イスタシワトル山ってどんな山?・前編(1/2)

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メキシコ在住16年目、

「メキシコの素顔を世界に!をモットーに、

複雑で広大なメキシコを【お得】で【楽】で【濃厚】完全プライベート日本語ツアーで、

いつかまた戻ってきたくなるメキシコ旅行を提供しています、

公認日本語ツアーガイド兼ドライバーの岩﨑コウです。

 

イスタシワトル山ってどんな山?・前編(1/2)

☝プエブラ側4600m地点。イスタシワトル山て女性が仰向けに寝ている姿をしているのですが、
奥が足先の部分で、Amacuilecatlという正式呼称があります。てっぺんは4703mの高さ。

 

自然の中の「無音」に感動

昨日山で呑気にコーヒーを飲んでいる写真をアップしました。(苦笑)

 

平日なので人も少なく、

壮大なメキシコの山を全部独り占めした気になって寛いでいました。(笑)

 

改めて感じたんです。

 

「無音」という状態。

 

いくら田舎に住んでいても、

風で木々が揺れる音、

ビュービューいう風の音だったり、

イヌの鳴き声や車の音、

人の声などが聞こえるのが当たり前の環境に住んでいる我々ですが、

こんなにとてつもなく大きな空間でも、

な・ん・に・も聞こえないんですね~。(驚!)

 

きっと宇宙に行けば、

そのスケールも半端なく大きく、

しかも「無音」なんでしょう。

 

時折小鳥の鳴き声が聞こえますが、

あたかも間近にいるよう聞こえるのに実はスゴイ遠いところにいたりします。

 

山を閉鎖してもコロナは減らないよ

実はちょうど1年です。

登山ができなくなってから。(泣)

 

去年の3月に最後のお客さんにご案内差し上げてから、

ずっと山に行っていませんでした。

 

正確には「登っていなかった」です。

 

こういう高山周辺というのは、

日本もそうですが国定公園です。

 

が、

コロナでこういう公園を全部封鎖してしまうんです。

僕はこれには理解できないのですが、

レストランとかバーとか人が集まるエリアを閉めるのは分かりますが、

山って超オープンエアーじゃないですか。(笑)

 

レストランにいったり、

バスに乗ったり、

街中を歩いたりするのと比較にならない程感染リスクは低いハズなのに。

 

そのくせ郊外の公園みたいな場所は普通に開いていて

人もわんさかいるんですよ、

 

これは未だに理解できない措置です。(怒)

 

ついに開山

そんななか、

条件付きで今月6日に開園したこのエリア。

 

数名のお客様からも登山についてお問合せを頂いているので、

その下見で行ってきました。

 

今後僕の山のサービスでは安全強化策を講じる事にしたので、

今回は本番さながら不測の事態に備えて、

一次救命処置の訓練で指定されたもの(包帯など)、

無線機、

非常食、

ヘルメット、

予備の防寒着、

懐中電灯、

コンロ、

水計3リットルなどを詰めたザックを担いでいきました。

 

とは言っても、

これでも総重量は11キロぐらい。

 

そんなに重くないですが、

一年もブランクがあると結構重く感じますネ。(汗)

 

ちょっと遅れて到着してしまったのですが、

10時半にスタート。

 

実は最初の区間が最も高低差がある上、

出だしという事もあって結構キツイんです。(汗汗)

 

途中香港人の旅行客にハローと挨拶し、

「こんな所に一人で来るなんて、君はなんて勇敢なんだ!」

と褒められながら歩き続けます。(苦笑)

 

4700m地点天候が急変

本当は5000m地点まで行きたかったのですが、

ガスってしまった上、

スタートが遅かったことが禍し無理でした。

☝4710m地点。右側の尾根を伝いガスって見えなくなっているところが5000m地点

 

4700m地点が頂上まで半分の地点なので、

そこでお楽しみのコーヒータイム。(笑)

 

持って来たカップラーメンも食べるべく、

ナベ一杯の水をコンロにかけ

ようやく湧くというところで、

天候が急変。

☝降り始めて5分でこんな状態

 

下から雲が湧いてきて、

霰と雹が結構な勢いで降り始め、

辺り一面もものの5分で真っ白にしてしまいました。

 

加えてゴロゴロしてきたので、

沸きかけたお湯を水筒に戻し、

広げた荷物をザックに放り込んで慌てて撤収。

 

この状況で怖いのは白くなると道が見えなくなること。

もう一つは雷。

 

67年に西穂高で松本深志の生徒が落雷死した話は有名です。

 

気を付けながらも一目散に下山し、

3時間かけて登ったルートを1時間10分程で下りきりホッとしました。

 

だから山はなめちゃいけないっていう事です。

 

登るだけでなく、

天候の急変を察知したり、

早急な下山に必要な体力や技術も必要なんです。

 

というわけで、

今日は僕の登山日記で終わってしまいました。(苦笑)

 

また明日かいつかイスタシワトル山の紹介を少し書いてみます。

後編

ではまた~

 

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