ヤシュチラン遺跡とラカンドンのジャングルをセットで楽しむ・後編

メキシコツアー

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ちょっと間が空いちゃいましたが、 マヤのヤシュチラン遺跡の続きです。前編はこちら。まだの人はこちらからどうぞ。

マヤのヤシュチラン遺跡。知られざるマヤを感じる旅・前編

メキシコ在住20年、政府認定観光ガイドの岩﨑功が発信する、一番真面目なメキシコブログです~。 観光客が目指すヤシュチランの南アクロポリスの空撮(出典:Arqueologia …

メキシコのマヤ遺跡ヤシュチラン遺跡
ヤシュチランで最も古い建物

ヤシュチラン遺跡のすごいところ。

このヤシュチラン遺跡。

日本人によるメキシコ観光の表舞台にはなかなか出てこないのですが、その理由は僕は単に「遠いから」だと思っています。(苦笑)

正確にいうと、「遠い」と思われているだけで、実際はそんなに遠くない。

たぶん、これがもっと他の有名観光地から近いとか、空港から近いとか、アクセスが良い場所にあれば、みんな行きたがると思うんですよねぇ。(苦笑)

例えヤシュチランが何なのかよくわからなくても、テオティワカンやチチェンに行くのと同じような感覚で。  

アクセスにちょっとだけ時間が掛かるんですが、でもそれは有名主要観光地と一緒にして考えちゃうから。

考え方を変えると、このヤシュチランのルートってとっても面白いんです。

でも一般のツアーはパレンケ発で1日で、片道3時間を車に揺られ、ボナンパクとヤシュチランを文字通り駆け足で周るというもの。

でも僕がおススメしたいのは、 どうかそこ1日をケチらずにですね、(苦笑)

一泊二日でお楽しみ頂くルートをご提案させて頂きたいんです。

ルートにつきましては、ご興味に応じて個別に説明させて頂きますのでお気軽にお問い合わせください~。

で、このヤシュチラン遺跡。

何なのかというとラカンドン原生林というメキシコでも有数の野生の動植物が生息するエリアのど真ん中にあるマヤのクラシコ期の遺跡なんです。

他の有名な観光地としても知られるクラシコ期の遺跡というと、最も近いのはパレンケ、そしてカラクムルやトニナなどですね。

距離はグッと離れますが、実はテオティワカンもクラシコ期。

テオティワカンはマヤではありません。

クラシコ期といっても700年ぐらい続くメソアメリカ史上の期間なんですが、その中で600年ぐらいを境に前期と後期に分けられます。

ヤシュチランはクラシコ期の前半に都市建設が始まり全盛期は600年以降です。

パレンケと同じような繁栄期になりますネ。

でも、 人による定住が始まった痕跡は紀元前150年~100年ぐらいにかけての層から見つかっています。

今日、 ヤシュチラン遺跡はじっくり周ると3時間は掛かるかなり広い遺跡なんですが、(僕は最初ナメていて結構疲れました・・・)

最初の建造物ができたのは7番の建物の一層目(冒頭の写真の建物)、その他は殆どが600年以降の繁栄期に建造されています。

👇前回の空撮写真の場所。700年前後に建造されました。 

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岩﨑功

 そう考えると、 そこまで古ぅい遺跡でもないようです?

まだテオティワカンの方が古い。

もっとも、最初の石碑(エステラ)は359年とされていますが。

この建造物と「記録」というのはヤシュチラン遺跡の特徴の一つをなしていて、 建造物は大小合わせて確認されているだけでも120以上、石碑や祭壇、入口の上枠などに刻まれた「記録」も 確認されているだけで110もあるんです。

石碑の多さでは、あとはカラクムルや、イサパというイツメニョからマヤに変遷したマヤの初期の遺跡の特徴でもあります。

もちろん全てが解明されているわけではありませんが、戦いや政治についての記録が多く見つかっています。

僕は考古学者ではないので遺跡に点在する象形文字で書かれた遺跡を読むことはできないのですが、(汗笑)

暦の読み方でしたら一部はご説明差し上げることができます。

ちょっとした算数の授業になりますが、(笑) 分かると面白いですので現地での説明をお楽しみにしていてください~  

ヤシュチランがあるラカンドンの森

テオティワカンやチチェンイッツァのような大きなピラミッドはなくても固有の特徴がみられるヤシュチラン遺跡。

その都市跡があるラカンドン原生林というのは、今では人工的な国境でメキシコ―グアテマラと分けられていますが、ウスマシンタ川を挟む両サイドがラカンドン原生林。  

総面積は180万ヘクタールにも及ぶ広大な森林地帯なんです。

カラクムルの自然保護区ですら中核部とその周辺の緩衝地帯も含めて70万ヘクタール、

テワカン―クイカトゥラン渓谷は50万ヘクタール。

今は合併されて水窪の山奥も「市」に含まれた僕の故郷の浜松市の約10個分。

いかに広大なエリアに広がるかお分かりいただけますでしょうか。

有名なパレンケはラカンドンを含むチアパスの森林地帯の北端に位置し、チアパスの山側を背にしてタバスコの平野部に向かって都市建設が行われました。

パレンケの戦いに勝利したトニナは山間部のど真ん中、ヤシュチランはウスマシンタ川という大河が隔てるチアパスの山間部の東端に位置します。

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 このウスマシンタ川という境界を超えるとチアパス側では見られないペテン地域の建築様式も見られるようになります。

メキシコのマヤ遺跡が佇む
オルミゲロ遺跡 

同じマヤでも、 それぞれの都市や年代でその都市の象徴でもある建造物の様式が変わる、これがマヤの複雑性であり面白さの一つでもあるんです。

マヤの遺跡巡りをする際には、 ぜひぜひ、 建造物の特色にも注意しながら周ってみるものいいでしょう。  

ラカンドンジャングルツアーも一緒にどうぞ。

ちなみに・・・ 僕におまかせ頂ければ、 このラカンドンジャングルツアーも承ります。(笑) 

メキシコの観光ガイド岩﨑功がチアパス州ラカンドンのジャングルにいる
ジャングルの中

なかなか哺乳類を見つけるには運が必要なんですが、数々の野鳥や植物、そして発掘されていなく、原型は留めないものの当時から時間が止まったままの「遺跡」など、「自然」と「時の流れ」を感じながら歩くラカンドンのジャングルツアー。

そしてその真っただ中で一夜を明かせば、 より当時のマヤの人々が感じていたであろう自然環境をより忠実に味わうこともできるでしょう。

せっかくですからねぇ、日本では体験できない体験を。ヤシュチラン&ラカンドンジャングルツアーで感じて頂けるでしょう。

カンクンに行かれる予定であればこちらにお寄り頂いてからユカタン半島を北上するのも面白いですよ~。

ぜひご検討してみて下さい~。

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