世界の人が知らないソチミルコ、見てみません?(笑)

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育児期間中につき、

投稿が断続的になっております~。

落ち着きましたらほぼ毎日投稿に戻します。

ソチミルコってカラフルな筏の場所と思われているらしい。

👆メキシコシティに3つある、教会の中でも最上位のカテドラルの一つ、サン・ベルナルディノ・デ・シエナ(San Bernardino de Siena)教会

 

あんまり、

僕の周りでメキシコ料理大大大好き!

っていう外国人いないんですよね。

メキシコ好きという人はいても、

大が三つ以上つくほどメキシコ料理が好き!

という人は実は少ない、

というのは僕の肌感覚なので充てにしないでください。(苦笑)

 

メキシコ料理大大大好きを自称する僕だって、

食べられないものや、

あんまり好きじゃないメキシコ料理だってあります。

 

如何せん、

家で日常的に作るのがちょいと大変というのもあって、

こてこての家庭料理を毎日食べるには至っていない、

自称メキシコ料理大大大好きのメキシコガイド岩﨑功でございます。(苦笑)

 

メキシコ、

というか他の国でもどこでも、

その土地にある程度の期間住んでいれば、

それなりにその土地の食べ物を食べるようになるものですが、

たまにまだ食べたことがなかった料理に出会うことも。

 

そういう料理って、

超ローカルなので、

地元の人でも知らないことがあるくらい。

毎日のように市場に行くなり、

気合を入れてローラー作戦でご当地グルメ探しでもしないと、

地元の人でも見逃してしまうものがあります。

 

ソチミルコに行く人たちは、

もっぱら「あのカラフルな筏」に乗るために行くようですが、

そんな超ご当地グルメ、

そしてその歴史も見逃せないのがソチミルコの魅力。

 

んで、まずですね、

そもそもソチミルコとは何ぞや、

ということですが、

これについて詳しく解説している日本語の資料がなければ、

あんまり説明したがるガイドさんもいないらしい。

これも僕の肌感覚なので充てにしないでください。(苦笑)

 

てなわけでして、

グルメの話題の前に、

歴史の部分をちょっとだけサラっと書いときます。(笑)

 

ソチミルコってXochimilcoと書くんですが、

日本の人はXから始まる単語は見慣れないと思います。

ところがスペイン語、

じゃなくてメキシコには、

Xから始まる単語がいくつかあって、

Xalapa

とか、

xoconostle

とか、

xoloitzcuintle

とか、

Xicochimalco

とか、

まぁ探せばたくさん出てくるわけです、Xから始まる単語。

👆これナワトル語なんです。

 

その内の一つがXochimilco。

これはナワトル語というメキシコ古来の言語の3つの単語の造語でして、

Xochi=Xochitl=花

Mil=Milli=畑

Co=場所

から来ているということは、

よく書かれていますよね~。

 

じゃあ、

いつからどんな人が住んでいて、

当時はどんな場所だったのかっていう話。

なんで今、

メキシコシティの中心部歴史地区と並び、

世界遺産に指定されているのか。

 

今日ソチミルコと呼ばれている場所には、

「ソチミルカ」というナワ系の部族が住んでいました。

Xochimilcaと書きます。

語尾のCaは人々を表すナワトル語の単語。

メシカ(Mexica)のCaと同じですね。

月の神Metztliの場所CoというのがMEXICOの語源、

そこに住んでいたMetztliの人々をメシカ族と言います。

皆さんもご存じの、

テノチティトランを首都としたアステカ帝国の人々。

👆だから、

厳密にはアステカではなくてメシカ帝国なんです~、

というはこれまでにも幾度か書いてきました。

アステカというのはもっと大枠で、

別の部族も含まれちゃうためです。

 

そんで、

そのソチミルカ族がずぅっと昔からこの地に住んでいたのかというと、

それもちょっと違いまして、

ソチミルカ族が今日メキシコシティがあるメキシコ盆地にやって来たのは、

ポスクラシコ期前期(AD900年~)だと考えられています。

 

ちょうどクラシコ期(AD200~900)の末には、

メソアメリカ各地で民族の大移動や、

マヤなどの巨大都市から人々が放棄されたという、

不思議現象が起こっていた時代。

北西部からの移住者もこの時期に重なるもので、

有名なものに、

「ナワ系の7部族」の移住というのがあります。

 

ナワ系というのは、

ナワトル語を話す部族。

ナワトル語というのはジュトアステカ語族(覚えなくてもいい)という言語族の一部で、

彼らは今日のロサンゼルスがあるカリフォルニア南部の方から、

紀元前2500年ぐらいかそれよりも前に、

メキシコの方に南下してきたと考えられています。

 

そのナワトル語を話す部族に「7つ」の部族というのがあって、

年代を分けてメキシコ中央部、

現在のメキシコシティがあるメキシコ盆地やその周辺に向かって移住をしてきました。

その最初の頃の移住者がこのソチミルカ族。

その最後がアステカで知られるメシカ族。

だから、

メシカ族が1200年代にやってきた頃には、

メキシコ盆地の各地には、

既に先に到着していた部族が勢力を張っていたんですね。

今でこそ「メシカ帝国」なんていう帝国をつくった、

暴力的で野蛮で強大な勢力を誇った部族として知られるメシカ族ですが、

当初は「奴隷」のような存在で、

メキシコ盆地各地を転々とする生活をしていたんです。

 

ソチミルカ族に話を戻すと・・・

 

続きは次回に~・・・(笑)

 

ソチミルコの話・後編

 

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