世？
さてさて、
あっという間に1ヵ月が経っちゃいました。
うちの子がこの世に出てきて1ヵ月。
余談ですが、
思うんですけど、
お母さんのお腹にいる時って何世？（苦笑）
生まれる前もあの世？
前世だとまた別の話になっちゃうような。
「僕の前世は・・・赤いウィンナーでした」みたいな。
そもそも生まれる前のお腹の中って世は存在しない？（苦笑）
それとも、
受精卵が着床してからこの世の始まりなんでしょうかね？
ん～、
そんな曖昧な世界。
あっちにもつかず、
こっちにもつかずって、
なんかメソアメリカの、
アステカで知られるメシカ帝国の生贄にも繋がる、
「あの世界」のような感じ。（苦笑）
お母さんのお腹の中っていう、
超特別な世界に、
でも物理的にも存在している胎児。
それが「いきなり」おぎゃーと「この世」に出てくるわけですよ。
その後に人間として「登録」なんかもされたりして。
僕はまさにその瞬間に立ち会い、
一部始終を自分の目で見たんですが、
これが「誕生」ってものなのね！と、
もちろん父親としてのわが子の誕生の喜びももちろんなんですが、
一人間として、
一親の子、祖父母の孫、曾祖父母のひ孫・・・・・として、
そして、
「生命の誕生」を中心に周っていたメソアメリカ各地の文化を、
ほんっとに表面だけ少し勉強した一メキシコガイドとして、
もの凄く重く、大きく、貴重な瞬間を目の当たりにしたと感じたのでした。
生まれる前
んで、
メキシコで生まれるとどうなるかってことですが、
どこからお話しましょう。
たぶん、
出産前というのはどこでも同じだと思います？
僕らの場合産婦人科での検診は、
32週目ぐらいまで月一、
それ以降は毎週になりました。
超音波検査や、
尿の細菌検査などはどこでも同じだと思います。
あと、
日本語では「胎児スクリーニング」っていうんでしょうか。
超音波検査なんですが、
もっと精密なやつで、
より詳細に見える検査があるんです。
これで先天性異常をチェックするんですが、
ちゃんとメキシコにもあります。
はい、
メキシコといっても広いので、
地方の小さな町にはないと思いますが、
首都メキシコシティにはちゃんとあります。
料金も「えっ」ってほど安かったです。
メキシコの医療体制には何の文句もなく、
順調に、
そして安心して37週まで過ごせたのでした。
生まれた後
まぁ、
でもこちらの家庭問題のストレスで、
一時血圧が155まで上がった時にはさすがに焦りましたが、
何とかそんな危機も乗り越え、
無事に生まれて来てくれた赤ちゃん。
でも予定より2週間ほど早く、
ほんとに誰一人としてあの日に生まれるなんて予想してなかったんです。
お医者様もメキシコシティから3時間半のケレタロにいらして、
おしるしがあった時に連絡すると、
「もう生まれるかも」ということで、
即刻ハイウェイを飛ばして戻ってきてくれたのでした。
ホントにこのお医者様には感謝感謝。
他人に丸投げすることなく、
僕らも最後まで安心して過ごすことが出来たのでした。
2.3キロと小さ目で、
出産後も特別ケアが必要でしたが、
病院の設備、アテンションも全く問題なし。
無事翌日には退院できたのでした。
あの、
メキシコでは自然分娩の場合、
早いと即日、
遅くても翌日には退院です。（苦笑）
日本だと5日ほど病院にいさせてもらえるようですが？
メキシコは「はい、もう帰って～」と言われます。（苦笑）
僕らの場合は、
子供がもう少しで早産だったので、
スペシャルケアが必要でもう一日いましたが、
たぶん、
それがなかったら24時間以内に退院してたでしょう。
べつに意地悪とかアテンション不足じゃなくて、
それが普通なようですよ？（笑）
病院にも満足
退院前に、
ど新人父母に授乳やオムツ、その他のケアについて、
親切にレクチャーも頂けました。
病室も広く、
というか僕らには広すぎるほど広く、（苦笑）
看護婦さんたちの巡回も滞りなく行われ、
快適そのもの。
👇散らかっていますが、（苦笑）僕らの病室です～
👇病棟も近代的
奥さんは大変でしたが、（苦笑）
その旦那（僕）は十分にくつろげたのでした。（笑）
メキシコの「産休・育休」
基本産前1.5ヵ月、産後1.5ヵ月の計3ヵ月なんですが、
産前を産後にずらすことも可能になりました。
だから僕の妻は、
出産直前まで結構余裕しゃくしゃくで、
なるべく産後の休みを長くするよう、
ギリギリまで働こうと考え、
延ばし延ばししていたらもう「生まれちゃった」ので、
100％（3ヵ月）を産後に充てることが出来ました。（苦笑）
でも、
3か月って短いですよね・・・
僕も実際に育児しているんですが、
大変ですわ、これ。
日本はまだ恵まれていますよ。
メキシコ、
この辺何とかしないとダメです。
でもですね、
産休中にもらえる「お給料」、
これは非課税になりまして、
普通より30％多く貰えるのは助かります。（笑）
もちろん会社負担じゃなくて、
国から出るんです。
で、
この産休日数が少ないというのが、
出生数に影響を与えているかといったら違うみたいです。
なななんと・・・
昨年の日本の出生数は80万人ちょっとだったんですが、
メキシコは・・・
その倍の160万人でした。（驚！）
ちなみに、
メキシコと日本の人口はほぼ同じ1億2千万。
子供を産まないの経済的理由、は本音？
でもメキシコって、
皆さんもご想像がつくように、
月収が6万円以下の人が96％を占めるんです。
政府からの一人40万円補助もありません。（沈）
産休も少ない。
でも、
子供は日本の倍生まれてます。（笑）
ちなみに、
結婚せずに子供つくる人も多い！
僕はその辺の、
メキシコの人達の「何とかなるさ感」、
いいよねって思います。（笑）
出生登録と国籍
それで、
生まれた後、
僕らは二国籍夫婦なんですが、
メキシコは生地主義なので、
メキシコで生まれれば自然にメキシコ国籍を取得できます。
たとえ両親二人とも外国人でも。
日本は父母両系血統主義といって、
最低親のどちらかが日本国籍を持っていないと、
たとえ日本で生まれても日本国籍を持てないんです。
逆に片方でも日本国籍を持っていれば、
外国で出産しても日本国籍を得られます。
てなわけでして、
うちの子は二十歳すぎまで二重国籍になります。
その後は・・・
なんかこれもグレーゾーンで、
明確に二重国籍を禁止しているわけじゃないようなんですよね・・・
僕の知り合いでも、
日本とアメリカ両方もっていう人かなりいます。
ワクチンなど
これからワクチンラッシュです。
メキシコにはない日本のワクチンもあるようなので？
それは追い追い日本で接種することになると思います。
無事に出生登録も終え、
これから出生証明をもらい、
それを持って領事館にいって、
日本国籍の手続きをし、
パスポートももらう、
という流れになるでしょう。
さっそく高額医療保険にも入りましたし、
とりあえず、
バタバタしながらも、
最初に必要なことは目途がついたかな、
という感じでございます。
日本の少子化どこまでつづく
しかし、
日本の少子化、
いかんですね・・・
若い人にはもっと元気になってもらって（笑）
あまり上辺だけで将来設計なんかせず、
一度きりの人生、
もう少し、
もちろん良い意味で、
「動物的」になってみてもいいのでは？
なんて思っちゃいました。（苦笑）
すみません、
皆さんにはあまり関係ないことだと思いますが、
メキシコの出産事情でした～
また～
メキシコ発【キオテ通信】バックナンバーはこちら！
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