テキーラとメスカルから考えたい。浪費型の生活から抜け出ると豊かになる話。(3/3)


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世にある旅行や海外生活について、

ほぼ毎日行き当たりばったりに、

メキシコ現地から好き勝手に書いている、

ゆるすぎるメキシコブログ【キオテ通信】です。

 

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2022年の年末年始の海外旅行、2023年の春休み旅行、

メキシコ観光は弊社におまかせを。

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育児期間中につき、

投稿が断続的になっております~。

落ち着きましたらほぼ毎日投稿に戻します。

 

ただ消費するのって浪費です。

前回、前々回の続きです~👇

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アガベ、マゲイの話から、

今回はメスカルの話~、

そして、

メスカルやテキーラの「一消費者」として、

飲んでばっかじゃなくて、(苦笑)

その先を考えてみたいと思うこと~

 

メスカルとは・・・

メスカルはMezcalと書くんですが、

これもナワトル語。

「マゲイ」はナワトル語でmetl、

それに「焼く」を意味するixcaを連結、

ここから後にメスカルと呼ばれることになる「Mexcalli」という単語が生まれました。

 

意味は「焼けたマゲイ」。

 

今でこそMezcalと書きますが、

元々はMexcalli。

 

なんで「焼けたマゲイ」なのかというと、

理由はこれ👇

だからメスカルにはスモーキーな風味が残ります。

ここがテキーラとの違いでもあるんですが、

テキーラ工場にはこれ👆がない。

その代わりにこれ👇があります。

テキーラは蒸気で熱します。

熱する理由は糖化のためでして、

でんぷんを多く含むピニャ(piña)を高温で熱することにより糖化させます。

 

テキーラとメスカル、いつ生まれた?の謎

テキーラもメスカルも蒸留酒なんですが、

メキシコでいつから蒸留酒があるのかは、

未だに諸説あって特定されていないのです。

 

僕が信じる有力説は、(笑)

スペイン人が対アジア貿易でアカプルコからフィリピンに向けて出していた貿易船、

ガレオン船でやって来たフィリピン人が、

👇こういった蒸留器をメキシコで使っていた、

というのが最初の記録として残っている1619年の話。

これを使ってフィリピン人たちは、

ココナッツから取れる液体を蒸留していたとか。

マゲイ(アガベ)からできる蒸留酒(メスカルやテキーラ)が出来たのはその後か。

このアジア発の蒸留器、

どういう仕組みなのかというと、

下にアルコール発酵した液体を入れて火で熱します。

すると当然水分とアルコールの温度が同じ速度で上昇します。

アルコールの沸点は78.3度ですので、

その温度に達した時アルコールだけが蒸気になり、

100度が沸点の水と分離を始めます。

蒸気になったアルコールは上昇し、

上部の水をためた器の底に触れると冷やされ液体に戻ります。

液体に戻ったアルコールは滴り落ち、

中央部の器で受け取られるという仕組み。

これ👆がアジア発の昔の蒸留器。

 

ちょっと、

マゲイ・アガベの名称の話から、

お酒そのものの話にそれましたが、(苦笑)

一つテキーラやメスカルをとってもですね、

その根っこってとっても深い、

ということをお伝えできればと思いました~。

 

ちょっと最後に一言だけ。

去年でしたかね、

オアハカをチアパス側から入った時、

ちょうどメスカルで有名なマタトランに入る前100キロぐらいの区間で目にした光景。

もう凄かったです。

👇こんな感じだけど、もっと山を切り開いていたような

山を切り開いて農地にして、

そこにマゲイ(アガベ)をぶわぁ~と植えているんです。

たしか10年前は無かったはず。

 

たしかにメスカルは世界的にも人気が出てきているようで、

それ自体はメキシコにとっては良いコトだと思うんです。

 

がぁ、です。

 

木を伐りまくって農地を広げれば、

当然の如く生態系に影響は出るわけです。

そこに住んでいた動物は住めなくなるわけですから。

 

メキシコのアボカド事情については、

ずいぶん前に一度書いた記憶があります。

アボカドも世界的な需要の高まりを受け、

主要生産地であるミチョアカン州の森が切り開かれ、

水を大量に必要とするために土壌が痩せるという、

環境への影響が出ています。

それに合わせて反社組織による人権侵害です。

 

オアハカの方は反社組織の活動はミチョアカンほどではないにしろ、

過度な生態系への影響を続ければ、

オアハカは現代版テオティワカンになって、

いずれは人が住めない所になるかも。

 

マゲイ(アガベ)の種類によっては、

「栽培」が出来ないものがあります。

例えば、

大半のメスカルはAgave angustifoliaという、

通称エスパディンと呼ばれるもので、

これは「再生」がしやすい品種。

花から散る種と、

幹(キオテ)から生える実のようなもの(bulbilo)、

そして根元から生えるイフエロ(Hijuelo)から、

新たな芽が生まれます。

 

一方、

トバラ(Tobala)という種類のメスカルは、

エスパディンより高いんですが、

トバラ種は再生が遅いんです。

花が咲いて種を散らすまで再生されない。

だから「乱獲」するといずれ絶滅します。

👇栽培に適さないトバラ(Tobala)種などの野生のものを乱獲すると、いずれは絶滅します。

だからここまで読んで頂いている「お酒好き」な皆さん、(笑)

もちろん飲んで楽しむことは大事なんですが、

そのお手元にあるお酒が、

どんな人たちによって、

どんな環境で、

どんな風に造られて、

どんな影響を自然環境に与えているのか、

一度ですね、

少しでもご想像だけでもして頂ければと思うんです。

 

メスカルやテキーラだけでなく、

メキシコのアボカドやマンゴーもですね。

 

もっと話を広げれば、

ダイヤモンドや携帯のバッテリーに使われる鉱物、

紛争鉱物って呼ばれているものです。

 

商業が世界に股を掛けて行われるようになり、

日常生活で使われる多くの製品の、

遠く離れた産地について知るのは簡単なことじゃなくなりました。

日本では国産志向、地産地消という動きが出てきているようですが、

それと同じように、

日本国内で生産できない製品、

外国から輸入しなければならない作物に対しても同じように、

遠く離れたその土地の人々や環境のことを考えて、

自分の生活の中で消費活動をしていきたいものですね。

 

安いものには必ずワケがあるはず。

もちろん「安い」製品すべてが悪いわけではないと思いますが、

そろそろですね、

こういう時代にもなりましたので、

「値段」より先の事を考えて購買や消費を行っていきたい、

そう感じるようになった2022年10月の僕です。(笑)

 

そういや、

最近僕と妻は、

値札を見ずに買い物する機会が増えました。(苦笑)

例えば鶏肉。

成長促進ホルモンが使われていない鶏肉はちょっと高いんですが、

そっちを買うようにしてます。

同様に卵も。

オーガニックやケージフリー卵は普通の卵の2倍ぐらいします。

 

メキシコの物価上昇率は9%。

当然家計にも響いているはずですが、

背に腹は代えられない。

そこケチっちゃだめでしょ。(苦笑)

 

最低限の、

健康的な食生活を送るために必要なものは、

高くても買うってことをしています。

 

あ、自分たちの旅行もそうしてます。(笑)

 

その代わり、

無駄に必要ない食品やモノは一切買いません。(笑)

 

そんなことで、値段の先を見て、

豊かな購買、豊かな消費、

そのまた先にある豊かな生活をしていきたい、

そんな風に考える僕らメキシコの夫婦です~

 

アガベ?マゲイ?から始まった結構どうでもいい名称の話、(苦笑)

テキーラ?メスカル?お酒を飲まない人にはどうでもいい話、(苦苦笑)

最後は、

そういった製品から、

それらの値段の先のことを考えて、

これから消費活動をしていきたいという話でした~

 

ぜひですね、

メキシコでそれらの製品が造られるの現地に足を運んで頂き、

いろいろ感じて頂ければ幸いです。

 

では皆さん、

メキシコでお会いしましょう。

 

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