【メキシコ生活を楽しむコツ】小川のせせらぎのように

メキシコ在住15年目、

「メキシコの素顔を世界に!

をモットーに、

メキシコ公認ツアーガイド兼ドライバーの岩﨑コウです。

 

真面目な人ほど大変!?

メキシコ生活・滞在を楽しむコツ。

僕がメキシコの来たのが2006年でした。

気が付けば15年目。

赤子がもう高校生になる歳です。

そう考えるとスゴイ時間が経過したなと感じずにはいられません。

 

でも実際は弾丸スピードのような感じで過ぎ去り、

早すぎて、

「もう15歳も年取った?ってことはあと15年経つと・・・」

と時間がいくらあっても足りないような日々を過ごしています。

 

良く言えばスゴク充実していた時間でしたし、

このメキシコでの時間無くしては今の自分は無かったと思うぐらい、

イロイロな経験をさせてもらいました。

悪い意味では、

「あーもうちょっと心が広かったらな・・・」

と感じたこともしばしば。

 

メキシコに来る前の僕の性格を自己分析すると、

・暗い

・頭が固い、融通が利かない

・口下手

・つまらない

・怒りっぽい

・不必要にいい人

・自信なくてウジウジ

で今はというと、

・適度に明るい(笑)

・基本期待しないので何でもあり

・話下手だけど話し好き

・自分はイケイケ

・外因で一喜一憂する自分に飽きて半分僧侶

・たまに勢い余って要らん事まで言ってしまうほど強気

と他にもイロイロありますが、

こんな感じです。

 

前者の時、

カナダで初めてメキシコの人達の家に遊びに行った時、

「この雰囲気は無理だわ~」

と感じたのを今でも思い出します。

 

何がって、

みんな大騒ぎだし、(!)

踊っているし、(!?)

変な東洋人(僕)を誰もかまってくれないし、(寂)

第一何言っているか(スペイン語)分からないし。(焦)

そんなシャイで頭が固い岩﨑君は、

唖然としてしまったのでした。

 

それでそんな彼(僕)が、

なんで今ではメキシコ大好きが高じて、

メキシコガイドにまでなって、

人前で下手でも話するのが好きになったかと言うと、

一重に、

「ま、いっか」

と思えるようになった事なんです。

 

下手なスペイン語でも「ウンと言わせれば勝ち」、

バスが来なくても「いずれは来る」、

約束を破られても「そうなると思ってました」、

怒りが湧いてきたら「どうせ怒っても逆切れされて面倒」、

 

そうなると、

そういうエピソードがコンテンツ化してくるんです。

あの時はあーだったって、

話のネタになるんですね。(笑)

 

お金払ってちゃんとバスのチケットあるのに、

乗ったら誰か座っていて、

気付けばそのバスは一本前のバスでした、とか。

明らかにウン万円の高額賄賂を要求してくる警察に、

ダミー財布に入れておいた“なけなし”の1000円をみせたら、

それだけで通してくれたとか。

 

そこで日本の人が好きな常識論や理屈で対処しようとすると、

面倒くさくなるんですね。

そうなると、

「このくそサービス!」とか、

「警官なのに誇りはないのか~!」と、

怒りで頭がいっぱいになるのです。

 

小川のせせらぎに、

身をゆだねて体を流すと、

上手くいく事って多いんだなぁ~

分かったんです。

 

全部が全部感情的にならず対処するのは難しいですが、(苦笑)

日本では有りえない事が起こる可能性が高いメキシコでも、

大概は感情的にならずに済ませることができます。

 

これを読んで頂いている方の中には、

メキシコに住む予定がある方は少ない、

またはいないと思いますが、

短期のご滞在でも、

万一そういう事があったら、

「小川のせせらぎ」

を思い出して頂ければ、

楽しい時間がより楽しくなると思いますヨ。(笑)

 

#MexicoCentralTours

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