アメリカ大陸最初のクリスマスの話・その2

メキシコ在住15年目、

「メキシコの素顔を世界に!

をモットーに、

メキシコ公認ツアーガイド兼ドライバーの岩﨑コウです。

 

アメリカ大陸最初のクリスマスの話・その2

☝メテペック(Metepec)のナスィミエントは地元産品のバロ(素焼き)です。

 

ご注意:
キリスト教に関わる内容です。
無宗教という中立的な立場からメキシコの史実に基づいて書いております。
キリスト教徒の方にはご納得頂けない事柄である可能性が考えられます。
ご心配な方はまた明日覗いてください。

 

その1はこちら~

【その1】アメリカ大陸最初のクリスマス

 

クリスマスはいつからアメリカ大陸にあるのか。

 

答えを先に言ってしまうと、、、

スペイン人が入って来てからです。

 

ということは、

1519年以降。

 

無論それより前というのは、

クリスマス、

クリスマスツリー、

ナヴィダッ、

ノチェブエナ、

サンタクロース、

プレゼント交換、

レジェス・マゴス

・・・・・

などという習慣というのは、

今日アメリカやメキシコがある

南北アメリカ大陸の地には無かったのです。

 

クリスマスって、

キリスト教の習慣という事は皆さんご存知の通りで、

アメリカ大陸に伝わる前までは、

既にヨーロッパで

1000年以上に渡って行われていた習慣ですね。

 

だから、

キリスト教のヨーロッパ人達がどこに行きつこうが、、

その習慣を継続する、

というのは普通に考えられることだと思うのです。

 

いくらメキシコ料理が大大大好きな僕でも、

日本食には目がない僕が、

メキシコにいようが、

機上にいようが、

宇宙にいようが、

日本食をチョイスしたくなるのと同じ感覚。(苦笑)

 

☝はい、例が異様です。(苦笑)

 

でも僕の場合は、

日本食をメキシコ人の嫁に強制しません。

納豆がキライなら食べなくてもイイヨ、と。(ウンウン分かるよ)

食感がキモいからってウドンがキライでもぜんぜんへっちゃらよ、と。(ハッ!?)

でも日本酒がお好きならどうぞどうぞ、と。(イケてるね君)

 

何が言いたいのかと言うと、

選択するのは「あなた」です。

 

ココロ優しいスペイン人で、

本当にキリストの魂を受け継いでいるキリスト教徒だったら、

もうちょっと広い心で、

「カトリックが嫌なら別にいいんですよ」

「聖母に興味が無いならご自分達の神を信じ続けていいですよ。それで幸せなら。」

と現地の人達に言えたはず。

 

でもそうはならなかった。

 

何をしたのかと言うと、

「布教」の名のもとに行われた、

「強制改宗作戦」です。

 

ありとあらゆる手段を使い、

地元の人々を「騙し」、「虐げ」、

カトリック教に「改宗」させたのでした。

 

以前書きました、

「褐色の聖母グアダルーペ」の伝説も同じです。

フアン・ディエゴという人は実在したと思いますが、

それに伴う「聖母の出現ストーリー」は・・・

 

ここでは

「創造されたお話」、

とします。

 

あとは先月の「死者の日」もそうです。

 

もともとメソアメリカにあった、

トウモロコシの収穫の時期に行われていた死者を敬う儀式を利用し、

カトリックの聖人を敬う習慣が行われていた11月1日‐2日をメキシコの「死者の日」としました。

 

クリスマスもです。

 

スペイン人修道士たちは、

どうしたら早く地元の人達をカトリックに改宗できるかを考えていました。

 

そこで思いついたのは、

冬に行われていた、

メシカ(アステカ)の神、戦いと太陽の神

ウィツィロ・ポシュトゥリの生誕を祝う儀式、

パンケツァリストゥリ(Panquetzaliztli)を利用したのです。

☝知らなくてもいいです(苦笑)

 

ここから、

アメリカ大陸で初めての、

「クリスマスの習慣」が始まったのです。

 

そしてその中のいくつかの重要な要素が、

形を変えつつも、

現代まで受けつがれているのです。

 

次回はその各要素について書きます~

 

#MexicoCentralTours

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