【出張中につき短編キオテ通信】秘境チアパスの旅2日目はパレンケ。

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【出張中につき短編キオテ通信】秘境チアパスの旅2日目はパレンケ。

👆山用の雨合羽で完全防備で臨んだパレンケツアー。

 

さてさて、

昨日の1日で1000キロ弱のドライブで疲れたなんて言ってられません。(苦笑)

だってここからが本番だから。(笑)

 

パレンケは4年前に来た後、

去年に来ようと思ったんですが、

例のナンバープレート盗難事件で行けずじまい。

情報の更新が目的でした。

 

コロナ禍にあって、

今でも一応1日の上限が2000人までという条件付きで開園されていますが、

そこまで観光客は多くありません。

しかも、

この日は雨。

しとしと雨ならまだいいんですが、

結構な雨でした。(濡)

でも僕はいつも山用のポンチョ(雨合羽)を持ち歩いているので無敵です。(笑)

 

また帰宅後に詳しく書きますが、

このパレンケという遺跡は、

クラシコ期後半(500~900年頃)に繁栄した、

マヤ文化を代表する大都市跡の一つ。

カラクムルの全盛期と被りますね。

 

カラクムルはYuknoom Cheen2世から全盛期の幕開け。

その少し前に、

このパレンケにはパカル(Pakal)という王がいました。

直線距離で約240キロ。

両都市の間にはどのような関係があったのでしょうね。

 

パレンケは通称であって、

本名はオトゥルン(Otulum)といいます。

これ”マヤ語”なんですが、

マヤ語にもいろいろあるうちの、

チョル(Chol)語という言語。

 

チョル語はパレンケ周辺と、

その他にラカンドン地方のいくつかの街で、

第一言語として話されています。

ラカンドン地方でも、

全ての街ではないというがまたややこしい。(苦笑)

パレンケはチョル語、

パレスティナはツェルタル語、

ランカハではマヤ・ラカンドン語、

その南のフロンテラ・ロコサルではまたチョル語、

という具合に、

同じマヤ語ファミリーの中のいくつかの言語が、

同じ地域で第一言語として話されているという、

なんとも”不思議な”世界なのです。(僕にとっては)

 

でもこれって素晴らしいこと。

彼らは皆バイリンガルで、

スペイン語も普通に話せるんですが、

日常会話は殆ど全てそれらのマヤ語なんですね。

そしてそれが今も世代を超えて受け継がれているということ。

 

メキシコの北部の方では大分消滅してしまった言語もありますが、

この辺りはまだそれが守られている様子。

 

そう、

それで話がズレましたが、(苦笑)

Otulumがパレンケの名称で、

その語源はマヤ語の中のチョル語、

その意味は「要塞化された家」。

 

その理由はまた後日に。

 

中途半端ですが、

今日はこの辺で一旦切ります。

 

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