メキシコの死者の日

点ではなく、線で体験。
「死者の日」で終わらない、
一生に一度の深層旅。

観光ではない、“本物の死者の日”へ

オアハカ・ミチョアカン・メキシコシティの「死者の日」総なめ+αツアー

メキシコの「死者の日」は、華やかなパレードや装飾のイメージで語られることが多いですが、その本質はまったく異なります。

それは、亡くなった家族や大切な人がこの世に戻ってくると信じ、共に時間を過ごす、静かで、深く、温かい文化です。

このツアーでは、観光客向けに作られたイベントではなく、現地の人々が本当に大切にしている“死者の日”に触れていただきます。

ロウソクの灯り、マリーゴールドの香り、そして家族が語りかける静かな時間。

訪れるのは、通常の観光ツアーでは行けない、死者の日文化が色濃く残る小さな村や町。道中では地域の自然や歴史スポットにも立ち寄り、「死者の日」だけでなく「メキシコの素顔」も同時に感じられる、まさに一度で二度美味しいツアーです。

ただ「見る」だけでは決して分からない、メキシコの本質に触れる旅です。


  • 日程:毎年10月最終週〜11月1週目(9日間〜)
  • 人数:最大4名様(原則プライベート・ライドシェアも可)
  • 「オアハカ・ミチョアカン・メキシコシティの「死者の日」総なめ」 は調整自由で、「ミチョアカンだけ」「オアハカだけ」も可能

なぜ“9日間~”なのか

メキシコのオアハカの家族と団欒
死者の日+現地の方々との団欒

このツアーは、あえて最低9日間としています。

それは単に滞在を長くするためではありません。

多くの方にとって、メキシコは「一生に一度の旅」になる可能性が高い国です。

だからこそ私は「死者の日」だけを切り取るのではなく、

  • メキシコという国の“本当の姿”を
  • 一つの流れとして体験していただくこと

を大切にしています。

文化、歴史、自然、人々の暮らし。

それらを断片的ではなく、“繋がりのある体験”として感じていただくための9日間です。

このツアーで体験する“本来の死者の日”

故人との束の間の団欒

夜の墓地には、無数のロウソクの灯りがともり、花で彩られた祭壇の前で、人々は静かに語りかけます。

笑い声と涙が混ざり合う、特別な時間。

観光として消費されるイベントとは違い、そこには確かに“生きている文化”があります。

お墓を囲む家族

このツアーでは、

  • 現地の人々が実際に過ごす死者の日
  • 観光では立ち入れない空気感
  • 五感で感じる文化としての体験

を大切にご案内します。

死者の日だけでは終わらない旅

メキシコの伝統オトミ刺繍
テナンゴ刺繍を作る家庭で

この旅の価値は、死者の日だけではありません。

その前後にある時間こそが、体験の深さを大きく変えます。

例えば、

  • 歴史を感じる街並み
  • その土地ならではの食文化
  • 日常の中にある人々の暮らし

それらを実際に体験した上で迎える死者の日は、単なるイベントではなく、「文化として理解できる時間」に変わります。

点ではなく“線”で体験するメキシコ

これが、このツアーの本質です。

他のツアーとの決定的な違い

メキシコでマヤ料理教室
現地の方々とお料理体験

一般的なツアーは「死者の日」というイベント単体を体験します。

しかしこのツアーは、

  • 死者の日+メキシコの素顔
  • 表と裏の両方を体験する設計

になっています。

短期間では決して見えない“この国の本質”に触れていただけます。

なぜこの体験が可能なのか

現地の方々との交流を大切にしています

私はメキシコに20年住み、日々この国の文化の中で生活しています。

観光では見えない部分、現地の人々との関係性の中でしか触れられない時間。

それらをつなぎ合わせることで、初めて「メキシコの素顔」が見えてきます。

だからこそこのツアーでは、単なる観光ではなく、一つの体験として旅を設計しています。

ツアー内容

オアハカ観光を楽しむメキシコの旅行者
  • 訪問地:死者の日(メキシコシティ・オアハカ・ミチョアカン)+周辺各地
  • 体験内容:死者の日墓地巡り/文化体験/自然体験
  • 移動:専用車・ルートによっては帰りはドロップオフで飛行機も可
  • ツアー日数:8泊9日~(9日間〜)

このような方におすすめです

旅は出会いから豊かになる
  • 一生に一度のメキシコ旅行を本物の体験にしたい方
  • 死者の日だけで終わらせたくない方
  • 死者の日をただの観光ではなく文化として理解したい方
  • 深く記憶に残る旅を求めている方

など

MCTの死者の日ツアーが特別な理由

マヤのコミュニティーの方々
料理以上に友情も生まれました

死者の日は、本来、家族のための時間です。そして、メキシコという国もまた、1〜2週間で理解できるほど単純なものではありません。

広く、深く、そして人の営みが色濃く残る国です。

だからこそこのツアーでは、限られた時間の中でも、“本質に触れる体験”を大切にしています。

ここでいう本質とは、観光として整えられたものではなく、その土地に生きる人々の素顔です。観光地化が進めば進むほど、文化や伝統は“見せるための形”へと変わっていきます。

しかしそれは、本来の姿ではありません。

本来の文化は、もっと静かで、もっと人の日々の営みの中に溶け込んでいるものです。そしてそれは、外から眺めているだけでは決して見えてきません。

MCTのツアーは、そうした時代の流れにあえて逆らい、“人”にフォーカスする旅を大切にしています。

人と人との距離感、家族との関係、言葉にならないやり取り。

「死者の日」という文化の中には、現代の私たちが忘れかけている人間らしい関係性が、今も確かに残っています。

この旅を通して、もう一度「人」とは何か、「家族」とは何かに触れてみませんか。

募集について

メキシコ観光ガイド

死者の日は年に一度、限られた期間のみ。

さらに本ツアーは毎年人気ツアーとなっており、毎年先着順でご案内を承っております。お早めにお問い合わせください。

ガイド紹介

メキシコガイドの岩﨑功

メキシコ政府認定ガイドの岩﨑功(こう)です。

メキシコ在住20年、観光では見えない“リアルなメキシコ”をご案内しております。

詳しくはこちらの自己紹介ページをご覧ください。

最後に

もしこの旅が、あなたにとって「一生に一度のメキシコ」になるとしたら。

その時間を、ただの観光で終わらせるのか。
それとも、深く記憶に残る体験にするのか。

このツアーは、そのためにあります。

ツアー情報

リメンバーミーの舞台にお連れします

公式には明かされていませんが、リメンバーミーのモデルになったとされる場所へご案内します。

007Spectreに登場する場所をご案内します

映画にご興味ある方でしたら、映画の撮影スポットにご案内することも可能です。例えば007 Spectreのこのようなシーンです。

このツアーで行くことができる場所の例と「死者の日」旅行の広げ方

  • 9日間▶オアハカ+ミチョアカン+メキシコシティ+グアナファト州+ケレタロ州
  • 10日間▶上記の全ての地域+タスコ方面またはベラクルス方面
  • 11日間~▶全てを網羅する縦断ルートがおすすめ

民族性豊かなオアハカの歴史を体感する

オアハカ現地の家庭で交流体験

歴史と食の街プエブラ市

ベラクルスからはじまるメキシコ“再”発見の旅

グアナファト方面世界遺産4都市周遊

メキシコの「死者の日」とは

メキシコの「死者の日(Día de los Muertos)」は、2008年にユネスコの無形文化遺産に登録された、世界的にも注目される文化行事です。この他にも、ミチョアカン州の郷土料理やマリアッチ音楽なども無形文化遺産として登録されており、メキシコの文化がいかに多彩で奥深いかがよくわかります。

メキシコは「ピラミッドとビーチ」だけの国ではありません。死者の日こそ、メキシコ文化の本質に触れられる貴重な機会なのです。

死者の日の起源

現代メキシコの「死者の日(Día de los Muertos)」を本当に理解するには、その背景にあるメキシコの歴史と文化に目を向ける必要があります。とはいえ、現在のメキシコ文化の成り立ちは非常に複雑で、簡単に紐解けるものではありません。なぜなら、メキシコという国は、大きく3つの異なる時代と文化が融合してできたものだからです。

1つ目は、1521年にスペイン人がアステカ帝国(メシカ)を征服する以前の先住民文化(メソアメリカ文明)
2つ目は、その後300年間にわたるスペインによる植民地時代
そして3つ目が、1821年の独立以降に築かれてきた、現在のメキシコ国家としての文化です。

スペイン支配以前のメキシコには、メシカ(アステカ)やマヤだけでなく、テオティワカン、プレペチャ、ミクステカ、トトナカ、サポテカ、トラスカルテカなど、数多くの民族・部族が存在していました。それぞれが独自の暦や神話、死生観を持ち、豊かな文化を築いていたのです。

しかし、スペイン人による征服とキリスト教の布教は、これらの先住文化に大きな衝撃を与えました。伝統的な信仰や価値観は破壊され、多くの人々がそのアイデンティティを根底から揺るがされました。それはまさに、「天と地がひっくり返る」ような出来事だったのです。

このように、現代メキシコの文化的ルーツを一言で語るのは難しく、死者の日もその複雑な歴史の中で生まれた行事だと言えるでしょう。

今日のメキシコ人が、過去の失われた文化やスペインに対して強い怒りや悲しみを抱いているわけではありません。しかし、スペイン征服以前から続く、「死者を敬い、命の循環を祝う」という精神は、形を変えながらも500年以上にわたって受け継がれています

特に、主食であるトウモロコシの収穫期にあたるこの時期に、亡き人を偲び、家族とともに過ごすという風習は、今もメキシコ各地で大切に守られています。それが「死者の日」として現代に伝わり、メキシコ人にとって「死」とは決して終わりではなく、次の命への始まりととらえられているのです。

日本のお盆と似ている?死者の日の由来と歴史

死者の日は“家族で墓参りをする”という点で、日本のお盆とよく似た側面を持っています。その起源は、スペインによる植民地化以前のメソアメリカ時代にまでさかのぼります。

当時の人々は、農作物の収穫期を「死」と結びつけ、そこから新しい命(春の発芽)を生み出すという、循環する命の信仰を持っていました。やがて1521年以降、スペイン人がカトリック文化を持ち込み、11月1日の「諸聖人の日」と11月2日の「死者の日」という宗教行事と融合。こうして現在の形となったのが、メキシコ独自の「死者の日」です。

死者の日のカレンダー

メキシコの死者の日の祭壇
死者の日の祭壇

メキシコの死者の日は、一般的に「11月1日・2日」とされていますが、実は意味や日程が細かく異なります。

たとえば:

  • 10月28日:事故や災害で亡くなった方々を迎える日
  • 10月30日:洗礼を受けていない子どもたちのための死者の日
  • 11月1日:子どもの魂を迎える「小さな死者の日」
  • 11月2日:大人の魂を迎える「死者の日」

このように、死者の日は単なるイベントではなく、地域や家族ごとの信仰や習慣が色濃く表れる、命をつなぐ文化遺産なのです。

オフレンダ=祭壇

メキシコの死者の日のオフレンダ祭壇
死者の日の祭壇

「死者の日(Día de los Muertos)」には、多くのメキシコの家庭で**祭壇(オフレンダ)**が用意されます。これは、亡くなった人の魂が迷わず家に戻ってこられるようにするための、心のこもった準備です。

祭壇には、故人の生前の写真を飾り、また、あの世に戻る前にしっかりと栄養をとってもらうという意味を込めて、故人が生前に好んでいた料理や飲み物が器に盛られて供えられます。これにより、魂が安心して帰ってこられるようにするのです。

さらに重要なのが、ろうそくの灯りと、オレンジ色の花「センパスチル(Cempasúchil)」、いわゆるマリーゴールドの花を使った道づくりです。センパスチルの強い香りと鮮やかな色が、魂の道しるべになると信じられており、玄関から祭壇までを導くように花びらを並べます。

なお、このマリーゴールドで道をつくる習慣は、スペイン植民地時代に始まったものとされており、メソアメリカ時代の文化とカトリックの影響が融合した代表的な例でもあります。

死者の日の過ごし方

メキシコの死者の日
死者の日の墓地

メキシコの伝統的な「死者の日(Día de los Muertos)」では、11月1日になると家族そろって墓地を訪れ、亡き人の墓を丁寧に掃除し、花を手向けます。この日、墓地は静かな追悼の場ではなく、にぎやかな再会の場所となります。

地域によっては、マリアッチによる生演奏や、歌を歌いながら食事やお酒を楽しむなど、まるでお祭りのように盛り上がるのが特徴です。墓地の一角で家族が食卓を囲み、亡き人と一緒に束の間の時間を過ごす。そう、この日だけは「死者」ではなく、「よみがえった家族」として迎え、一緒に楽しむ日なのです。

この風習は、ただの伝統として続けられているだけではありません。どのように死者を迎え入れ、共に過ごすかによって、その年の家族の繁栄や運命が左右されるとも信じられており、先祖を敬う心と信仰が深く結びついている行事です。

11月2日、魂たちが再びあちらの世界へ戻ったあと、祭壇に供えられていた料理やお菓子は、集まった家族みんなで分け合って食べるのが習わしです。こうして、にぎやかで温かい「死者の日」は静かに幕を閉じます。

死者の日のカタチ

「死者の日(Día de los Muertos)」というと、カラフルでにぎやかなオアハカの風景を思い浮かべる方も多いかもしれません。しかし、現代版の「死者の日」の起源は、実はミチョアカン州のパツクアロ湖周辺にあります

この地域に古くから伝わる純粋で深い死者への祈りの習慣は、1930年代に当時のミチョアカン州出身のラサロ・カルデナス大統領の強い後押しによって、全国的な文化行事として広まりました。彼の肝いりにより、パツクアロの死者の日のあり方が“模範”とされ、メキシコ全土に紹介されたのです。

今日、死者の日はメキシコを代表する伝統文化として国内外で知られていますが、その精神的なルーツには、ミチョアカンの死生観と先住民の信仰心が色濃く反映されています

死者の日とハロウィンは別物

近年、メキシコ文化を題材にした映画が世界中で注目を集めています。たとえば、007『スペクター』では冒頭に登場する大規模な仮装パレードが印象的でした。また、ディズニー映画『リメンバー・ミー(Coco)』は、まさに「死者の日(Día de los Muertos)」をテーマにした作品として、日本でも多くの方に知られるようになりました。さらにはアカデミー賞を受賞した映画『ROMA』**でも、メキシコの生活文化や価値観が丁寧に描かれています。

こうした映画の影響もあり、日本では「死者の日=ハロウィンのような仮装パレード」と思われている方も少なくありません。実際、お客様の中にも「仮装パレードに参加したい!」というご希望をお持ちの方がいらっしゃいます。

もちろん、せっかくのメキシコ旅行ですから、現地のイベントや華やかな雰囲気を楽しむのは素晴らしいことです。しかし同時に、その文化がどのような歴史や信仰の中で生まれたのかを知ることも大切です。

背景を知れば、メキシコの「死者の日」と欧米の「ハロウィン」は似て非なるものであるということが自然と見えてきます。仮装やにぎやかな演出の裏側にある、家族への思いや亡き人への祈りといった深い意味合いに気づくことで、旅の体験はさらに豊かになるはずです。

ガイコツの正体

現在人気の「死者の日」の仮装パレードやフェイスペイントは、007『スペクター』の影響で観光イベントとして広まりましたが、もともと伝統的な行事ではありません。起源となったのは、19世紀末に登場した風刺画「カラベラ・ガルバンセラ(骸骨の女性)」。これは、ヨーロッパ文化に憧れ自国の伝統を軽視する当時の上流階級や政府を風刺するものでした。こうした背景を知らずに骸骨メイクをする人が多いのが現状です。

【お願い】墓地への訪問は礼節を持って行いましょう

近年、オアハカを中心に「死者の日」を体験しようと、世界中から多くの観光客がメキシコを訪れています。メキシコ文化への関心が高まるのは喜ばしいことですが、残念ながら「死者の日」とハロウィンを混同し、酒を片手に過剰な仮装で墓地内ではしゃぐ外国人の姿も見かけます。

本来、墓地はその地域の人々にとって大切な祈りと記憶の場であり、観光地ではありません。私たちは、この特別な期間だけ、地元の方々の厚意により、その伝統的な風習をそっと見学させていただいている立場なのです。日本でも墓地で騒げば不謹慎とされるように、メキシコでも敬意を払って行動することが大切です。

【ご予約】2026年-2028年の死者の日ツアー受付中!

先着1組限定・本場でしか味わえない感動体験をあなたに

毎年大好評の「メキシコ 死者の日スペシャルツアー」、2026年-2028年の受付を開始しました!
11月1日と2日の
「死者の日(Día de Muertos)」を中心に、最低9日間からのご参加が可能です。
9日間以上であれば、観光の内容は自由にカスタマイズできます。文化体験を深めるも良し、遺跡や自然を巡るも良し――あなただけのオリジナルプランが作れます。

ガイドの岩﨑はワンオペで丁寧にご案内しているため、毎年1組限定の特別枠となります。
先着順での受付となりますので、ご興味のある方はお早めにお問い合わせください。

「死者の日」写真ギャラリー

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